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カテゴリ:LK-99の記事一覧

韓国の有名大学、ほぼ死に体の「夢の常温超伝導物質LK-99」の研究所と共同研究をはじめる……なにが目的なのやら

カテゴリ:LK-99 コメント:(39)
タグ: 延世大学 LK-99
延世大学、「LK99」論議量子エネルギー研究所と超伝導物質を探す(朝鮮BIZ・朝鮮語)
延世大学は6日、報道資料を通じて「量子産業融合先導団とクォンタムエネルギー研究所間の協約を通じてAIと量子コンピューティング技術を活用し素材開発分野での研究と開発を本格化することにした」として「技術とインフラ共有を通じて先導的な研究基盤を造成し、超伝導物質をはじめとする新しい物質の開発と商用化に共に努力することにした」と明らかにした。

量子産業融合先導団は新たに新設される組織だ。 延世大関係者は「延世大応用統計学科のイ・ハクベ教授を団長とした量子産業融合先導団を設立し、産学協業が技術開発に限らず特許確保と商用化まで至る全過程を積極的に支援する予定」と説明した。

クォンタムエネルギー研究所のイ·ソクベ代表は「優秀な研究インフラを保有した延世大学と共にすることになり非常に嬉しい」として「今回の協業がクォンタムエネルギー研究所の超伝導物質研究に大きな転換点になるだろう」とし「新しい常温·常圧超伝導物質のような新素材開発、物質高度化と商用化までの過程を繰り上げる契機になるだろう」と明らかにした。

延世大学とクォンタムエネルギー研究所は量子産業融合先導団を中心に本格的な協業研究を始め、特許確保と主要企業との商用化議論などを積極的に展開していく予定だ。

李鶴培(イ・ハクベ)教授は朝鮮ビズとの電話インタビューで、慎重な立場を明らかにした。 クォンタムエネルギー研究所と超伝導物質共同研究に乗り出すのは事実だが、LK99真偽論難を意識したようだった。

彼は「超伝導体物質を発見し商業化する過程で協力しようとするもの」とし「クォンタムエネルギー研究所で出した特許には小規模ベンチャーが耐え難い理論的な背景があるが、この部分は大学と共同研究しなければならないということに互いに同意した」と明らかにした。

続けて「協業過程でLK99に対する検証もなされるのではないかと思う」として「LK99が常温·常圧超伝導体なのかも重要だが、電気抵抗をかなり減らす事実だけでも商業的な効果があると考える」と付け加えた。
(引用ここまで)


 韓国の大学において最高峰の大学のひとつとされている延世大学が「LK-99をクオンタムエネルギーセンターと共同研究する」と言い出したとのこと。
 うーむ、意図がよく分からない。
 延世大学といえば、いわゆる「SKY」とされる御三家大学のひとつ。
 ソウル大学、高麗大学、そして延世大学。

 ちなみに延世大学は韓国国内の研究機関が集団で行ったLK-99の再現実験レポートには加わっていません。

韓国国内の研究機関から「LK-99は常温超伝導物質ではない」とさらに追試結果が発表される……なぜか関連企業の株価が上がる(楽韓Web過去エントリ)

 この時に追試結果を発表したのはソウル大学、高麗大学、慶熙大学、釜山大学、成均館大学、POSTECH、漢陽大学の8ヶ所。あと韓国政府の出資している科学機関がひとつ。
 そういえば延世大学は入っていないですね。


 ……ただまあ、LK-99についていうならどの大学の研究機関も追試自体はやっていると思うのですよ。発表しているかどうかはともかく。
 arXivで公開された論文にはレシピが掲載されていたので。
 以前のエントリで紹介した動画に出てたドクターXも「とりあえずやってみた」と語っていましたね。
 で、なんの成果も得られなかったと。

 世界中の大学で追試されていて、ポジティブな成果はゼロ。
 ネイチャー誌にもサイエンス誌にも否定されて、場合によってはファン・ウソクとからめられて軽くディスられているような状況。

 その中であえて火中の栗を拾うような真似をする理由、意図が分からないんですよね。
 案の定、コメントではいくつか「韓国が主導すべきだ」みたいなものがあって苦笑。
 ま、ほとんどは醒めたものですが。

