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カテゴリ:処理水放出の記事一覧

韓国野党「ユン政権は福島汚染水対策は怠慢だ!」と水産物完全輸入停止と国際裁判所への提訴を求める

カテゴリ:処理水放出 コメント:(43)
3週間前のまま… 進展のない「福島汚染水」対策(ノーカットニュース・朝鮮語)
日本の核汚染水放流確定から3週間が過ぎたが、海洋環境についての主務省である海洋水産部は特に進展した対応なしに「検査拡大」など既存の方針だけ維持した。すると野党が国際海洋法裁判所暫定措置請求を促す国会決議案の発議で圧迫した。

11日大統領業務報告でチョ・スンファン海洋水産部長官は海水・水産物放射能検査強化、日本産水産物原産地追跡強化を日本福島汚染水放流に対する対応策として報告した。

まず、我が海域の汚染水流入可否の持続確認のために放射能測定点を現行45ヶ所から52ヶ所に拡大し、このうち26ヶ所は2ヶ月に1回程度で頻繁に測定を行うということだ。

また、国内の水産物で放射能が検出されるか確認するための100種類以上の水産物対象年間5千件以上の検査を実施し、原産地確認品目の拡大や輸入履歴の追跡強化などで、日本産水産物の原産地偽造遮断などを提示した。 (中略)

海洋水産部部が取ることができる他の追加対応が依然として提示されなかった。

実際、去る1日、国会農林畜産食品海洋水産委全体会議でチョ長官は「日本をさらに圧迫できる水産物輸入全面禁止措置を検討する必要がないか」と、民主党の金承南議員に「検討させる」と答えた 。しかし、輸入禁止措置の可否は発表されなかった。
(引用ここまで)


 韓国の野党議員が「韓国政府は日本の汚染水放出にもっと積極対応しろ」と激オコ。
 自分たちが与党だった時にもなにもできなかったくせに、とも思いますけどね。
 でもって、やれっていっているのが「水産物の輸入停止拡大」と「国際裁判所への提訴」なんですって。

 っていうか、福島産の水産物の輸入規制緩和・撤廃はここ2年だけ見てもレバノン、UAE、イスラエル、シンガポール、アメリカ、イギリス、インドネシア、香港、仏領ポリネシア、EU、台湾と続いている。
 いまだに大規模な輸入停止をしているのは中国と韓国くらいなものですわ。
 しかも、なんの規制緩和もしていない。

 前述のように規制緩和・撤廃は世界的な方向性です。
 すなわち、「科学的な取り組み」をこぞってやってくれているわけですね。
 農水省や外務省からの働きかけもあるとは思いますが。


 んで、もうひとつの要望が国際海洋法裁判所への提訴なのだそうですが。

野「ユン政府、福島汚染水放出事実上黙認…阻止する」(聯合ニュース・朝鮮語)
パク・ホングン代表は「ドイツのある海洋研究所分析によると、福島原発汚染水が放流された後、7ヶ月で済州沖に汚染水が広がるという。提訴しなければならない」と明らかにした。

サム・ソンゴン団長も「日本政府が計画どおり来年4月から汚染水海洋放出を始めれば、来年末から韓国海が放射能の脅威に置かれる」とし「原発汚染水海洋放出阻止に当力を集めるだろう」と明らかにした。

対応団は、政府が国際海洋法裁判所に提訴するよう促し、日本政府が放出計画を撤回するよう要求する計画だ。
(引用ここまで)

 「ドイツのある海洋研究所が7ヶ月後に最終沖に汚染水が広がる」としたそうですよ。
 どの研究所なんだか……。
 少なくともうちが把握しているかぎり、そんなことを言っているのは例の済州研究所だけです
 あとグリーンピース。

 なんでもそれぞれ国会決議を発議すると鼻息も荒い模様。
 ただ、なんで自分たちが与党の時にそれをやらなかったんでしょうかね?
 いつでもできる余裕はあったはずなのになぁ。不思議ですね?

