段ボールを取って順に追悼空間を訪れた人たち。
犠牲者を称えるメモと便箋など保存する物品とテープ、しおれた花など焼却する物品を分けて段ボール箱に入れます。
10・29、梨泰院に見舞われた遺族協議会及び市民対策会議と梨泰院観光特区の商人連合会などが議論の末に追悼空間を撤去することにしました。
梨泰院駅1番出口前犠牲者を称えた花とメモでいっぱいだった場所です。
もう痕跡は消えて空っぽになった灰色の歩道ブロックだけ残りました。
(中略)
市民たちは梨泰院駅の前にあった追悼空間があった場所に残念な気持ちを現しました。
チョン・ソヒ(大邱東区)「蕎麦を通る時に追慕する雰囲気があったが、なくなってしまうとなんだか寂しくて残念な気がします」
梨泰院(イテウォン)住民と商人たちは、犠牲者を記念する心は記憶としながらも追悼空間を整理して、梨泰院が活気を取り戻すことを願いました。
コ・グヮンウク(梨泰院の住民)「私たちの梨泰院商店街、梨泰院の住民もちょっと話してくれて……」
(引用ここまで)
梨泰院事故の最寄り駅である梨泰院駅前に「追悼空間」と称して花やメッセージの書かれたポストイットが貼られていたのですが、50日ぶりに撤去されたとのこと。
その「追悼空間」がこちらのサムネにあるのですが。
率直に言ってゴミ。
こういう部分で民族性の違いが際立ちますね。
日本ではさまざまな事件等で献花があってもあっさりと片付けます。
安倍元総理の国葬や自民党の献花台も同様でしたね。
セウォル号遺族会が不法占拠していたソウルの光化門もほとんどゴミみたいなテントが並んでいましたっけ。
美観もクソもありませんでしたね。
セウォル号をそのままで保存せよっていう要望もありましたっけ。
あれも「追悼空間」に似通ったものを感じます。
あの計画、実際に進んでてそのまま保存するのだそうですよ。
「いつの間にか7年」セウォル号永久保存計画はどこまで来たか=韓国(Wow! Korea)
排水量7000トン近い船を引き揚げてそのまま地上で保存するとかもうね。
こういうモニュメントとかそういったものが大好きなのでしょう。
44トンでしかなかった北朝鮮の工作船ですら保存に四苦八苦してたのにね。
セウォル号は全長146メートル、全高14メートル。
この大きさの代物を立てて永久保存するのだそうです。
そりゃまあ、梨泰院駅前のゴミもなかなか撤去できないわけですよ。セウォル号に比べたらだいぶ小さいですもんね。
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