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カテゴリ:LK-99の記事一覧

韓国国内の研究機関から「LK-99は常温超伝導物質ではない」とさらに追試結果が発表される……なぜか関連企業の株価が上がる

カテゴリ:LK-99 コメント:(52)
タグ: LK-99
LK-99、依然として超伝導性発見X···政府出捐硏究機関も再現失敗(ニューシス・朝鮮語)
国内研究陣が依然として「LK-99」再現過程で明確な超伝導性を確認できていないことが分かった。大学研究機関に続き、政府出資研究機関である韓国標準科学研究院(KRISS)まで再現実験に乗り出したが、超伝導性を再現できなかった。

韓国超伝導低温学会LK99検証委員会は14日、5回目の書面ブリーフィングを通じて国内研究機関のLK99追加進行状況を発表した。

検証委によると、現在国内で再現実験中の研究機関は▲慶熙(キョンヒ)大学エネルギー素材量子物性研究室▲高麗(コリョ)大学超伝導材料および応用研究室▲釜山(プサン)大学量子物質研究室▲ソウル大学複合物質状態研究団▲成均館(ソンギュングァン)大量子物質超伝導研究団▲成均館大電子活性エネルギー素材研究室▲浦項工科大物理学科研究チーム▲漢陽(ハンヤン)大高圧研究所など計8ヵ所だ。先月31日の第4回ブリーフィング当時と変わりはなかった。 (中略)

同日のブリーフィングでは、大学研究機関ではなく、政府出捐硏究機関である標準研の再現実験結果も初めて公開された。

標準研ではLK99が超伝導体または新素材として意味のある物質であるかどうかを確認するために、公開された合成方法に従ってLK99合成実験を行った。複合酸化物を合成したものの、超伝導性を示すLK99再現試料は得られなかった。
(引用ここまで)


 韓国国内の研究機関がさらに相次いで「LK-99は超伝導体ではない」とするレポートを発表。
 これまでの外国研究機関のものとほぼ同じ。
 「LK-99、終了のお知らせ」がさらに重なっただけですね。

 ただ、それでもなぜか関連株の株価が上昇するという謎の動きを見せています。

「立証されていない」のに……揺れ動く超伝導体株、西南上値(国民日報・朝鮮語)

 もはや、株のテーマにしかなっていないっていう。
 先日もネイチャー誌が「LK-99はもう終わった話だけども、これからも研究は続けなければならない」といった主旨の記事を掲載したのですね。


How would room-temperature superconductors change science?(nature・英語)

 核融合などでも高温超伝導体は役に立つだろう、といった記事ですね。
 LK-99はオワコンだけども……といった主旨の記事なのですが。
 なぜか韓国ではこの記事掲載後に関連株が上昇しました。

ネイチャー「LK-99」の言及に超伝導体株また「夢枠」… 新星デルタテック 14%↑(ニュース1・朝鮮語)

 もうね(笑)。

 ちなみに「常温超伝導物質を発見した」と主張した大元のクオンタムエネルギーセンターはなんのリアクションもなし。
 「8月末には発表する」としていたのですが、それが9月にずれ。
 その9月もちょうど半ばなのに一切反応がありません。
 不思議ですね。

 あ、そのクオンタムエネルギーセンターに行ってみたとの記事がありましたので、紹介しておきましょう。8月頭のもの。

常温の超伝導体を発見したというそこ、聖地巡礼になるか?…「クォンタムエネルギー研究所」に行ってみました(世界日報・朝鮮語)

 「平凡ではなく劣悪に見える研究室で世界を揺るがす偉大な発見が出てくることもありうるという事実にわくわくした」だそうですが。  なんというか……うら寂しい。

 個人的にはクオンタムエネルギーセンターがんばってほしいと思っています。いや、ホントよ?
 ここから「いや、実は本物だ」なんていう胸熱な展開があるかもしれないじゃないですか。
 あと、彼らがこれだけ「なにもない」状況からどんな反応ができるのかっていう意味でも。