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韓国政府、「日本の汚染水放出を国際裁判所への提訴を検討している」と言うものの……

韓国海洋水産相 福島原発汚染水海洋放出「国際裁判所への提訴検討」(聯合ニュース)
韓国の趙承煥(チョ・スンファン)海洋水産部長官は1日に開かれた国会農林畜産食品海洋水産委員会で、日本による東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出問題を巡り、国際海洋法裁判所に提訴する可能性について、「政府の合同タスクフォース(TF)が何回も検討しているものと承知している」と述べた。 (中略)

 ただ趙氏は、「外交に関わる懸案であるため、進行状況については正確に(知らされていない)」として慎重な姿勢を示した。また「(海洋放出の)安定性に関連してはIAEA(国際原子力機関)の点検団に国内の研究者が参加している」と説明した。

 野党「共に民主党」に所属する国会議員が「環境団体や水産業界は政府が事実上、汚染水放出を容認しているとみなしている」と指摘し、放出を防ぐことを政府方針にしないのはなぜかと質問したことに対し、趙氏は「政府は基本的に汚染水が放出されないよう努力を続けている」と答弁。「放出を容認するというより、汚染水放出に対して備えなければならないという考え」と述べた。

 同委員会では韓国だけで海洋放出を防ぐことができないのであれば太平洋沿岸国と連携するよう求める指摘など、福島原発の汚染水の海洋放出問題に関する質疑が相次いだ。

 趙氏は「多国間協議で問題提起を続け、国務調整室長主宰のTFも構成した」とし、「科学的で客観的な検証を引き続き強調している」と説明した。 
(引用ここまで)


 日本政府が処理水放出を決めてからこっち、韓国では「国際裁判所に提訴する」という選択肢をずっとちらつかせてきたのですよ。
 最初にやったのはムン・ジェイン大統領(当時)で、激昂して「国際海洋法裁判所に提訴を検討せよ」と閣僚に命じたとされています。
 ただ、その後に検討したものの「勝訴の可能性は低い」との評価が出て、うやむやになってました。

 ま、実際問題として被害をどう証明するのかって話で。
 たとえば韓国沿岸のトリチウムの値が高くなったとして、それが日本の処理水放出によって生じたものだと証明しなければならない。
 韓国の原発から生じたものではない、と証明することはほぼ不可能。

 じゃあ、事前に仮処分として「放出の阻止を」ってするとしても「え、IAEAに認められた放出手段に従っている海洋放出を止めるの? どんな理由で?」ってなる。


 ま、しっかりとIAEAと連携して、かつアメリカからの支持を得るという地道な活動をしてきたおかげですかね。
 当時、韓国政府からは「絶対に容認しない」とかいう強い言葉での非難がありましたが。
 実効的な対抗策はなにも出せていない。
 というか、IAEAのモニタリングに参加しちゃっていて、放出を容認する方向性になっている。

 最後に「多国間外交で問題提起をする」としていますが。
 現状、処理水放出に反対しているのって韓国・中国・北朝鮮・ロシアくらいなものですからね。
 見事なまでのレッドチーム具合ですが。

 中国に離間の計をかけられていることも自覚できていないようです。
 ま、「提訴するぞ、するからな!」って叫ぶこと自体がカードになると思っているのでしょう。
 そんな風に感じていないからさくさくIAEAと連携していて、韓国には「説明会」しかやらないって方針を貫いているのですけどね。

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韓国メディア「日本の汚染水は韓国の原発全部から1年間に排出される4倍の量だ」……その量を30年かけて放出するって書かないのはなんでなんですかね?