 なんでしょうね、またぞろ株価対策じゃないかと感じられます。

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韓国メディア「LK-99の超伝導性は国内外共に否定された……だが、よかった探しをしようではないか。韓国国民が超伝導に関心を持ってくれたことは成果だ」……そうですか

カテゴリ:LK-99 コメント:(70)
タグ: LK-99
ネイチャー、「常温超伝導体」米研究チームの論文撤回へ···韓国の研究も酷評(マネートゥデイ・朝鮮語)
ネイチャー(Nature)が米国研究チームが超伝導現象を日常温度で具現したと発表した論文を電撃撤回した。研究チームが発表した論文データに信頼性問題が大きいためだ。全世界の科学者たちは、今回の研究倫理問題が常温超伝導体研究の名声を毀損する恐れがあると憂慮している。

国際学術誌ネイチャーは7日(現地時間)、米ロチェスター大学のランガ·ディアス教授(RangaDias)が発表した常温超伝導体論文を撤回したと発表した。ディアス教授の論文撤回はすでに3度目だ。

先立ってディアス教授研究チームは3月、ネイチャーに最大21℃(絶対温度294K)と1Gpa(ギガパスカル·大気圧の1万倍)条件で水素·ルテチウム·窒素を合成すれば超伝導現象が具現されるという論文を発表した。

しかし、ディアス教授を除いた残りの論文著者10人のうち8人がネイチャーに論文撤回を要請した。著者たちは「材料の出所と実験測定データ、分析方法などが正確ではない」として「このような問題が論文の真実性(Integrity)を毀損する」と明らかにした。

これに対しネイチャーは論文データの信頼性を分析し、同日撤回の事実を公示した。 (中略)

ネイチャーも同日、ディアス教授の論文撤回のニュースを発表し、韓国の研究チームの論文に対しても酷評した。

ネイチャーは「韓国にある新生企業がLK99と呼ばれる超伝導体を作ったが、全世界の研究者たちはこの物質が超伝導体ではないという合意に早く到達した」として「結果を再現しようとする多くの試みがあったが、これを具現した事例はない」と話した。
(引用ここまで)


 LK-99に先立つこと4ヶ月、今年の3月にも常温超伝導物質の生成に成功した、とする論文が出たことがありまして。
 ロチェスター大学のランガ・ディアス教授は常温高圧下(摂氏21度、約1万気圧)で超伝導になる物質を発見したと発表しています。
 arXivにプレプリントを上げたLK-99とは異なり、権威ある科学ジャーナルであるnature誌に論文が掲載されたのですが。
 今日、論文撤回されました。

 ちなみにこの人、以前にも同じように常温高圧下での超伝導物質の生成を主張して、やっぱりnatureから論文撤回されています。
 なので今回も「嘘(USO - Unidentified Superconducting Object)でしょ」って思われていたのですが。
 案の定でした。

Nature retracts controversial superconductivity paper by embattled physicist(nature・英語)


 で、返す刀で韓国のLK-99にも「ディアス教授のものが今年2番目の炎上案件で、最初のはこのLK−99。オンラインで話題になったけどダメだった超伝導物質のひとつ」とばっさりいっています(笑)。


 natureは9月にも「まるでパーティのようだったLK-99」とする記事を出していまして。
 「SNSで大騒ぎされたものの、偽物で終わった」としています。

Party like it’s LK-99(nature・英語)
ソーシャル メディアはネガティブなものが多いですが、結局のところ、すべての宣伝が良い宣伝になるわけではありませんが、LK-99 の物語は、思慮深く建設的な取り組みが成功する可能性があることを示しています。
(引用ここまで)

 ただ、こうして科学コミュニティがSNSで騒がれることについては好意的に報じている部分もあるのですね。
 韓国でも似たような話が出ています。

LK-99公開100日… 「夢の物質」ではないが希望を見た(東亞日報・朝鮮語)

 これまで日陰の存在であった韓国の物理学者から「超伝導物質について国民の関心を引き起こしたことで感動的であった」とのコメントがあります。
 ……まあ、今回のLK-99騒ぎでよかった探しをするのであればそこになるんでしょうかね。
 「科学ファン」みたいな存在がいないんだろうなぁ。

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「夢の常温超伝導物質」だったはずのLK-99、韓国で10月末に出る予定だった白書がいまだに出ていない理由とは?

