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カテゴリ:LK-99の記事一覧

韓国人研究者「LK-99が常温超伝導物質? もう真夏の夜の夢から目覚める時だ」とLK-99の怪しさを大暴露

「LK-99超伝導体」···真夏の夜の夢になるか(週刊朝鮮・朝鮮語)
ベンチャー企業クォンタムエネルギーが開発した「LK99」という「常温超伝導体」を全世界の科学界が注目しているとの話だ。すでにノーベル賞は当確であり、まもなく5830兆ウォンの経済的価値も手にすることになるという。熱く盛り上がったマスコミとインターネットによると、そうなのだという。羽のように軽い証券市場も乱高下している。もちろん、すべてが虚勢だという正反対の声もある。一体どの拍子で踊らなければならないのかすら分からない状況だ。 (中略)

2008年に設立して10人以下の人材でかろうじて命脈をつないできたというクォンタムエネルギーが果たしてそのような責任と義務を果たしたのかは明らかではない。これまで公開的に確認できる成果もなく、経営実績も失望したものだった。むしろ何の関係もない韓国化学研究院・大韓化学会・LGイノテック・サムスンSDI・ポスコなどの名義を盗用する荒唐無稽なことも犯した。 (中略)

研究成果の公開手続きも荒唐無稽だ。同僚評価を経る学術誌に論文を発表する過程を無視してしまった。誰もがいかなる制限もなく自分の論文「原稿」(manuscriptまたはpreprint)を載せることができるインターネットサイトである「アーカイブ」(arXiv.org )が研究成果を発表する学術誌の代案にはなれない。「アーカイブ」を出版社が著作権を放棄する「オープンアクセス」と混同してはならない。

さらに開発者たちがアーカイブに7月22日午後4時(論文A)と午後7時(論文B)に異なる原稿2編を競って載せたことは致命的な誤りかミスだった。2編の原稿がいずれも「LK-99」という常温超伝導体の開発を主張する。しかし著者も違うし、タイトルも違うし、表現方法(専門用語)も違うし、具体的な内容も違う。甚だしくは原稿に紹介された実験資料が同じなのかさえ明らかではない。論文で公開した傾いた磁気浮上現象は、超伝導体ではなく黒鉛でも見られると知られている。電気抵抗が0に落ちてもおらず、相転移に対する資料も見当たらない。超伝導低温学会が慎重な立場を明らかにしたのは、そのような理由のためだ。

開発者の間で起こっている内紛もみっともない。論文Aの主著者であり、教育部研究課題の責任者だったと知られたクォン・ヨンワンは、論文Bの著者に入れることもできなかった。論文Bで開発過程と原稿作成に重要な役割を果たしたというオ・グンホ、キム・ヒョンタクは原告Aの著者リストから抜けてしまった。開発陣のスポークスマンの役割をしていると見られるキム・ヒョンタクは、4月に国内で発表された論文では見られない。一体LK99を開発した開発者が正確に誰なのかさえ明らかでない状況だ。 (中略)

1999年に初めて開発したという主張も荒唐無稽だ。この24年間、学術論文も一編発表できなかった課題に固執したことを「執念」や「粘り強さ」と見ることは難しい。 (中略)

米国メリーランド大学凝集物理理論センターは「悲しいことにもうゲームが終わったと信じる」と明らかにした。ネイチャーも「専門家たちが非常に懐疑的」という便りを伝えた。今や専門性が足りない一部マスコミが騒がしく作り出した「真夏の夜の夢」から目覚める時だ。
(引用ここまで)


 韓国の科学者からの「LK-99、怪しくてしかたがない。距離を置いて見るべきだ」とするコラム。
 そういえばクオンタムエネルギーセンターが「パートナー」としていた企業の画像を引っ張ってこれたので貼っておきましょう。

twitter_F2mqANBaUAAdztO.jpg

 この「パートナー企業」の中に住友商事があるのに注目。
 これ、どういうことかというと「資源を融通してもらえる宛がある」という宣言なのです。
 「これから我々は大量の鉱物やらなんやらの資源を使うことになるが、それは住友商事がいるから問題ない」との表記なのですよ。
 住友商事はニッケルや銅といった鉱山も所有、出資をしています。

