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カテゴリ:G8の記事一覧

韓国人が「G8加入」を求める理由は「法・秩序を守る『弱い側』から作る側に廻ることができる」から……なるほど

カテゴリ:G8 コメント:(133)
韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も(SPA!)
 韓国では他人が作った法を守ることを、「従うこと」、弱い人がするものだとする考え方があります。もともと韓国では、「官尊民卑」といって、法律は権力を持つ人間が自分勝手に操るものだという考えが強く根付いています。だから、法律に違反するものでも、大衆が望むなら、そのほうが「上位」にあるべきだ、と考えます。

 特に、権力者たちに向ける大衆の怒りは、法律に反していてもかまわない、どうせその法律は権力者が自分に有利に作ったものだから、という「理解」が先行してしまいます。 (中略)

 さて、ちょうど韓国から帰ってきてブログ更新を再開した直後ということもあって、「心理的G8」関連記事はかなりの数を読んでみましたが、「で、G7(G8)になったら、何をするのか、何がしたいのか」については、何も書かれていませんでした。 (中略)

 そんな中、とても率直に書いた記事があります。5月19日の『毎日経済』ですが、そこにはこうなっています。「G8になれば、規則に従う側から、規則を作る側になれる」。そう、これでしょう。官尊民卑と書いていないだけで、これです。韓国で生まれ育ちながら見て聞いた経験のすべてをかけてもいいです。これです。
(引用ここまで)


 シンシアリーさんの新刊、「韓国人として生まれ、日本人として生きる。」が昨日発売されて、そのプロモーションの一環としていくつかの章が公開されています。
 で、今回は「韓国がG8としてG7に加入したがっているのは『規則に従う側から規則を作れる側になれる』からだ」としています。
 なるほど、「心理的G8」「実質G8」についてはさまざまな考察をしてきましたが、これくらいきっちりとハマる考察はちょっとないですね。

 以前、ハイパーループ開発に韓国がこだわる理由として、「高速鉄道ではすでに先行技術を得られてしまって輸出できなかった」「ハイパーループではなんとしてでもその轍を踏まずに先行しなければならない」とするものがありまして。
 これもちょっとつながっている感じですね。
 標準を掴み取らなければ従わされるほうになる、っていう。
 そうした意識が感じられるものでした。


 あとはまあ、約束も法もマニュアルも守らないいつものアレですね。
 横断歩道だろうが学校の前だろうが一時停止なし
 歩行者のいない横断歩道前で一時停止をする車は10台に1台だけ。
 スクールゾーンだろうが一時停止線を守らず、「一時停止線を守る車が10台いたら、10台目の運転手にサプライズプレゼント!」とのバラエティ番組の企画で「誰も止まらなかったので成立しませんでした」ってなるオチ

 そうした補助線を得るとセウォル号が過剰積載で沈没したことも、毎度毎度鉄筋が足りなくてビルが崩壊することも理解できる……理解……うーん。
 理解はできなくても「ああ、そういうことになるのか」と納得できる部分もなくはない……くらいの感じにはなるのではないでしょうか。

 「G8になって秩序構築側に廻りたいのだ」とする話と、韓国人が法もマニュアルも約束も守ろうとしない話が結びつく。
 ウォッチャーとしてこうありたいものですね。

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韓国メディア「ユン大統領のウクライナ訪問でまたもG8に近づいた!」

カテゴリ:G8 コメント:(75)
NATO首脳一斉に「韓国が助けてほしい」···G8橋頭堡(チャンネルA・朝鮮語)
昨年、当時のボリス·ジョンソン英首相を皮切りに、バイデン米大統領と岸田文雄日本首相まで。主要7カ国、G7首脳がウクライナを相次いで訪れました。
ユン・ソンニョル大統領の今回のウクライナ訪問も、G7首脳の連鎖訪問に歩調を合わせたものです。