日本の放流する放射能汚染水、韓国の海にどのような影響?…尹政府は回答なし(ハンギョレ)
 東京電力は、浄化できないトリチウムは海水を引き込み濃度を排出基準の40分の1未満になるまで薄めて排出することにした。その場合、海水中に入るトリチウムの総量は変わらない。汚染水中のトリチウムの放射能総量は約860兆Bq(ベクレル)と推定される。

 これは韓国の原発全体で年間に排出するトリチウムの約4倍を超える量だ。昨年、月城(ウォルソン)原発で流出の物議を醸したトリチウムは、汚染された水産物を通じて人体に入り、有機結合トリチウムに転換されれば、内部被爆を起こすことが知られている。

 このように日本が海に放流する汚染水の中の放射性物質が、隣接する韓国にどのような影響を及ぼすのかという質問に、韓国政府は答えを出せずにいる。

 韓国政府は22日に関係省庁会議を開き、「原子力研究院と海洋科学技術院がシミュレーションの正確性向上のために(分析)モデルを高度化中であり、日本との二者疎通・協議チャンネルを通じて、安全性の検討に必要な十分な情報提供と原発汚染水の安全な処理のための責任ある対応を持続的に促す計画」だと付け加えた。

 結局、放流状況を仮定し影響を分析する上で必要な情報を日本から提供されずにいるだけでなく、情報が提供されてもまともに分析する放射性物質の海洋拡散シミュレーションモデルも完成していないという話だ。

 福島原発汚染水の海洋放出影響分析が遅れていることについて、海洋水産部の関係者は「今でもシミュレーション分析をすることはできるが、モデルの正確度が下がる問題点があるため実施していない」として「分析結果を国際社会に発表しても、論理的に対応可能な水準までモデルの正確性を引き上げて実施しようということ」と話した。科学技術情報通信部の関係者は「モデルの高度化は当初計画した日程どおりに推進されている」として「計画どおり終えられれば、年内に最初の分析結果が出せるだろう」と話した。
(引用ここまで・太字引用者)


 ちょっと面白い記事だったのでピックアップ。
 まず、最初の太字部分。これいいなぁ。
 「韓国の原発全体で年間に排出するトリチウムの約4倍を超える量」ですからね。
 その「4倍の量」を30年間かけて放出する、ということを書いていない。
 あたかも「日本が一気に汚染水を放出する」かのように書いている。

 いやぁ、らしいわ。
 ハンギョレは韓国の左派紙、その中でも極左紙といっても過言ではないのですが。
 当然のようにアンチ原子力であり、再生可能エネルギー推し。
 先日も「再生可能エネルギーは安いのだから原子力など打ち棄てろ」とする社説を書いています。

[社説]日増しに安くなる再生可能エネルギー、原発にこだわっている時ではない(ハンギョレ)

 問題はベース電力になるかどうかであって、安いかどうかじゃないって話をいつまで経っても理解しようとしない。
 というか、不利な部分を語ろうとしていない。
 ま、こういう部分は誰しもある部分ですけどね。こうして素人にも看破されてしまうのだから、やめたほうがいいと思いますよ?


 「有機結合トリチウムに転換されれば」っていうのも同様で、どのくらいの頻度でどう転換されて、どのくらいの被害が起きるのかって話なんですよね。
 あまりにも濃度の高い、かつ大量のトリチウム水を垂れ流した際に魚介類にそうした反応があった、とはされているのですが。
 今回の処理水放出はそうした懸念も考慮した上での濃度の調整を行っている。
 IAEAがそうした部分を主導しているってことを完全に無視しているんだよな。
 まあ、卑怯な記事であるのは間違いない。

 あと韓国政府が「処理水放出がどのように影響するかのモデルを構築しているが、まだ精度が欠けるので実施していない」「国際社会に発表しても論理的に対応できるレベルに引き上げてから実施する」とか言ってますが。
 そのレベルで発表したら「なんの、影響も、ありませんでした!」ってやらなくちゃいけない。

 処理水放出について「政府と異なる意見を出したから」という理由で処分された原子力研究院の博士がいましたが。
 そのレポートは「韓国への影響は微々たるものだ」「許容される基準の3億分の1で無視できる水準」っていうもので。
 まあ、そりゃ韓国でこんなレポートを出しちゃったら懲戒されますわ。