カテゴリ:LK-99 コメント:(55)
タグ: LK-99
10月末に出ると言っていたLK99検証結果、なぜ出ないのかと思ったら…···R&D予算削減が「流れ弾」に(朝鮮BIZ・朝鮮語)
国内研究者たちが開発したと主張したLK99の常温·常圧超伝導性を検証している学界検証委員会の活動終了が遅れている。当初、検証委は先月末、これまでの検証結果を総合して白書を出版し、公式的な立場を明らかにするとしていたが、結論は何の意味もない。研究者たちが自発的に集まって検証に乗り出したのがその始まりだっただけに強制性はないが、国内外ではLK99に依然として関心を持っている。

検証委員長を務めたソウル大学物理天文学部のキム・チャンヨン教授(IBS鋼相関係物質研究団長)は先月18日、朝鮮ビズとの通話で「検証委活動の仕上げを準備している」とし「10月末白書を出版し結論を下す予定」と明らかにした。海外でもLK99を検証しようとする様々な試みがあったが、国内では唯一の試みであるだけに検証委が下す結論に関心が集中した。

3日、科学界によると、検証委の活動終了予告時点を過ぎても白書が出ていないことが確認された。検証委側にその理由を尋ねると、政府が突然研究開発(R&D)予算を削減し、検証委に参加した主要研究者たちが白書発刊に集中しにくくなったという答えが返ってきた。しかし、白書の発刊が取り消されたわけではなく、準備が遅れているという説明だ。白書に責任を持って決着をつけるという立場も付け加えた。 (中略)

科学界が慌ただしい状況で、LK99検証だけに集中するのは難しかったという声も出ている。ある研究者は、「引き続き課題予算が削減され、来年度の新規事業公募も不透明だが、研究実績として捉えられないLK99検証に時間を費やすのは難しい」と説明した。政府の予算削減で研究事業選定が難しくなる状況で、研究者たちは一つの論文でも多く発表しなければならない立場だ。

しかし、検証委の活動終了が遅れる理由を研究費削減のせいにすることはできない。当初、検証委は十分な時間をかけてLK99を検証し、大衆の好奇心を科学的に解消すると宣言した。検証委の活動が8月初めに始まったので、ちょうど3ヶ月が過ぎた時点であまりにも早い活動終了宣言ではないかという指摘も出ている。 (中略)

LK99に関心を持つ人々を苛立たせるのは検証委だけではない。LK99を開発したクォンタムエネルギー研究所の立場発表も遅れている。クォンタムエネルギー研究所は国内にLK99報道が本格的に始まって以来、列先明確な立場を発表していない。

彼らは論文事前公開サイト「アーカイブ(arXiv)」ではなく公式的な国際学術誌に論文が発表されれば、これまでの疑問を解決する場を用意すると話した。しかし、依然として論文は発表されていない。クォンタムエネルギー研究所は学術誌で論文を検討し、必要な部分を補完する段階だという説明だけを出している。
(引用ここまで)


 「夢の常温超伝導物質」としてこの夏に発表されたLK-99。
 科学界は「(本物だったら)ノーベル賞確実」「(本物だったら)ノーベル賞を超えた存在になる」ともされて(ちょっとだけ)騒がれていました。
 Twitter上でも「本物だ」「偽物だ」とかしましく騒がれていましたね。


 さて、そこから4ヶ月ほどが経過しました。
 LK-99について、もはや海外から検証はもうなにも出ていません。
 もうね、びっくりするくらいなにも出ていません。

 そりゃまあ、ネイチャー誌サイエンス誌にそれぞれ完膚なきほどに否定記事が出されて。
 かつ欧米の大学からは「反磁性はちょっとあるかも。でも不純物に」「超伝導っていうか絶縁体。不純物が超伝導みたいな動きをしてただけ」「磁石」とレポートされて終了。

アメリカ著名大学「LK-99は超伝導物質ではない。ゲームオーバーだ」と発表、韓国では一気に関連企業の株価が下落(楽韓Web過去エントリ)
常温超伝導物質LK-99に対してプリンストン大学、「いや、これただの磁石じゃね?」とばっさり否定してしまう(楽韓Web過去エントリ)

 その後、韓国の検証委からも「超伝導物質ではない」とされています。
 話題が出るわけがないですね。


 で、先月末に「LK-99白書」を発行して韓国の検証委はその役割を終える……とされていたのですが、その白書が発行されていない。
 なにか新発見でもあったのかと思ったら、なんのことはない研究費を削減されてそれどころじゃなくなったっていうオチ。