与党関係者は「G8に進むための布石を積んだ」と説明しました。
「前政権が韓半島に閉じ込められた北韓一辺倒の外交をしたとすれば、ユン・ソンニョル政権は責任ある中枢国家として国際社会の期待に応える」ということです。

実際、NATO首脳会議出席期間中に2国間会談を行った13カ国の首脳はいずれもユン大統領にウクライナと関連した役割を求めたということです。
(引用ここまで)


 ユン・ソンニョル大統領のウクライナ訪問はG8への布石である、と与党関係者は述べたそうですよ。
 今回のNATO会合で会談を持った13カ国すべてが「韓国はウクライナと関連した役割を要請した」のだそうで。
 彼らの期待に応える形でユン大統領は堂々とウクライナ入りしたのだ、といった話になっているのです。

 ……いや、その会談した国々全部から「Show your flag」って言われてるんじゃないの、これ。
 いまのままでは韓国がロシア側なのか、それともこちら側なのか分からない。
 なので「我々(の国民)に分かる形で旗色を鮮明にせよ」と。


 でも、韓国ではそれが「G8への橋頭堡を築いた」ことになってしまうおかしさよ。
 この見方はチャンネルAだけが報道しているわけでもなく。
 中央日報も似たようなニュースを出しています。

ゼレンスキー、訪ねてきた尹に要請した...「韓国、2000兆規模のウクライナ再建に参加」(中央日報・朝鮮語)
外交消息筋は同日の電話インタビューで、「米国はこれまで韓国が戦争支援に消極的だと思いながらも、中ロから目をそらすことが難しい韓国の特殊性を考慮して表現を自制してきた」とし、「尹大統領がG7、NATO直後にウクライナを訪問したのは、事実上対外的にG8国家として責任と役割を果たすというメッセージを発信したもの」と述べた。 (中略)

最貧国と発展途上国を経て先進国に跳躍した韓国が、G7先進国に代わって事実上のG8国家の資格で発展途上国の参加を導くという意味と解釈される。 (中略)

ロイター通信はユン大統領の訪問ニュースを伝え「他のアジア指導者たちがウクライナを訪問したことがほとんどないため、ユン大統領の訪問は重要だ」とし、今回の訪問が事実上先んじたG7首脳たちのウクライナ連鎖訪問の延長線上で行われたという趣旨と解釈される。
(引用ここまで)

 かつては先進国ではなかった韓国が、中堅国らの参加を導くのだ、と。
 この画像の出番か。



 韓国の外交方針が一貫していない、政権交替があった時点ですべてが「ご破算で願いましては」になることは分かっている。
 だからこそ、ユン政権である間はそれを最大限利用しようと考えているのでしょう。

 ムン・ジェイン時代のハチャメチャさに比べたらユン政権のやりようはまだ理解が得られるものですからね。
 GSOMIA破棄宣言(後にボコボコにされて苦渋の撤回宣言)とかもう、外交的な常識を鑑みたらあり得ない所業ですよ、あれ。
 あとヨーロッパ歴訪で大統領が「ちょっとおかしい人」扱いにされるとか。

 あれに比べたらユン政権は「話が通じる」だけでも大転換ですから。
 なおのこと「これで心情的にはG8になった」ってなるんだろうなぁ。

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韓国メディア「G7は拡張されるべきだし、韓国はそこに入るべき」「韓国内ではG8はすでに一般用語」……ですって

カテゴリ:G8 コメント:(186)
タグ: G8
資源のオーストラリア − 人口のインドと手を握り、G10加盟を推進すべきだ(中央日報・朝鮮語)
韓国外交当局者らはG8論議でオンドルを炊こうとしているが、G8を望むなら他の戦略的アプローチが必要とみられる。韓国だけが追加されたG8は、韓国の国家的地位を誇示するだろうが、既存のG7諸国が望むかは未知数だ。特に、唯一の非西方国家である日本の牽制と反対を越えなければならない。未来志向の韓日外交の始動と韓米日協力体制の強化にもかかわらず、日本はアジアを代表する唯一のG7国家でありたがっている。G7会議の時、招待国として参加すればいいのではないかというのが日本政界の反応だ。オブザーバーと加盟国の違いは克明だ。