 個人的には「処理水放出がどのように影響を及ぼすかの詳細モデル」を韓国政府が発表することを楽しみに待っているのですけどね。
 いや、真面目な話。
 「科学的な立場」に立つのか、それとも「韓国国民の感情に基づいた立場」になるのか。
 すごい楽しみなのですよ。

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韓国の研究院「日本の汚染水放出で韓国沿岸に流入して被害が出る」「海産物への信頼が下落する」……そんな非科学的な風評被害、こっちの知ったこっちゃないなぁ

カテゴリ:処理水放出 コメント:(99)
日本の核汚染水を放流について済州研究院 - 日本領事館が「対立」(JIBS・朝鮮語)
昨年に済州(チェジュ)研究院では汚染水放流が済州に脅威になるだろうという趣旨の研究報告書を発行しました。

在済州日本総領事館が済州研究院の研究報告書が「事実関係を考慮しない不適切な内容を盛り込んでいる」と否定した事実が明らかになり、波紋が広がっています。 (中略)

済州研究院は昨年4月、日本の汚染水放流に関する意味のある報告書を発刊しました。

「日本放射性物質汚染水海洋放流強行前済州の対応方案」というタイトルの該当報告書には、放射性物質汚染水が海流に沿って済州だけでなく韓国沿岸に流入して被害が発生する可能性があるという内容が含まれています。

特に、放射性物質汚染水に被ばくした海洋生物を区別することが難しいだけでなく、水産物に対する韓国国民の忌避現象発生で水産業にも大きな影響を及ぼす恐れがあるという内容も盛り込んでいます。

一方、日本が汚染水を放流する前に国際裁判所に訴訟を提起する方案をはじめ、日本産水産物全面輸入禁止、放射性物質汚染水調査の強化、済州海洋環境観測センターの構築などの対応方案を提示しました。 (中略)

この報告書が発表された後、昨年4月28日、在済州日本国総領事館側の立場文が領事館ホームページを通じて掲載されました。

領事館側は済州研究院の報告書に対して「事実関係を考慮しなかった不適切な技術が含まれた」と主張しました。

一方、放射性物質汚染水の危険性について「日本政府は、規制基準を守る限り、多核種除去施設(ALPS)処理水を海洋に放出しても人体に及ぼす影響がないと見ている」と強調しました。
(引用ここまで)


 済州島にある「済州研究院」なる施設が「日本の汚染水放出が済州島に影響を与える」とする報告書を出している、のだそうですよ。
 いわく──

・「日本の汚染水放出は済州島だけでなく韓国沿岸に到達する」
・「被曝した海洋生物とそうでないものの区別は無理」
・「水産物に対する韓国国民からの信頼性が低下する」
・「国際裁判所に提訴すべき」
・「日本産水産物をすべて禁輸すべき」

 ……といった提言が行われているそうで。

 在済州日本総領事館がその報告書について「科学的見地に基づいていない」として糾弾するという文章を発表していたと。


 でもってこの日本総領事館の反論に対して、済州研究院側は「政治的圧力だ」とか言い出しているっていうニュース。
 処理水の放出が予定されている福島沖から済州島沿岸に向かうとして世界をほぼ一周しているのですが。
 そこで「ぺろっ、これは福島産のトリチウム!」とか分かるわけがないんだよなぁ。

 「汚染水放出で海産物への不信感が云々」っていうのは毎度毎度、韓国側から出ている話なのですけども。
 そんな風評被害対策は日本のやるこっちゃないですしね。
 韓国の原子力安全委員会あたりがやることで、IAEAのレポートを引いてくれって話ですわ。

 文句があるのならIAEAにいらっしゃい、くらいのものですね。
 でもまあ、いちいち対応していて在済州総領事館の担当者はえらいですわ。

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韓国メディア「汚染水放出に韓国がなにを言っても強制する方法がない」「国際社会は韓国の悪あがきと認識する」「反対も批判も難しいのが事実だ」……ですって