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「夢の常温超伝導物質LK-99」で乱高下する株価に群がる韓国の若者たち……なお、真偽は関係ない模様

カテゴリ:LK-99 コメント:(39)
タグ: LK-99
アリの群れ「希望回路」危険な「上振れ」を呼ぶ(マネートゥデイ・朝鮮語)
国内証券市場のテーマ株ブームが基礎科学界に移った。「LK99」によって吹き荒れた超伝導体関連株投資狂風が夢の新素材「マキシン(MXene)」に続き未来技術量子に広がった。急騰する株価に投資家たちは混乱するが、ありふれた日常だった研究成果発表がテーマ株の材料として悪用される奇異な経験に科学界の不安感も大きくなる表情だ。最近になって繰り返される科学テーマ株ブームの現象と背景、そして科学技術投資を眺める研究者たちの所感と提言を見てみる。

「個人投資家は研究者である私も思いもよらない経済的可能性を見ているようだ。判断は各自の役目だ」(朴済根ソウル大学物理学科教授)

「研究に関心を持ってくださってありがたいが、商用化は考えたことがない」(韓国原子力研究院先端量子素材研究室博士)

「超伝導体」に続きマキシンと量子コンピュータで科学テーマ株の狂風が続いている。国内研究陣の革新的な研究成果発表を悪用し、一部投機勢力まで参入し、関連株に名指しされた銘柄はわずか数日で上限値と下限値を行き来する様相だ。しかし、いざテーマ株の材料として活用された研究陣当事者たちは最近の投資狂風に対して「理解できない」「言うことがない」として声をひとつにして虚脱した。 (中略)

「三星電子の株価が良ければテーマ株に投資しますか?大型株があのようだから集まってくるんですよ」
国内の某証券会社リサーチセンター長のA氏は苦笑いしながらこのように話した。超伝導体、マキシン(Mxene)、量子コンピュータ···名前さえ見慣れない科学用語がついたら、株価が400%以上暴騰する。正体は不明だが、躊躇なく巨額の金を出し入れする。大金を稼げるという夢を抱いてからだ。

異例の暴騰傾向に驚いた既存の大株主たちは静かに持分を売る。あちこちから「空しい夢」というニュースが流れ、わずか数日でバブルがはじける。投資家の希望は踏みにじられ、被害はそのまま遅れて参戦した人々に回る。
(引用ここまで)


 「夢の常温超伝導体」とされたLK-99ですが、最終的には東学アリ(アリほどに小規模な投資をする20〜30代のこと)の材料になって終了しました。
 クオンタムエネルギーセンターの「発表」もインサイダー取引かそれに近しい話が大元にあるんじゃないかという感じです。
 現在の韓国ではどんな発表があっても連想売買の対象になっているのが現状。

 で、短期で消費されてしまってなにも残らない。
 まあ、連想買いが入るのはどこの国でも同じなのですが、韓国ではなんというか……いつものように「過剰」なんですよ。
 LK-99騒動では株価が40倍にもなった企業があったそうで。
 大株主は嬉々として一部を売り払ったでしょうね。

 韓国の若者たちの「なんとしてでも暴騰にすがりつく」って気分が理解できるのではないでしょうか。
 「ビットコインには乗り遅れたけども、次はけっして逃さない」っていう。
 そうしないと階層移動ができませんからね……。


 あ、そうそう。
 Twitter(X)ではピックアップしたのですが、LK-99について面白い動画があったので紹介しておきましょう。



 「体感としては99%ない」
 「USOですね」
 「USOは日本発祥で国際的に通じる用語になってます」
 「もうちょっと節度のある温度のほうが」
 「グラフも素人っぽい粗さ丸出し」
 「ゴミの山の中ではかなり優れた一本(でもゴミ)」

 あと発表こそしていないのですが、日本の大学でもいろいろなところで追試やってたとのこと。
 ま、そりゃそうでしょうね。

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「夢の常温超伝導物質」だったLK-99、韓国国内の研究機関も「超伝導性はなかった」と追試の結果を発表