 まあ、「パートナー企業」としているものは全部嘘なんですけども。

韓国人による「夢の常温超伝導物質」を製造した企業、なぜかホームページを閉鎖、「協力企業」とされていた有名企業は「協力したことはない」と明言……あれれ、おかしいぞ?(楽韓Web過去エントリ)


 このパートナー企業云々の事例だけを見ても「実に質が悪い」のです。

 この記事にはざっくりとその質の悪さがこれでもかと書かれています。

・arXivに二編の論文が登録されている件。
・著者らが明らかに内紛で争っている件。
・「パートナー企業」がすべて虚偽だった件。
・「24年に渡って同じ素材を研究してきた」ことが胡散臭い件。

 これに加えていうなら「先進研究を行ってきたラボが雑居ビルの地下にある」なんてのもかなり質が悪い。
 いや、すべての素材が大学や研究所然としたところから出てくる必要はないのですけどね。

 あとLK-99が世に出た当初から「これはなんか面白そうだ」として個人としてLK-99の再現実験をやっていたアンドリュー・マカリップという人物がいるのですが。

常温常圧の超伝導を実現!? 謎の物質「LK-99」の再現に“素人”まで参戦、過熱するDIY競争の舞台裏(WIRED)

 その再現実験の結果が出てて「もうこれはダメかも分からんね」との結論に至っています。



 あとコミケでLK-99の標本が売られていたとの話。



 LK-99のレシピはそれほど難しくないし、材料の入手性もそこまで悪くない。
 それなのに「電気抵抗がゼロ」とする結果を得られたところがこれまでどこにもない。

 擁護している人々は「製造に独自のノウハウがあるのだ」としていますが。
 じゃあ、それを論文に書いてくれないと意味ないんだけどね(笑)。論文をなんだと思ってるんだって話です。

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韓国の「常温超伝導物質 LK-99」の論文は内紛の結果、流出したものだった。韓国人「ということはまだ本物のLK-99が存在するのでは?」……うん……だといいね

カテゴリ:LK-99 コメント:(74)
韓国研究チーム「常温超伝導体」論文著者の間で内紛…「同意なく無断登載」(中央日報)
クォンタムエネルギー研究所など韓国研究陣が開発したと主張する常温・常圧超伝導体「LK-99」論文をめぐり著者の間の紛争が水面上に浮上した。

高麗大によると、同大学研究真実性委員会はクォン・ヨンワン研究教授がLK-99関連論文を他の著者の同意なく掲載したという疑惑に関する情報提供を受け、早ければ今週中にも予備調査をするかどうか決めることにした。 (中略)

これに先立ちクォン教授はクォンタムエネルギー研究所のイ・ソクベ代表とキム・ジフン研究所長ら4人が著者として登載されたLK-99関連論文を22日に論文事前公開サイト「アーカイブ」に載せた。その2時間20分後、イ代表とキム所長をはじめ、キム・ヒョンタク米ウィリアム・アンド・メアリー大研究教授、オ・クンホ漢陽大名誉教授ら6人が参加した論文が続いて載せられた。

これに対しクォンタムエネルギー研究所とキム教授側はクォン教授が他の著者の同意なく無断に論文を載せたと主張した。

キム教授はウィリアム・アンド・メアリー大の大学新聞で「クォン教授が載せた論文は国内学術誌に掲載された内容と同じ」とし「この学術誌を引用しなかったため二重出版であり自己盗作」と主張した。

キム教授によると、キム教授は先月17日、クォンタムエネルギー研究所のイ・ソクベ代表に6人の著者で論文を19日に国際学術誌「米国物理学会(APL)マテリアルズ」とアーカイブに提出しようと要請した。キム教授はクォン教授の寄与度が制限的だと考えたが、イ代表はクォン教授を著者目録に含めることを望んだという。

しかしクォン教授が時間がほしいと要請した中、他の著者が提出に同意し、クォン教授の名前を削除して論文を提出したと、キム教授は明らかにした。
(引用ここまで)


 プレプリント論文を掲載するarXivに常温超伝導物質であるとされていたLK-99関連の論文が掲載されたのは研究者間の内紛による結果のハプニングである、とする記事。
 内紛の理由は誰が研究を先導したのかを争った結果……ですね、これ。