 先日、重イオン加速器RIONの事業そのものが終わりそうだとされていましたが、それと同じで韓国政府からの科学関連の予算削減。
 というわけで検証に参加した教授らがその対応に奔走しているとのことです。

 いや、それにしてもX(Twitter)上での騒ぎは個人的にちょっと面白かったです。
 割と昔から超伝導関連については関連書籍も読んでいましたし、温度上昇がどのように行われてきたかの知識がありまして。
 こんな雑な発表でそんなもんがあるわけないって分かりきっていたのですが。

 「韓国が新時代の扉を開けた」みたいなことを言っている人とかいて、けっこう楽しめました。
 真夏の夜の夢の魔法が解けてめでたしめでたしと。
 あとは大元のクオンタムエネルギーセンターがどんな話を出すか、くらいですかね。

 あとどうでもいい話なんですが、「榴弾」と「流れ弾」がハングル表記でまったく同じ「유탄」なんですがこれ文脈で見分けられるんですかね……。

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韓国で行われた「夢の常温超伝導物質」ことLK-99の検証、今月末に結論を出して活動終了へ

カテゴリ:LK-99 コメント:(37)
タグ: LK-99
LK99検証委、今月末白書を出して活動終了···最終結論に注視(朝鮮BIZ・朝鮮語)
韓国超伝導低温学会が、いったんの科学者たちが常温超伝導体だとして出したLK99の検証を目標に発足させた検証委員会が今月末に活動を終える。国内8大学の研究が参加した検証委は公式活動を終え、追加検証は個別的に継続するものと見られる中、海外では薄膜形態のLK99に対する検証を新たに試みるものとみられ、その結果が注目される。

18日、科学界によると、「LK99検証委員会」は今月末に活動を終え、これまでの研究成果を盛り込んだ白書を出版する予定だ。 (中略)

クォンタムエネルギー研究所と漢陽大学研究陣は7月22日、論文事前公開サイト「アーカイブ(arXiv)」に鉛基盤常温超伝導体「LK-99″を開発したと主張した。常温でも電気抵抗が完全に消える常温超伝導体はエネルギー·半導体·通信をはじめとする産業全分野に革新をもたらすことができる物質だ。 (中略)

検証委は発足後、5回にわたってブリーフィング資料を出し、実験結果を公開した。しかし、まだLK99が常温超伝導体という根拠は見つかっていない。活動を終えながら「LK99が常温超伝導体ではない」という結論を下す可能性が高いと色々な関係者たちは見ている。

検証委に参加しているある大学教授は「LK99サンプルの再現性も落ち常温超伝導体と言えるほどの証拠も出てこない」として「大多数の研究陣が似たような状況だと理解している」と話した。
(引用ここまで)


 「夢の常温超伝導物質」として7月にarXivに論文が掲載されたLK-99。
 常温で超伝導性質を示し、摂氏120度までその性質は変わらないとするもので「ノーベル賞もの」(ただし中味が本当なら)とされていました。
 というかまあ、本当に常温常圧での超伝導体だったらノーベル賞とかの問題じゃなくて、科学界がその1点で時代の区切りを作るほどの代物です。
 物質の特性上として電線にすることはできなくても、使い道はいくらでもありますからね。

 ま、本物であったのなら。

 LK-99を作ったクオンタムエネルギーセンター内で内紛が勃発し、著者の異なる論文がふたつarXivに掲載されています。

韓国の「常温超伝導物質 LK-99」の論文は内紛の結果、流出したものだった。韓国人「ということはまだ本物のLK-99が存在するのでは?」……うん……だといいね(楽韓Web過去エントリ)

 その後、クオンタムエネルギーセンターはなんらLK-99に関する表明をすることなく、3ヶ月に渡って沈黙を続けています。


 その間、件のクオンタムエネルギーセンターのラボが雑居ビルの地下室にあることが判明したり。
 ホームページに書かれていた「パートナー企業」がすべて偽物だったことが判明したりもしていました。
 で、最終的にはネイチャー、サイエンスという2大科学雑誌に否定され、マックスプランク固体研究所からは純粋結晶を作った上で「絶縁体」「不純物がそれっぽい動きをしていただけ」と結論づけられてしまいます。