カテゴリ:LK-99 コメント:(49)
タグ: LK-99
韓国LK-99検証委「ソウル大など4カ所で再現実験、超伝導性の事例なし」(中央日報)
韓国超伝導低温学会のLK-99検証委員会は国内研究機関4カ所で「LK-99」再現実験を進めた結果、超伝導特性を表す事例はなかったと31日、明らかにした。

検証委はこの日、書面ブリーフィングを通じて、ソウル大複合物質状態研究団、漢陽大高圧研究所、釜山大量子物質研究室、浦項工大物理学科研究チームの4カ所で実験を行った結果、このように確認されたと明らかにした。検証委によると、ソウル大と漢陽大、釜山大研究チームは論文にあるLK-99製造方法に基づきサンプルを製造した。このサンプルは不導体に近いか、抵抗がある程度残っている特性を見せた。

漢陽大高圧研究所が作ったサンプルはLK-99と組成・特性が似ていて、抵抗の急激な変化があった。しかし固有抵抗(抵抗率)が不導体に近く、磁化率も超伝導体とは異なる特性が表れたと、検証委は説明した。
(引用ここまで)


 韓国国内の研究機関からもLK-99の追試が行われまして。
 すべての結果が「常温でも低温でも超伝導体ではない」とのものでした。
 ソウル大、漢陽大、釜山大、ポステックと韓国のなかでも理系として最高峰にあるところばかりの追試結果といえるんじゃないでしょうか。

 LK-99本体は反磁性があり、むしろ不導体であったと。
 で、いつものように「不純物に含まれるCuS2が超伝導体であるかのような動きを見せたが実際には違う」との結論でした。
 まー、これで終了ですかね。
 あとはクオンタムエネルギーセンター側の公式発表がどうなるかで閉幕です。
 なお、この公演にアンコールはありません。


 7月末にLK-99の存在が発表されてから一ヶ月ちょっとくらい。
 未確認超伝導物質、USO(Unidentified Superconductive Object)としての寿命はかなり短かったといえます。
 ま、これが21世紀のUSOの姿なのかも知れませんね。

 で、原論文著者の「LK-99は常温超伝導体だ」って発言でまたぞろ韓国国内関連企業の株価が上昇していたりしたのですが。
 今回の発表でがたがたになりました。

夢の物質と言われていた「LK-99」···検証委「特性がない」発表に関連株が下落(ザ・ファクト・朝鮮語)

 個人的には原著者らが株をやっていなかったかをチェックしてほしいところですが。
 まあ、そのあたりまでの追求は無理かな。

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「夢の常温超伝導体」として発表されたLK-99、相次ぐ追試失敗にも原著者は「試料の作りかたが間違っている」と指摘……それやられたらもう科学じゃないんだけどね

カテゴリ:LK-99 コメント:(75)
1ヵ月間で懐疑論が深まった「LK-99」···「早い試料検証が最善」(東亞日報・朝鮮語)
LK99開発会社であるクォンタムエネルギー研究所が先月22日、論文事前掲載サイト「アーカイブ」に公開した論文によると、LK99の非抵抗(電流の流れにどれだけ逆らうかを測定した物理量)は摂氏104.8度から10%水準に急速に減る。研究陣はこのような特性をLK99の超伝導性と解釈したが、海外研究陣は不純物の影響だと見た。 (中略)

このように世界超伝導学界では「LK99は超伝導体ではない」という方向で結論が傾いているが、一部の科学者は「最終結論を下すためにはクォンタムエネルギー研究所が提供するLK99サンプルとの交差検証が必要だ」と慎重な立場を取っている。現在、国内LK99検証委は国内7つの研究所で試料再現を進行中であり、クォンタムエネルギー研究所が試料を提供する場合、これに対する検証も同時に進行する計画だ。

28日検証委によると、クォンタムエネルギー研究所は8月初め「2~4週間後に試料を提供する」という立場を伝えたが、まだ試料を提出していない状態だ。当時、会社は国際学術誌でLK99関連論文を審査中で、審査が終わった後、試料を提供すると明らかにした経緯がある。
(引用ここまで)