 まあ……韓国の歴史は内紛の歴史です。
 いかに自分たちが正しいかを主張し続けてきたのが韓国、李氏朝鮮、そしてそれ以前の国々でしたから。

 豊臣秀吉が朝鮮征伐の用意をしていた際に、日本に送られた通信使も正使と副使でまったく違った報告をしたのでした。
 なぜなら正使と副使が属する派閥が異なっていたため。結果、その当時に主流派となった副使側の「日本は出兵の準備などしていない」との報告が採用されたのですが。
 結果として日本軍にわずか2ヶ月で平壌まで攻め入れられるほどの守備の弱さにつながったのです。
 内紛で国までがったがたになっているっていう。

 あと朝鮮戦争もいわば内紛ですわな。
 現在の与野党の分裂具合も内紛のひとつといえるでしょう。


 まあ、そうした内紛の歴史を知っている立場からすると「ああ、さもありなん」ってところですかね。
 んでもって、韓国国内ではこれをもって「まだ希望はある!」とする一派がいるようで。
 すなわち、ハプニング的に流出した論文ではLK-99のすべてが分かったわけではないと。
 本物のLK-99はまだ(流出させていない)研究者側にあるのだ……と。

 うーん、だったらいいですね。
 常温超伝導物質であれば、研究者もにっこり。韓国人もにっこり。人類もにっこり。
 ネタが続いてうちにとってもありがたい。
 すべてがよし、なのですが。

 なんというかこういった部分でもファン・ウソクのES細胞捏造事件に寄ってきたな、としか思えません。
 電気抵抗がゼロなのを見せればそれで論争は即終わりなのですけどね。

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常温超伝導物質LK-99に対してプリンストン大学、「いや、これただの磁石じゃね?」とばっさり否定してしまう

カテゴリ:LK-99 コメント:(51)
米大学「LK99、超伝導体ではない磁石」···関連株暴落(JTBC・朝鮮語)
株価を引き下げたのは、米メリーランド大学凝集物質理論センターが昨日と今日ツイッターに載せた文です。

メリーランド大学は昨日、「悲しいがゲームは終わった」「LK99は常温超伝導体ではない」と断言しました。

そして今日は「超伝導体よりは磁石である可能性が高い」と主張したプリンストン大学の論文を取り上げました。
(引用ここまで)


 「常温超伝導物質である」とされている(されていた?)LK-99に期待して韓国市場で高値をつけていた関連株ががんがん下落しているとのこと。
 その大きな理由が先日、メリーランド大学の物性理論センターがTwitterで「ゲームオーバーだ。LK-99は常温でも極低温でも超伝導物質ではない」と発表してしまったこと。
 楽韓Webでも紹介していますね。

アメリカ著名大学「LK-99は超伝導物質ではない。ゲームオーバーだ」と発表、韓国では一気に関連企業の株価が下落(楽韓Web過去エントリ)

 さらにプリンストン大学からも「LK-99は常温常圧超伝導物質というよりは磁石なんじゃね?」とする論文(プレプリント)が出ています。


 このJTBCの記事でも伝えていますね。

lk-99couldbemagnet.png

「In sum, Pb9Cu(PO4)6(OH)2 could more likely be a magnet, rather than an ambient temperature and pressure superconductor.」
 んー、「要はPb9Cu(PO4)6(OH)2は、常温常圧超伝導体とするより、むしろ磁石である可能性が高い」ってとこですかね。

 プリンストン大学、メリーランド大学は否定。
 中国では大学で「一部について成功した」としているものはありますが、電気抵抗についてはなにも言及されていません。
 まあ、まだ100%否定するのは早いかなぁ……といったところ。

 さて、記事の大元である動画の35秒過ぎに永久磁石を寄せてなにか吊られたものが反発するって映像があります。



 実はこれはLK-99を作った(と主張している)クオンタムエネルギーセンターのサイトに掲載されていた(唯一の)動画なんですよね。
 当時、「え、まさかこれをマイスナー効果の証拠ってしているつもりなの?」ってなったのですが。
 すぐに閉鎖されてしまったので紹介できなかったんだよなぁ。