 ……まあ、最初から99.9%想定されていた事態でしたけどね。
 最初からほぼUSO(Unidentified Superconducting Objects)であると。
 まあ、USOの中ではそこそこまともだったとの評価もあったりはしますが。



 こちらの動画に出ているドクターX曰く「ゴミの山の中ではかなり優れた1本」だそうで。
 ま、だからこそ世界で追試されたのでしょうけどね(そして完膚なきまでに否定された)。
 韓国でも今月末に検証委が結論を出して終了にするそうです。
 それでもまだ99.999999%は終わっているのですが、一縷の可能性はないことも……まあ、実際にはないんですが。ないくもないと言えなくもない。
 「厳密な条件を満たした時だけLK-99は超伝導体となる」とかの可能性も……まあないか。ないない。

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「夢の常温超伝導物質LK-99」、韓国で株価の乱高下を招いてほとんどの投資家が損失を抱えてしまう……なんでこんな危なっかしいナイフを素手で握ろうとするのやら……

カテゴリ:LK-99 コメント:(45)
超伝導体投資家はほとんど噛まれた···損失投資家比率「徳城99%・西南95%」(ヘラルド経済・朝鮮語)
米国発「高金利長期化」憂慮で国内証券市場が大きく萎縮した中で、クォンタムエネルギー研究所の常温超伝導物質「LK99」発表で注目された超伝導体関連株が再び揺れている。ただ、大多数の投資家は損失区間を抜け出せずにいることが明らかになり、特にウォンイクP&Eと国一新洞に対する損失投資家比率は99%を越えた。

8日、NH投資証券によると、今月5日基準で徳城に対する損失投資家の割合は98.73%に達する。平均買入単価は9660ウォンで、基準日終値である6230ウォンをはるかに越える。 (中略)

ただ、ウォンイクP&E(99.59%)、ソウォン(95.53%)、パワーロジックス(95.55%)、テチャン(98.73%)、LS電線アジア(91.66%)、高麗(コリョ)製鋼(86.22%)、モービス(65.38%)など、その他の超伝導体関連株に対する損失投資家の割合はほとんど90%を超えた。特に、国一新洞はNH投資証券基準損失投資家の割合が100%を記録した。

(中略)

ただ、いざLK99を開発したクォンタムエネルギー研究所側の発表は先送りされており、今後の株価に変数として作用しかねない。 (中略)

ある証券会社の研究員は「特別な主導株が不在な状況で超伝導体などテーマ株が継続的に注目されているが、該当機関の明確な発表がない状況」とし「爆弾回し相場の中で損失投資家比率が大きく減少しにくい可能性がある」と話した。

特に超伝導体関連株の中で特に新星デルタテックに急騰傾向が集中し、今後反落の可能性を憂慮する声も大きい。また別の証券会社研究員は「超伝導体株は特別に進展した検証結果なしに需給とチャートにより突然騰落する日が多いのが事実」とし「それでも国内証券市場は苦戦している中でこれといった突破口がない状況で、テーマ株は持続的に猛威を振るうものと展望される」と見通した。
(引用ここまで)


 先日、韓国発の「夢の常温超伝導物質」であるLK-99は韓国国内であってですら「もう口に出すのやめておけ」ってたしなめられるような存在になっているとの話をしました。
 開発元とされているクオンタムエネルギーセンターは沈黙を保ち続け、なんのアナウンスもしていません。
 研究所とされている雑居ビルの地下1階にはもはや人が入っているかどうかすら分からない状況。

 そんな中、超伝導関連企業の株価を上下させるという最後の役目も終わりに近づきつつあるとの記事。
 関連企業に投資した人々の90%以上が損失を出しており、企業によっては95%や98%といった数字まで出ています。


 なんでこんなことになっているのかというと、韓国の株式市場では牽引役となる銘柄がなにもないのですね。
 メモリ価格はL字を描いて地の底を漂っている状態。
 スマホやPCが売れるというわけでもなく。
 製造業の景況感指数はマイナスに沈んで久しい。

 そんな中で価格の上下が期待できる銘柄がぽつっと出てきたわけで。
 個人投資家が軍隊アリのようにたかって、ババ抜きを繰り広げたってことです。
 まあ、この1年というもの韓国市場は世界市場が上昇している時の上昇度合いは弱く、世界市場全体が下落する時にはさらに強く下落していたので変化を欲していたのでしょうけどね。