 「人類の夢、常温超伝導物質がついにできた」として7月22日にデビューを果たしたLK-99。
 そこから一ヶ月ちょいで完全に化けの皮は剥がされた状態となっています。

 ネイチャー誌には「オンラインで話題になったLK-99はうまいこといっていない」との記事が掲載されました。
 サイセンス誌には「短く壮絶な生涯」と語られて、生まれて2週間で寿命が尽きた扱いにされていましたね。
 純粋なLK-99を合成したマックスプランク固体研究所からは「超伝導体であることを完全に否定する。不純物がそれっぽい動きを見せただけ」とばっさりいかれました。

 比較的に簡単な物質で揃っていたこと、合成手法もそれほど難しくないことから徹底的に追試が行われてそのほぼすべてで超伝導体であることが否定されています。
 まあ、「それっぽい動き」を見せたことで勘違いしたのではないか、といったところで収束しつつありますね。


 ただまあ、原著者のひとり(キム・ヒョンタク教授)は「LK-99は常温超伝導体である。それ以外の解釈のしかたはない」と言い続けています。
 クオンタムエネルギーセンター側は8月末にはサンプルを配布するので特性をチェックしてくれればいいとしていたのですが。
 うん、その8月末になっても動きがないんだ。

 あ、最近になって「8月末から9月初めに公式声明を準備している」に変わったので、まだ可能性はなくはないかもしれませんね。

LK-99、韓国が打ち上げた超伝導体?(KBS)



 ここでもまたキム・ヒョンタク教授は「他の研究所で作ったLK-99が超伝導体にならなかったのは試料の作りかたが間違っているからだ」って話をしているんですが。
 記事中にもあるんですが「再現できないのは試料を間違って作ったからだ」ってされると、もうそこから先は科学で扱う話じゃなくなっちゃうんだよな。
 じゃあ、もうその論文の全部が使い物にならないねっていう。

 このあたり、ファン・ウソクの言い分と完全一致してるんですよ。
 「他の人々が再現しようとしてもES細胞ができないのは我々の器用さが世界一だからだ」とか言ってましたっけ。
 ま、「公式声明」とやらを楽しみにしておきましょう。

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韓国メディア、「夢の物質だった常温超伝導体LK-99、20年前のファン・ウソクのES細胞捏造事件と似ているのでは」

カテゴリ:LK-99 コメント:(50)
LK-99超伝導体、ファン・ウソク「クローンES細胞」と似ている?(ソウルファイナンス・朝鮮語)
「夢の物質」と呼ばれる常温·常圧超伝導体「LK99」が韓国研究チームによって世界で初めて開発されたというニュースに全世界学界と産業界が注目したが、時間が経つほど信頼性に疑惑が大きくなっている。一部では今回のLK99が04年、黄禹錫(ファン·ウソク)博士のクローン胚性幹細胞世界初開発事件と類似した「詐欺劇」で終わるのではないかという批判まで出ている。

LK99は現在、国内だけでなく海外でも検証が行われている。科学ジャーナルネイチャー誌は最近、ドイツのシュトゥットガルト·マックスプランク固体研究所の研究結果を引用し、LK99が超伝導体ではないと報道した。

パスカル·プファル博士が率いるマックスプランク研究所研究チームは、LK99の純粋な単結晶合成に成功し、LK99単結晶は超伝導体ではなく絶縁体であることを明らかにしたとネイチャー誌は伝えた。研究チームはLK99の超伝導類似現象に対して製造過程で生じた不純物である硫化銅によるもので「超伝導存在を排除する」という結論を下した。 (中略)

LK99のこのような状況は、04年の黄禹錫(ファン·ウソク)前ソウル大学教授のクローン胚性幹細胞事件と似ている。黄前教授は04年、サイエンス誌にヒト体細胞を複製した胚性幹細胞を作ったと発表した。また翌年、患者オーダーメード型胚性幹細胞11種を作ったと発表し、全世界の学界を騒がせた。