カテゴリ:処理水放出 コメント:(130)
日本、来年春の福島汚染水放流…尹"周辺国同意"取り出した(中央日報・朝鮮語)
日本の福島汚染水海洋放流問題は、韓日両国の異見が数年目に平行線を走る潜在的葛藤要素だ。慰安婦・強制徴用など過去史問題や独島葛藤のように両国協議の核心葛藤懸案ではないが、いつでも世論に火がつくことができる揮発性強い事案と評価される。特に日本が放流した汚染水が韓国側海域に流れ込む場合、放射能被害を受ける可能性があるという恐怖は反日感情と結合して国民的共分につながる所持がある。 (中略)

問題は放流前同意手続きを含む韓国側要請事項を強制する方法がない点だ。(中略) 過程の安全性を評価して検証する役割は国際原子力機関(IAEA)が引き受けている。IAEAは、日本が計画している汚染水放流が科学的・客観的基準に適合すると支持する立場を見せている。 (中略)

米国も汚染水の放流に友好的な立場だ。米国務省は昨年4月、ネッド・プライス広報担当者の声明を通じて(中略)事実上の支持立場を表明した。特別な科学的根拠なしに汚染水の放流にとぼけて文句を言う場合、やもすると国際社会に「悪あがき」と認識される可能性があるという懸念が出てくる理由だ。

政府はひとまず、汚染水放流と関連した韓日チャンネルを多角化して、情報共有と協議の幅を拡大していく計画だ。政府はこの1月、東京電力など日本側と韓日のブリーフィングセッションを開き、相互に意見を交換しており、先月には韓国外交部と日本外務省間の局長級画像会議を開催した。

汚染水放流問題に精通した政府高位関係者は「現実的に日本の汚染水放流の準備過程がIAEAの検証基準とモニタリング条件を満たすのであれば、むやみにこれを批判したり反対するのは難しいのが事実」だとしながらも、 「にもかかわらず、汚染水に対する国民の憂慮が継続されるだけに、日本側に詳細な浄化や放水計画を要請して、これを科学的・客観的に分析するなど、安全性検証に力を注ぐ予定」と話した。
(引用ここまで・太字引用者)


 もう一本、処理水問題についての報道。
 韓国メディアもIAEA、アメリカが日本の処理水放出について、科学的見地から問題ないとの認識を示していることは理解している模様。
 かつ、韓国が「なにを言っても日本にそれを強制する手段がない」とも認識していると。

 太字部分をまとめると「韓国側も言いがかりだとは分かっているけども、国内問題としては口を出さずにはいられない」ってことですね。
 ……いや、こんなのに時間を取られる日本の官僚こそいい面の皮だよな。
 おまけに「先月には汚染水放出問題について外務省と外交部のオンライン局長級会議もあった」とか書いているのですが。


 韓国国内では「局長級会議」扱いにしているのですが。

東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の現状に関する韓国政府向けテレビ会議説明会の開催(外務省)

 あくまでも日本側の立場は説明会でしかない。
 意見を互いに交わすことになる「局長級会議」なんて未来永劫開催されませんわ。
 これは経済産業省の認識も同様。

東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の現状に関する韓国政府向けのテレビ会議説明会を開催しました(経済産業省)

 どこまで行っても平行線。
 「説明会は開催するけど、韓国の意見は聞き入れない」という立場に変わりはない。
 「局長級会談だった」ということにしないと国内から突き上げをくらうのでしょう。
 ま、日本政府の知ったこっちゃない。

 イ・ジェミョンが大統領選前の市長時代に「太平洋沿岸諸国の自治体と連携する」ってメールを出してましたが。
 そのメールに返答は一通でも来ているのですかね?

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ユン・ソンニョル大統領「日本の汚染水放出には周辺国の同意が必要だ」……そんなもの必要ありませんが、なにか?

