韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は文在寅(ムン・ジェイン)政府が韓日の「哨戒機葛藤」に対する日本側から謝罪を受けるために努力したが、受けられなかったと明らかにした。
李長官は12日、国会の対政府質問に出席し「日本側から哨戒機葛藤関連で謝罪を受けたのか」という共に民主党の田溶冀(チョン・ヨンギ)議員の質問に「受けていないと聞いている。前政権で4年以上(謝罪を受けようと)努力したが、受けることができなかった」と答えた。
当時、日本側は「韓国海軍艦が哨戒機に向かって攻撃直前の行為に見なせる射撃統制レーダーを稼動した」と主張したが、韓国軍は「事実無根」と対抗し、真実攻防が繰り広げられた。
李長官は4日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)への出席を機に開かれた浜田靖一防衛相と韓日国防相会談当時、両国間の哨戒機葛藤を収拾し、再発防止対策を講じることで合意した。
李長官は「韓国が哨戒機事件以降改正した日本哨戒機の対応指針を撤回する準備をしている」という日本メディアの報道に関連しては「事実ではない」と否認した。
(引用ここまで)
韓国の国防部長官が韓国海軍による火器管制レーダー照射事件について「ムン・ジェイン政権時代に日本からの謝罪を求めたが受けられなかった」と国会で発言。
これ、事件当時から日本側にも認識されていたことなのですけども。
韓国大統領府的には「一方的に低空飛行してきた日本が悪い」としているのですね。
あれだけ状況証拠が揃っていて、韓国側の自己弁護動画がゴミでしかないものしか作れなかったにも関わらず。
……改めて動画見たんだけどだっさいっていうか。
北朝鮮の朝鮮中央TVの血脈って韓国にも確実にあるよねっていう。
韓国側は「自分たちは悪くない、低空飛行してきた日本が悪いだけ」という認識なのです。
それが今回の国防部長官による「ムン政権は日本からの謝罪を受けられなかった」との発言につながるわけです。
もうひとつはムン政権時代に定められた「日本の哨戒機が近づいてきたら火器管制レーダーを照射せよ」とする指針について、削除されるのではないかともされていたのですが。
削除は事実ではない、とも明言。
ま、日韓関係はこんなもんじゃないかな、といった感じです。
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