当時、黄元教授はジェラルド·サテン米ピッツバーグ大学教授、クローン羊ドリーを作った英エジンバラ大学のイアン·ウォルマート教授と協力し、韓国に幹細胞ハブを構築すると野心的な抱負を明らかにした。

しかし、当時MBC「PD手帳」が黄前教授の卵子売買疑惑を放送し、生物学研究情報センター(BRIC)掲示板にES細胞操作疑惑が広がり、ファン前教授の母校であるソウル大学で真相調査に乗り出した。調査委は06年1月、黄元教授が胚性幹細胞を作ることができず、論文が捏造されたと明らかにし、黄元教授の神話は幕を閉じることになった。

LK99と胚性幹細胞は、人々に期待を集めた技術という点で似ている。常温超伝導体であるLK99は、エネルギーと資源を輸入に依存する韓国の経済的不安を解決でき、エネルギー効率を高めて炭素排出を減らすことができる。胚性幹細胞は不治の病に苦しむ人々に病気を治療できるという希望を与えた。

世間の要求が切実なだけに、全国民の関心を集めた。しかし、研究結果が偽物であることが明らかになれば、それだけ失望と非難の声が高まる。
(引用ここまで)


 LK-99の原論文著者はまだ「我々の真のLK-99は常温超伝導物質だ」と粘っているものの。

LK-99の原論文著者「ネイチャーの記事に耳を傾ける必要はない」「我々の論文は超伝導性を示している」とまだがんばる模様(楽韓Web過去エントリ)

 世界の趨勢は「LK-99は超伝導物質ではない」「なんならただの磁石」くらいに落ち着こうとしています。
 さて、そんな中で韓国の状況はというと、そこまで盛り上がっていない。

 いや、盛り上がりはそれなりにあったのですが。
 「国民的な大騒ぎ」にはなっていません。その最大の原因はかつてファン・ウソク騒動を経験したからではないかな、とも感じられるのです。
 冒頭記事も「同じような部分がある」としていますね。


 もう20年近く前になるのですが、本当にあの時はすごかったのです。
 「ノーベル賞間違いなし」「韓国が世界を救う」「韓国が世界を制覇する」「ES細胞で地球の希望になる」「脊椎損傷で動けなくなった人々もすぐに立てるようになる」等々。
 「ファン・ウソクは神」くらいの勢いでしたね。

 韓国政府は「最高科学者」に認定して24時間警備体制を取り。
 大韓航空は「生涯ファーストクラス」を確約。
 伝記が何冊も発行されて。
 記念切手まで出てしまう始末。

ファンウソク記念切手.jpeg

 メディアが「もうノーベル賞あげちゃいましょう」なんて書いてしまう始末。

「ノーベル賞審査委員会」緊急招集(楽韓Web過去エントリ)

 で、そのすべてが嘘だったと。
 あ、「犬のクローン製造に成功」だけは本当でした。いまのファン・ウソク氏の生業になっているようですね。

 いや、あの時は本当にすごかった。
 「ファン・ウソク擁護集会」なんてものが行われて2000人くらい集まってたりしましたからね。


【写真】黄禹錫博士の研究再開を求める「ろうそく集会」(中央日報)

 そういえばこの時のほうが牛肉デモのろうそく集会よりも早かったんだな。元祖はまた別にあるのか。

 こうした「革新的な科学成果」に騙されたことがあるので、韓国人はLK-99に対してどこか一歩引いてしまっている部分があるのも間違いないですね。
 逆にいうとこの騒動を知らない若い世代とかは騒いでいるっぽいですけども。
 ま、今回のLK-99もファン・ウソク騒動の劣化コピーとして終わろうとしているわけです。
 どっとはらい。

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LK-99の原論文著者「ネイチャーの記事に耳を傾ける必要はない」「我々の論文は超伝導性を示している」とまだがんばる模様