尹錫悦大統領、福島原発汚染水の放出認可に「周辺国の同意を得なければ」(中央日報)
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は26日、日本の福島原子力発電所の汚染水海洋放出計画の認可に対して「大統領選挙時代から周辺関連国に透明に説明し、同意を得なければならない」と述べた。

尹大統領はこの日、龍山(ヨンサン)大統領室庁舎に出勤しながら「日本福島汚染水の放出に対する国民的懸念が大きい。対策があるか」という質問にこのように答えた。
(引用ここまで)


 ふむ、先日の日本政府による福島第1原発の処理水放出の認可決定について「周辺国の同意が必要だ」と、韓国のユン・ソンニョル大統領が発言。
 なるほどなるほど。
 で、日本政府は同意を得るつもりはひとつもないのですが、どうするのでしょうね?

 ムン・ジェインは「国際海洋法裁判所に訴えてやる!」とか言ってましたが、その後の動きはひとつもなし。
 拳を振り上げたはいいものの、政権内から「100%勝てません」ってアドバイスがあったともされてますね。

 前政権時代からことある度に「日本は汚染水についての協議をしろ」と言ってきていますが、日本側はいっさい応じることなく時々「オンライン説明会」を開催してあげるていど。
 明白に「韓国の同意などいらない」という方針を貫いています。


 というかすでにIAEAと協議を重ねて放出方法も認めてもらい、かつアメリカからの支持も取り付けている状況。
 韓国のできることなんてなにもないのですよ。
 おまけにIAEAが行っているモニタリング調査に韓国も研究者を派遣してしまっている。
 もちろん、IAEAの優等生として知られている日本の報告についてIAEAが信頼しないわけがない。

 いや、もう完全に完膚なきまでに詰んでますからね、これ。
 韓国政府が納得しようがしまいが、破れかぶれで国際海洋法裁判所に訴えて玉砕して終わりっていう未来しかない。
 それでも強引に付託してみるというのも手段だと思いますけどね。

 少なくとも判断が出るまで時間稼ぎはできるでしょうから。
 その間、処理水放出は進みますけども。
 日韓間はすでに交渉で物事を決めることすらできない状況なのだ、といった傍証にもなりますかね。国際社会に見せつける意味でもやってくれるのが(日本にとっても)よいかと思われます。

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韓国メディア「日本が処理水放出の計画を認可した! 韓国政府は日本をもっと圧迫しろ!」……窓口はこっちじゃないんだよね

カテゴリ:処理水放出 コメント:(86)
日本当局が福島汚染水の海洋放出計画を認可 韓国政府は懸念伝達へ(聯合ニュース)
韓国政府は22日、東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出への対応を話し合う関係官庁会議を緊急開催し、日本の原子力規制当局が海洋放出計画を正式認可したことに対する懸念を日本側に伝えることを決めた。 (中略)

 韓国政府は会議で、「韓国国民の健康と安全が最も重要だという原則にのっとり最善の対応措置を取る」という従来の立場を改めて確認。日本に対し、海洋放出の潜在的な影響に対する懸念を伝えるとともに、韓国政府独自の安全性検証に必要な情報の提供と汚染水の安全な処理のための責任ある対応を求めることを決めた。 (中略)

 また、科学技術情報通信部と海洋水産部の海洋拡散シミュレーションを高度化し、日本の海洋放出が韓国の海域に与える影響を検証していく計画だ。
(引用ここまで)


 原子力規制委員会が東電の福島第1原発の処理水について放出の認可を出したことについて、韓国メディアがえらい勢いで報道しています。
 というか、韓国メディアの報道で「ああ、認可があったんだ」って知ったくらい。
 もはや来年5月あたりの放出開始は規定事項ですからね。
 IAEAのモニタリングで問題が出ないかぎり、粛々と進められることでしょう。

 というか、IAEAが処理水放出を推進してきた部分すらありますから。
 日本はIAEAとだけ打ち合わせる。各国の研究者等がIAEAの配下で動くことだけは認めるというやりかたなので。
 「日本に懸念を伝達する」とか言われても困るんですよね。
 窓口はこっちじゃないんで。