 ちなみにここ1年のS&P500と日経225、KOSPIを比べたグラフがこちら。

スクリーンショット 2023-10-08 16.45.04.png

 1年前に比べてKOSPIは9.88%の上げ。S&Pは19.27%、日経225は17.40%。
 そんな中に投げ込まれたのがLK-99という餌だったのです。
 ま、ババ抜きで勝ち抜けした人もいるのでしょう。
 個人的にはこんな争いに参戦はしたくないですね。やだやだ。

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韓国で「夢の常温超伝導体」だったLK-99、親戚の集まりで「その話はもうやめておけ」と言われてしまう……なお、関連株価はいまだに乱高下中

カテゴリ:LK-99 コメント:(39)
タグ: LK-99
「秋夕の親戚たちが集まったところで 超伝導体の話をして恥をかいた」(ヘラルド経済・朝鮮語)
3日、ある株式オンライン掲示板には超伝導体関連の書き込みが一つ掲載された。

文を載せたこの人は「秋夕の親戚が集まったところでLK99(常温超伝導体と推定される物質)の話を2回して恥をかいた」とし「最初に話を切り出した時はみんな黙っていた。(みんな)床を見たり、私と目を合わせなかったりした」と話した。

また、彼は「ご飯を食べてもう一度超伝導体の話を取り出したら従兄がその話をやめろと止めた」として「まるでその情けないという目つきは何だろうか。1ヵ月後には私が先駆者だったことが分かるだろう」と話した。

国内証券市場が最近になって大型株中心の取引量が増加し、相対的に超伝導体などテーマ株ブームがやや小康状態を見せている。しかし、それでも依然として超伝導体関連株が再び好時期を迎えると信じる個人投資家の少なくない。

このような中で、第3四半期までは超伝導体関連銘柄の株価上昇率が圧倒的な姿を見せたが、第4四半期にはこの勢いが続くかは未知数だ。
(引用ここまで)


 かつて「夢の常温超伝導体」とされ、ほぼ敗れ去ったことが確定しているLK-99。
 いまだに開発者の一部はネイチャー誌の「絶縁体であった」とする記事に反論したりしていますが。
 なにせ大元のクオンタムエネルギーセンターが沈黙を続けてて、息をしているのかどうかすらも確認できない状態です。

 「助けて先生、うちのLK-99ちゃんが息をしていないの!」
 「わしらには救えぬものじゃ」

 といった感じでミームとして消費されていくしかないレベルになっています。  ただ、韓国ではまだある意味で生きているそうです。


 それが株の乱高下の材料としての位置づけ。
 このニュースの主人公はチュソク(秋夕。韓国の旧8月15日前後の連休)で帰省して、LK-99について話したところ、親戚から「いいからその話はやめておけ」とたしなめられたと。
 本人は「1ヶ月後を見てろ!」と豪語したそうですが。

 ……まあ、実際にLK-99というか超伝導物質回りはいまだに乱高下しています。
 最初に出た頃はわけも分からず液体窒素を製造する企業の株価が連想高になったりもしたのですけどね。
 常温超伝導なら液体窒素なんていらないはずなのですけどね。

超伝導体特性の否定にも···シンソンデルタテックが20%台上昇(BIZ朝鮮・朝鮮語)

 これ、昨日の記事なのですがいまだに20%くらいの暴騰をする企業があるそうです。
 大きな材料がない中、個人投資家にとっていい感じでダシに使われているってところか。
 まあ、LK-99の最後の使い道って感じですね。

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「夢の常温超伝導物質」とされた韓国のLK-99、世界からの追試失敗に対して「近日中に立場を表明する」としていた製造元はいまだに沈黙中。ただ、特許権、商標権獲得だけは進んでいる模様

カテゴリ:LK-99 コメント:(55)
タグ: LK-99 内紛
内部葛藤だけ点火…···常温超伝導体「LK99」竜頭蛇尾となるか(日曜新聞・朝鮮語)
LK99は超伝導体ではないと断定することはできない。論文に欠陥があったり再現実験は失敗したとしても、クォンタムエネルギー研究所で直接作ったLK99は超伝導体である可能性があるためだ。再現は大変だとしても常温常圧超伝導体を偶然にでも作ったとすれば莫大な成果だ。