韓国はG7拡大参加に適した他の国々を探して連合しなければならない。名分と実利をすべて満たす国はどこだろうか。効果的なデリスキング戦略のためには先進民主主義国家でありながら多様な鉱物資源保有国であるオーストラリアを除いては絵が描かれない。西欧陣営だけのリーグではないことを示すためには、グローバルサウスの代表走者を迎え入れなければならない。また、人口・市場で中国の唯一の代替可能国と認識される民主主義体制の引き渡しが答えだ。ちょうどインドのモディ首相が米国を訪問し、バイデン大統領と首脳会談を行った。韓国、オーストラリア、インドが追加されたG10を推進してこそ、韓国のG8参加が可能だ。冷戦終結直後、北方外交で韓国の戦略的空間を拡張した記憶が今やはるかに大きい。21世紀の行方を左右する変曲点で、韓国外交の想像力と実行力に賭けてもいいだろうか。
(引用ここまで)


 韓国はG7を拡張してG8になることができる。
 しかし、日本はG7唯一のアジア代表という立場を譲ろうとはしないだろう。
 なので、インド、オーストラリアと共同でG10として拡張するよう要求していこう。
 ──とのコラム。

 新冷戦下で必要となるバッテリー、半導体、防衛産業で韓国は大きな地位を占めており、韓国なしでは絵を描くことはできない。
 その立場にふさわしい役割が与えられるべきだ……なのだそうで。

 面白いのは「G7は拡張されるべきだし、多くのG7国家がそのように思っているはずだ」と韓国人が思いこんでいるところですね。
 その一方で「G20は対立と反目の場となった」って話もしていて。
 ……G7だって拡張したらそうなるんだよな。
 っていうか、韓国だけでなくインド、オーストラリアも政権が変わったら対中政策がどうなるか分からない。


 なんだろうね、この「G7は拡張すべきだし、その中に韓国が入るべきだ」って思い込み。
 この思い込みについてもうひとつ面白い記事があったのでご紹介。

 日本の株式市場が好調だけども、今年の下半期には不確実性がいろいろとあるので注意したほうがいいですよ、という記事です。

「日本証券市場、韓国より魅力的?…下半期不確実性留意」(イーデイリー・朝鮮語)
今年と来年のブルームバーグGDP成長率見通しを見ると、日本GDP成長率がG8国家平均成長率見通しを上回ると予想されている。特に米国のGDP成長率と比較しても同様の水準または米国の成長率を上回る成長率を記録する見通しだ。これに日本証券市場で外国人資金が急激に流入しているという分析だ。
(引用ここまで)

 中味はともかく。
 「G8国家平均よりも日本の成長率が高いと予想されている」のですって。
 もう一般用語としてG8を使いはじめちゃってる(笑)。

 もうだいぶ草生えるんですが。
 まあ……おまえがそう思うんならそうなんだろ、おまえの中ではとしか言いようがないわな。

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韓国メディア「韓国はG8の一員としてサプライチェーン再編成などのブロック化経済に対応しなければ!」……G8は前提なんだ(笑)

カテゴリ:G8 コメント:(74)
タグ: G8
ブロック化する国際経済···「G8」経済同盟が新たな突破口になるか(朝鮮日報)
米国と欧州が自国優先主義政策を基盤に経済ブロックを形成する中で、中国とロシアは協力を強化し、また別のブロックを作っている。このようにグローバル化と自由貿易中心の国際秩序が急変し、韓国が岐路に立たされている。主要8ヵ国(G8)の一員として西側との経済協力を通じて代案を探さなければならないという声が出ている理由だ。

19日業界によると、現代(ヒョンデ)自動車グループと三星電子は最近、資本リショアリング(海外子会社の所得を国内に持ち込むこと)を試みた。現代自動車グループは、海外法人の今年の本社配当額を直前年度比4.6倍増やし、これを通じて国内に流入する約8兆ウォンを国内投資財源として活用することにした。三星電子も今年第1四半期の海外法人留保金のうち、約8兆4400億ウォンを国内に持ち込んだという。政府が法人税法改正を通じて方法を開いたりもした。