 韓国国内の報道だと済州沖まで到達するだの、ユン政権は日本を圧迫すべきだなんてものもあったりするのですが。

「福島汚染水、済州沖まで来る… 「ユン政府、日本に圧迫すべきだ」(イーデイリー・朝鮮語)

 ま、知ったこっちゃないってところですかね。
 コメントには「日本が汚染水を放出したら水産業は終わりで、アミを使っているキムチも食べられなくなる」とかいうものが見受けられますが。
 ……まあ、お好きにどうぞとしか言いようがないなぁ。

 あと「海洋拡散シミュレーションを高度化し、検証する」ってありますが。
 そのシミュレーションの客観性は誰が担保するんでしょうかね?
 福島第一原発から同心円状に放射性物質は拡散した、みたいなことを言っていた連中が作っているシミュレーションなんて信じられるとでも思うんでしょうか。

 IAEAのモニタリングにも韓国人研究者は参加しているんで、その人にでも聞いてくださいな。
 まあ、「処理水放出の影響は微々たるものでほぼ無視できる」という一般的な科学的見解に基づいた報告書をなかったものとし、かつ報告書を作成した研究者に処罰を加えた国なので、まともな報告がされる期待はしないほうがいいですけどね。

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韓国と中国、局長級会談で「福島汚染水の放出に反対!」と発言

カテゴリ:処理水放出 コメント:(63)
タグ: 処理水放出
韓中、第二次海洋協力対話… 「福島原発汚染水問題意見交換」(ニューシス・朝鮮語)
外交部は16日午後、中国外交部と第2次韓中海洋協力対話をテレビ会議形式で開催し、韓中間海洋協力評価、両国海洋法規及び政策、漁業など海洋関連懸案、海洋経済・科学技術・環境・安全など様々な分野の協力案について意見交換をしたと17日明らかにした。 (中略)

両国は去る1次会議に続き、今回の会議でも福島原発汚染水問題について意見を交換した。先の会議で韓中は福島原発汚染水放流決定方針に反対意思を表示し、外交・司法的対応を検討することにした。 (中略)

韓中が西海に対抗して隣接しているだけに、▲海洋関連国際法の遵守及び海洋権益に対する相互尊重を通じた海洋秩序の安定的管理両側が共感したと外交部は伝えた。
(引用ここまで)


 韓国と中国が局長級会議で「日本の汚染水放出に反対」と言い出した、というニュース。
 ちなみに今月頭に経産省は「韓国に向けた説明会」は行っているとのことでした。

東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の現状に関する韓国政府向けテレビ会議説明会の開催(外務省)

 中韓のような「局長級会議」ではなく、あくまでも説明会。
 会議だと相手側の言い分を受け入れないといけませんが、説明会であればこちらから状況を「説明」するだけですから。
 2月に安全性評価のために調査団が来日し、そのレビューがすでに公開済み。

IAEAは2月に行われた東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の安全性に関するレビューについて報告書を公表しました(IAEA)

 今回の説明会はこのレビューについてのもの。


 ちなみにこの安全性のレビューについては中韓の専門家も参加しています。まだ最終報告書ではないとのこと。
 最終報告書でどんな話になるのか、ちょっと楽しみにしているのですけどね。
 特に韓国の専門家がなにを言い出すのか。

 それと韓国の水産協同組合がいうには「ICA水産委員会」なる部署で汚染水放出の阻止に向けて連帯を強化する、とのことなのですが。

韓国水産協同組合中央会「世界の水産協同組合員、日本原発汚染水放出の阻止に向けて連帯強化へ」(中央日報)

 ICAで調べてもICFOで調べてもろくに情報が出てこないので、実際にはどんなプレスリリースがあったのか不明なんですけどね。
 たぶん、福島処理水の話も含めて、一般論として言っているだけのものを「汚染水放出阻止!」とか言っているだけだと思うのですが。
 まあ、こういう風に言っているというのはチェックしておきましょうか。

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