しかし、クォンタムエネルギー研究所は7月22日の論文公開以来、2ヵ月以上潜行を続けている。当初、クォンタムエネルギー研究所はLK99検証結果と超伝導体理論体系などを総合し、8月末から9月初めに公開的に発表すると複数のマスコミに明らかにした。しかし、9月末になってもクォンタムエネルギー研究所は何の発表もしなかった。日曜新聞は9月25日、クォンタムエネルギー研究所の関係者に連絡したが、何の返事も来なかった。

LK99開発論難が静まった間にうわさだけが飛び交っていたクォンタムエネルギー研究所内部葛藤が表面化した。権教授が7月22日、LK99論文を公開した後、数時間後に権教授の名前を除いたLK99論文が再び公開され、内部葛藤説が浮上した。LK99論文に参加した米国ウィリアムアンドメリー大学のキム・ヒョンタク教授は「クォン教授が他の研究陣の同意なしに論文を公開した」として「クォン教授が公開した論文は二重出版であり自己盗作」と8月8日ウィリアムアンドメリー大学の学報新聞インタビューで明らかにした。

論文だけでなく特許紛争も本格化した。クォン教授はLK99論文公開9日後の7月31日、特許庁に「超伝導体を含む低抵抗セラミック化合物」等、クォンタムエネルギー研究所が出願した特許に自身が出願人として含まれなければならないという内容の文書を出した。クォン教授は、イ・ソクベ代表などクォンタムエネルギー研究所側に自分の特許権利を譲渡したことがないと主張した。

クォンタムエネルギー研究所の特許発明者はイ代表、キム・ジフン研究所長、クォン教授の3人だ。クォンタムエネルギー研究所は2022年8月12日、特許庁に補正書を提出し、クォン教授を発明者として追加した。一方、出願人はクォンタムエネルギー研究所単独となっている。特許権は出願人が持つ。発明者には何の権利もない。

特許庁は8月28日、クォン教授の意見を受け入れた。特許法により発明者全員が共同で特許を出願しなければならないという理由からだった。それと共に特許庁は特許出願者を発明者全員にしたり特許権利譲渡を証明する書類を提出しなければ特許登録拒絶理由に該当すると指摘した。

クォンタムエネルギー研究所は「クォン教授には出願人適格がない」と反論した。クォンタムエネルギー研究所側は「クォン教授は高麗大に在職している」として「高麗大の他の教授たちと同じように特許を受けられる権利は高麗大にあるのでクォン教授は出願人適格がないことが自明だ」と9月20日特許庁に送った疎明書で主張した。それと共に「高麗大当局と協議している」として「協議が終結し次第協議案により高麗大を共同出願人とする書面やクォンタムエネルギー研究所単独出願に同意する書面を提出する予定」と明らかにした。

クォンタムエネルギー研究所はクォン教授との紛争が始まった後、商標権確保に乗り出した。クォンタムエネルギー研究所は「クォンタムエネルギー研究所」「Quantum Energy Research Centre」「QCentre」「QE」などの商標を特許庁に8月3~4日出願した。クォンタムエネルギー研究所は2008年7月に会社を設立してから15年ぶりに商標を出願した。
(引用ここまで)


 LK-99は常温超伝導体ではないことがほぼ確定しています。
 まあ、99.99999%くらいは確定しているというだけで、わずかながらもまだ「実際には常温超伝導体である可能性もないとはいえない」って感じですかね。
 科学的態度で見るのであれば。
 一般的な理解としては「ただの絶縁体だった」で騒動は終了しています。

 なにせネイチャー、サイエンスと2大科学雑誌から「LK-99は超伝導物質ではなかった」とする記事が上げったくらいですからね。
 逆にいえば注目度がそれだけ高かったともいえますが。

ネイチャー誌に続いてサイエンス誌も「LK-99は超伝導物質ではないのでは」との記事を掲載、誕生からわずか2週間ですべて終了に(楽韓Web過去エントリ)

 セミと同じくらいの寿命で終わりました。
 ただ、韓国ではLK-99をダシにして関連株が上がったの下がったのをいまだにやっていたりもしますが。


 まあ、「8月の終わりから9月にかけて我々の立場を表明する」って話していた、クオンタムエネルギーセンターが9月も終わろうとしているのに沈黙を続けているのがなによりの証拠ですかね。
 いまだに論文執筆者のひとりは「LK-99は超伝導体だ、ネイチャーの記事なんて信用すべきではない」とか鼻息があらいのですが。