カテゴリ:LK-99 コメント:(85)
[取材ファイル] LK-99 超伝導ではないとされているけど……キム・ヒョンタク教授の考えは?(SBS・朝鮮語)
LK99が常温で超伝導性を示さないという研究結果が相次いでいます。まず、科学ジャーナルネイチャーはドイツの研究チームが超伝導ではないという確定的な結論を下したと伝えました。ドイツのシュトゥットガルト・マックスプランク固体研究所がLK-99の純粋な単結晶合成に成功したが、超伝導ではなくむしろ絶縁体だったということです。ネイチャーはまた、ドイツの研究チームの結論は人々を失望させたと論評しました。(中略)このままハプニングに終わりそうだという分析も少なくないようです。

今年8月初め、LK-99研究に参加した米国ウィリアム&メリー大学のキム・ヒョンタク研究教授にオンラインでインタビューしたことがあります。率直に告白すると、当時事前準備がかなり足りない状態でインタビューが行われました。普段の取材領域とは距離があるため、キム・ヒョンタク教授が説明する専門用語を大部分理解できず、科学的に深みのある質問が行き来できませんでした。残念なところです。ただ、キム·ヒョンタク教授は確信に満ちていました。質問者の専門性は不足していますが、キム教授の言葉をありのまま伝えることにも意味があると判断し、8時のニュースに伝え、インタビュー全文をSBSニュースユーチューブチャンネルに公開したりもしました。ここまでが今月初めの状況です。

しかし、先に言及した通り、LK99に対する否定的な研究結果が多くのメディアを通じて相次いで出てきました。キム・ヒョンタク教授にこのような中間評価についてどう思うかもう一度尋ねました。今回はEメールで質問し、回答を受ける形式で行われました。キム·ヒョンタク教授はこのような否定的な結果に対して「耳を傾けて聞くな」、「急ぎすぎる」として依然としてLK99の超伝導性に確信を持っていました。まだ1ヶ月も経っていないだけに結論を下すには早すぎるということです。 (中略)

質問1に対して、ネイチャー記事は超伝導性を見られなかった研究者たちの経験を書いて集めたものです。耳を傾けないでください。私たちの論文は超伝導性を示しています。

質問2について同じ内容です。まだ超伝導特性を見ていないということではないですか。もっと努力しなければなりません。 (中略)

LK99の中に常温超伝導相があります。今、超伝導問題で盛り上がっているので、ある程度熱気を落ち着かせなければならないので、私たちにはこういうことがむしろ良いのです。
(引用ここまで)


 世界ではすでに敗戦処理が残されているだけとなっているLK-99。
 ドイツのマックス・プランク固体研究所は単結晶のLK-99でテストを行って、常温超伝導体として「ネガティブ」の結果。
 米プリンストン大学からは「要するにただの磁石」との報告。
 同じくアメリカのメリーランド大学からも「悲しいけれどもゲームオーバーだ。常温でも低温でも超伝導物質ではなかった」との結果が出ています。

 超一流の大学が揃いも揃って追試に失敗している。
 マックス・プランク固体研究所の実験では「不純物である硫化銅Cu2Sがそれっぽい動きを見せただけで数値の取り違いだろう」とまで結論づけています。
 韓国側の論文には「超伝導体の証拠である相転移温度は摂氏104度」とあったのですが、Cu2Sの相転移温度がちょうどそれ。
 Natureの記事では「Nail in the coffin(=とどめの一撃)はCu2Sであった」ときっちり書かれています。


 それでも、それでも大元の論文著者のひとりであるキム・ヒョンタク教授はまだ「我々のデータではLK-99は超伝導物質である」と粘りを見せています。
 以前から「LK-99の動きは超伝導でしか説明がつかない」としているひとりです。

韓国研究陣が発表した常温・常圧超伝導体新物質めぐり論争(中央日報)

 これまでの発言を集めると──

・「重要な新発見が公表された時、信じられないと言う人が多いのは当然だ」
・「(我々の)オフィスは非常に小さく、設備も不十分なために大量生産ができない」
・「(ネイチャー誌等の否定的記事に)耳を傾けないでください。我々の論文は超伝導性を示しています」

 うん、まあ……そうね。
 世界を黙らせるにはたったひとつの真正の成功例があればいいわけで。
 「まだはじまっちゃいねえよ!」と高らかに宣言したということです。
 ま、個人的にはがんばってほしいとは思っています。いや、ホントよ?