リショアリングはすでに世界的なトレンドだ。韓国が国内投資活性化の趣旨で法人税法を改編したように、主要国家は自国内の産業保護のためにリショアリング政策を推進している。米国の「インフレ削減法(IRA)」が代表的だ。完成車業界が税額控除形態の米政府補助金を受けるためには、北米で電気自動車を最終組み立てなければならない。欧州の「核心原材料法(CRMA)」も戦略的原材料の65%を第3国から輸入できないように制限する。欧州連合(EU)内の投資を増やすという趣旨だ。 (中略)

このような地政学的環境が展開され、韓国がG8編入を通じて多様な西側経済ブロックを中心に輸出入市場で重要な連結輪の役割を果たさなければならないという声が大きくなった。韓国は特に半導体とバッテリー、モビリティ、防衛産業など自由西側経済バリューチェーンの核心要素に対する強力な競争力を保有した。中国を除いたグローバルバッテリー産業はLGエネルギーソリューション・SKオン・サムスンSDIなど国内バッテリー3社が最も大きな比重を占めており、サムスン電子は台湾TSMCと共に半導体ファウンドリー市場を二分している。 (中略)

次世代エネルギー源である水素供給網の確保レベルでも、G7諸国との協力は欠かせない。EUはウクライナ戦争勃発後、水素など再生可能エネルギーの割合を拡大している。(中略)

淑明女子大学経営学科のソ·ヨング教授は「韓国はすでにハード·ソフトパワー基準世界10大強国」とし「G8加入が成功すればそれ自体が国家ブランドであり、これにともなう経済的効果は無限だろう」と話した。続けて「中国との葛藤はすでに数千年間進行してきており、G8加入と関係なく続くだろう」とし「韓国が先進国マインドを装着すれば国内生産性を高めるなど間接的な効果も期待できる」と付け加えた。
(引用ここまで・太字引用者)


 みんな大好き、「韓国はG8」のニュースです。
 なんでもアメリカのIRA、EUのCRMAなどのサプライチェーンの再構築について、G8の一員としてしっかりと対応しなければならない……のですって。

 韓国の経済紙のひとつであるマネートゥデイは「韓国はG8に加入することができるのか」というシリーズ特集をやっていまして。

韓国のG8進入可能だろうか… 専門家「中長期的に推進すべき」(マネートゥデイ・朝鮮語)

 その一環としてサプライチェーン再構成、再構築への取り組みも積極的にやらなければならない、という話をしているのですけどね。
 そもそもG7が提唱しているサプライチェーン構築への協議体について参加を拒絶して「あれはG7間だけの提言書」って言っていたのになにを書いているのやらって感じですね。


 ま、そもそもの「G8入りできるのか」との記事でも専門家からは「いや、難しい」って話が続出しているのですけどね。
 G7国家らに韓国を加入させるインセンティブはひとつもない。
 なにをあたかも「韓国は主役を張ることもできる」みたいな顔をしているのやら。

 というか、G7に入りたいって言い出しているってことは、「我々は大国としてさまざまな懸案に対して主導的に行動し、規範となる行動を取ることができる」との宣誓にも等しいのですけどね。
 2010年代以降の日本が国際関係の中でなにをしてきたか。
 崩壊しかけていたTPPをCPTPPへと再生させ、インドを加えることに成功したインド太平洋戦略といった関係構築を行えるのか、と問われているわけですよ。

 韓国側は二言目には「グローバルサウスと先進国の橋渡しができるのは韓国だけ」とか言いますが、アメリカと日本に官民問わずに反共政策としてじゃぶじゃぶと支援してもらえたらそりゃ発展もできるでしょうよ。
 他のグローバルサウスはそんな立場にないってことを知れよって話ですわ。

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