 真贋論争の代わりに持ち上がってきたのが「なぜあのタイミングでLK-99の論文をarXivに上げたのか」という話で。
 どうやら研究者同士の諍いがあるようだと。
 高麗大学に所属している教授が先駆けて論文をarXivに上げ、その数時間後に高麗大学の教授を除いた連名でほぼ同じ論文が上げられたっていう時点で主導権争いをしているのが見え見えでしたから。

 で、特許権でも件の教授を含めるのか否かで紛争中。
 なんとも「らしい」ですね。
 ちなみにES細胞を患者毎にカスタマイズして好き勝手に作れるって豪語していたファン・ウソクも論文を捏造した理由は「ES細胞を作れるというだけでは特許が取れないから」でした。
 歴史は繰り返す(韓国のなかでだけ)ってヤツかぁ……。

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ソウル大教授「LK-99は残念な形で終わったが韓国は超伝導技術大国となることができる。国家的支援が必要だ。主として私に!」と火事場泥棒発言

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LK99ブームは下火になったが…···「超電導技術、三星のようにブランド化すべき」(ニューシス・朝鮮語)
量子、核融合、磁気共鳴映像装置(MRI)など多様な産業分野に革新を促進できる「超伝導技術」強化のために国家的支援が必要だという学界の主張が提起された。最近常温常圧超伝導体として発表された「LK99」を巡り国内外の関心が大きくなっただけに、これを契機に基礎·応用分野を全て育てなければならないということだ。

特に学界は過去の韓国半導体技術·産業の急成長のように超伝導技術を国家代表技術としてブランド化し生態系を構築しなければならないと強調した。

ソウル大学校電気情報工学部のハン·スンヨン教授は19日、国会で開かれた「超伝導技術開発促進および産業化支援のための討論会」の発題を引き受け、このように明らかにした。

ハン教授は「超伝導技術は大きく基礎理論分野と応用分野に分かれるが、韓国は基礎理論分野も非常に堅固だ。このような基礎研究力量がなかったらわずか4ページに過ぎないLK99論文が全世界的に話題になることはできなかっただろう」とし「また韓国は世界初の超伝導産業化というタイトルを持っている国でもある」と強調した。 (中略)

学界では超伝導技術が半導体技術·産業と類似した形態で育成する必要があると見ている。半導体業界は大きくサムスン電子、SKハイニックスのような半導体専門企業を中心にしながら素材·部品·装備企業、半導体基盤の部品を作る1次販売会社、1次部品を基盤にスマートフォン·コンピューター·自動車など完成品を作る2次販売会社で構成される。

超伝導業界もこのような形で構築できるという説明だ。
(引用ここまで)


 「夢の常温超伝導体」とのうたい文句でさっそうと現れたLK-99は国外からも国内からも「あ、これ不純物がそれっぽい動きしてただけだね」「本体は絶縁体だわ」と否定されて終了。
 ざっくり2週間ほどの命でした。
 常温超伝導物質のいつものパターンとしてUSO(Unidentified Superconductive Object。高温超伝導ブームを作った先駆けのひとり、北澤宏一氏命名)であったということで終わっています。

 「常温超伝導物質である」としているLK-99の製造元であるクオンタムエネルギーセンターからはなんのアナウンスもなし。
 8月末から9月頭にかけてなんらかのアナウンスを行うとしていたのですけどね。


 で、そのLK-99騒ぎに便乗する形でソウル大学の教授が「韓国の超伝導技術を国家的ブランドにすべきだ」と言い出したと。

・「基礎技術も応用技術も韓国にはある」
・「LK-99は基礎技術の反映として世界で騒ぎになった」
・「サムスン電子のようにブランド化を行い、国内ですべての技術を調達できるようにしなければならない」
 ……火事場泥棒じゃん(笑)。

 要するに「ファン・ウソクのES細胞ラボの夢をもう一度」って感じですね。
 当時、ファン・ウソク教授が「ES細胞ハブとして韓国は大国になるのだ」みたいな話をしていて、政府もそれに丸乗りしたのです。
 まあ、「ファン・ウソクはES細胞を好きなように作れる」という前提が嘘だったのですべてが虚無に終わったのですが。

 それと同じようなことをやってくれ、LK-99ではなく私を中心にって主張していると。
 さすがですわ。

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