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2013-09-25

韓国紙「LK-99の正体は?」「常温超伝導物質は詐欺だったのか」「テーマ株に投資したいと言われたら?」とのQ&Aを科学者に問う……その答えは……

カテゴリ:LK-99 コメント:(48)
韓国製の「常温超伝導体」は詐欺だったのか?(ハンギョレ)
韓国の科学者たちが「夢の物質」常温超伝導体を発見したという主張が出ました。LK99の話です。すると一部では「ビンサルマンが韓国に来て頭を下げることになるだろう」、「気候危機問題が解決される」というような期待があふれ出ました。同時に、超伝導体テーマ株に分類された企業の株価も急騰しました。しかし、LK99は常温超伝導体ではないという国外科学者たちの反論が相次いだのですが。LK99は本当に常温超伝導体なのでしょうか?そうでなければ、研究者は嘘をついたのでしょうか?慶熙大学物理学科のパク·ヨンソプ教授に聞いてみました。

Q.LK-99、本当に常温超伝導体ですか?
パク・ヨンソプ教授:常温超伝導体だと証明されたようではありません。研究者たちは、いくつかの物質が混ざっている可能性があると言います。ところが、その物質を純粋に精製できるか分からないうえに、精製をやり遂げたとしてもそれが超伝導体かも明確ではありません。

超伝導体は臨界温度(水が水蒸気となる100℃のように物質の状態が変わる温度)以下に下がると突然抵抗が0にならなければなりませんが、論文データではそのようなグラフを見せてくれません。むしろ超伝導体ではなく、一部の物質が見える形を表しています。超伝導体は100年以上研究されています。どんな特性を見せるべきか合意されました。そのような基準に達していません。私には超伝導体ではないように見えます。 (中略)

Q.研究陣が黄禹錫のように詐欺を働いたのではないでしょうか?
パク・ヨンソプ教授:研究で詐欺といえば、ファン・ウソクのようにデータを操作することを言います。「(今回の研究陣は)人々が騙されるほどデータをきれいに描いていません。詐欺の可能性は低いと思います。むしろ錯覚や欲が先んじたのではないかと思います。研究陣が超伝導研究に十分な経験がなく、実験結果を超伝導現象と誤って解釈した可能性があるということです。過度な確信を持ったり。もちろん私の推測ですし、実状はわかりませんが。

Q.教授の知人が超伝導体テーマ株に投資したいと言ったら何と言いますか?

パク·ヨンソプ教授:やめてください。
(引用ここまで)


 先日のマックス・プランク固体研究所の発表でLK-99が常温超伝導物質であるという可能性はほとんどなくなりました。
 まあ、科学的にいうところの「ほとんどなくなった」であって、一般的にいうなら「可能性はゼロ」なんですけどね。
 残されているのは敗戦処理くらいなもんですか。

 引外で「LK-99を常温超伝導物質であると信じ続ける人もいるでしょう。地球平面説やアポロ計画で人類が月に到達していないと信じ続ける人がいるように」って語られているのですが。
 うん、よくわかっている。
 「軍産複合体の陰謀でエネルギーに革命をもたらすLK-99は葬られたのだ」とか言い出す人も出てくるでしょうね。


 いまだにTwitter(X)では「いや、まだ……まだ分からない」くらいのことを言っている人もいますが。
 いや、晒しませんけどね。
 まあ、さらっと2週間で葬られたとはいえども楽しませてもらったのは間違いないので。

 該当企業のパートナー偽装とか、ラボがだいぶ古めかしい雑居ビルの地下室にあるとか、arXivに論文が掲載されたのは研究者の内紛が原因だとか。
 なかなかに香ばしい部分を楽しませてもらえました。

 ファン・ウソクのES細胞騒動で社会的に「世界的な大発見」に対して懐疑的な目で見ることが養われたのか。
 韓国ではそこまで騒ぎにはなりませんでした。それなりの騒ぎにはなったんですけどね。
 ファン・ウソクの時みたいに「これに反対するやつは全部非国民」みたいな騒ぎにはならなかったって意味で。
 あの時は本当にひどかったからなぁ。「韓国が世界を征服する」くらいの勢いでしたよ。

 ま、「常温超伝導物質」自体がテーマとして耳にしただけで眉につばを塗る準備をしたほうがいいものだったことが大きいかな。

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マックスプランク研究所「LK-99は超伝導体ではない。不純物がそれっぽい動きを見せただけでむしろ絶縁体だ」と発表

カテゴリ:LK-99 コメント:(51)
ネイチャー「LK-99超伝導体ではない…」ドイツの研究チームが答えを見つけた」(聯合ニュース・朝鮮語)
ドイツのシュトゥットガルト・マックスプランク固体研究所の研究チームが、韓国研究陣が常温·常圧超伝導体だと発表した「LK99」が超伝導類似現象を示す理由を究明し、LK99が超伝導体ではないという事実を突き止めたと科学ジャーナル「ネイチャー」(Nature)が16日(現地時間)報道した。

ネイチャーはパスカル・プファル博士が率いるマックスプランク固体研究所研究チームがLK99の純粋な単結晶合成に成功し、LK99単結晶は超伝導体ではなくむしろ絶縁体であることを突き止めたと伝えた。

研究チームは14日に公開したこの研究で韓国研究チームが提示した超伝導類似現象はLK99製造過程で生じた不純物である硫化銅(C2S)によるものだとし「私たちは超伝導存在を排除する」と結論付けた。 (中略)

研究チームが作ったLK-99単結晶は透明な紫色で、実験結果超伝導体ではなく抵抗が数百万オーム(Ω)に達する絶縁体であることが明らかになり、若干の強磁性と反磁性を示すが、磁石の上から浮くほどではないことが分かった。
(引用ここまで)


 ドイツのマックスプランク固体研究所がLK-99について単結晶での「純粋なLK-99」を合成し、その試料の分析結果を発表しています。
 いわく「LK-99は超伝導物質ではなく、数百万オームに及ぶ抵抗を持つ絶縁体」「わずかな反磁性と強磁性を持つ」とのこと。
 んで、あたかも超伝導物質のような動きをしていた理由は不純物部分にCu2Sがあったからとされています。

 あ、ネイチャー誌の記事も出しておきましょうね。

LK-99 isn’t a superconductor — how science sleuths solved the mystery(nature・英語)

 ま、これでほぼ確定。
 これまでは99.9%のグレーだったものが、99.9999999%のグレーになったってところ。
 100%でないのは科学的にしょうがない。

 反論したいなら常温で超伝導であることを証明すればいいだけなんですが。
 このネイチャーの記事で韓国側チームにもコメントの要請があったそうなのですが。
 応じてくれなかった(Lee and Kim’s team did not respond to Nature’s request for comment.)とのこと。


 で、この結果に対して韓国側のリアクションは「関連企業の株価下落」だったと。

ネイチャー「LK99、超伝導体じゃない」···テーマ株、また「急落」(韓国経済新聞・朝鮮語)

 ついでにLK-99の名前のついたアルトコイン(暗号通貨)も出てるそうですよ。

 この狂騒曲も終わりに近づいていますかね。
 クオンタムエネルギーセンターが取得した特許にはもっと詳細に書かれている云々についても、そんなものは意味がないと国内学者からつっこまれています。

国内学界のLK99製作に着手···「論文修正・特許には意味がない」(アジア経済・朝鮮語)

 今回については「捏造」ではなく思い違いとかデータの取り違いっぽいともされていますが。
 でもま、常温超伝導体のいつものオチ、USO(Unidentified Superconducting Object.)でしたね。

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