 これを見るまでは「うーん、まだなんもわからん。追試待ち」だったのですが、これを見たと同時に「うわ、怪しいわ」って転じた次第。
 どうも動画とかで「見た目の分かりやすさ」を優先している感じがあるんですよね。

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ネイチャー誌に続いてサイエンス誌も「LK-99は超伝導物質ではないのでは」との記事を掲載、誕生からわずか2週間ですべて終了に

カテゴリ:LK-99 コメント:(69)
サイエンス「LK99、2週間で名声が急落」···常温超伝導体懐疑論に重き(朝鮮日報・朝鮮語)
国際学術誌サイエンスが常温·常圧超伝導現象を具現したという韓国のLK99に対して「2週間ぶりにオンライン上で名声が急落した」と評価した。LK99の超伝導体研究に対する懐疑的な見解を含むもので、最近ネイチャーもLK99に対する科学界懐疑論を提起したのに続き、LK99に対する学界の疑問がますます大きくなっているのだ。

サイエンスは8日(現地時間)、「常温超伝導体の短くて華麗な人生」というタイトルの短い論評を出し、「現在まで『LK99の超伝導性』を保障できる根拠がない」という専門家たちの分析結果を総合した。加えて「依然として高温超伝導体理論がないため、この物質が超伝導体になれないと確実に言える方法はない」と話した。総合すればLK99が超伝導体ではないと確実に断定することはできないが、LK99が確実な常温·常圧超伝導体という信頼できる検証結果も現れず懐疑的な見方がますます大きくなっているということだ。
(引用ここまで)


 nature誌に続いて、science誌にも「LK-99お亡くなり」の宣告がされたとのニュース。
 論文ではなく、オンラインの記事ですが。

The short, spectacular life of that viral room-temperature superconductivity claim(SCIENCE・英語)

 タイトルは「インターネット初の室温超電導主張の短く壮絶な生涯」ってところですかね。
 もう生涯終わっちゃってる(笑)。

 まあ、「理論的に物質が超伝導物質であったとしても、それを作れるかどうかはまた別の話」ともいえますし。
 一足飛びに新しい物質が出てきて「はい、明日から常温超伝導の時代です」なんてこたないんですよね。
 


 あとプリンストン大学からも「これ超伝導体じゃないな」ってアナウンスがありました。
 正確にいうとLK-99の同等品を作るのに失敗しているとの話ですが。
 やっぱり鉛アパタイトの任意の場所に銅を挿入することは難しい、とされています(という解釈であっているはず)。



 時間が経過すればするほど不利な状況しか出てきていませんし。
 「クオンタムエネルギーセンター」と名乗る企業のラボが雑居ビルの地下にあるというのもなんだかアレ。

韓国で作られた「夢の常温超伝導物質」LK-99、nature誌にまで否定的な記事が掲載される……そしてここがLK-99の作られたラボのある建物だ……雑居ビル?(楽韓Web過去エントリ)

 「夢の常温常圧超伝導物質」は「韓国の悪夢」に変わりそうです。
 ま、最初から分かりきっていた結末ではあるのですが。

 LK-99の話題が最初に出たのが7月25日とか26日あたり。
 そこからわずか2週間ちょいで寿命を迎えました。セミか。
 science誌の見出しではないですが、短く壮絶な生涯でしたね。

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アメリカ著名大学「LK-99は超伝導物質ではない。ゲームオーバーだ」と発表、韓国では一気に関連企業の株価が下落

「韓国発LK99、超伝導体ではない」米大学の発表に関連株が次々と下落(ハンギョレ・朝鮮語)
国内証券市場で最近急騰傾向を見せていた超伝導体関連株が8日、あっという間に急落した。先月、国内研究陣が公開した超伝導体物質「LK-99」に対して米国のある大学研究所が超伝導性が発見されないという評価を出してからだ。今年に入って国内株式市場でテーマ株中心の「偏り」現象が続き、金融当局も過熱警告を出した。

8日、有価証券市場で超伝導体関連株に分類されたドクソンは、前取引日より29.41%暴落した8400ウォンで取引を終えた。また、他の関連テーマ株にまとめられた書院とテチャンもそれぞれ24.02%、18.05%相次いで急落し、LS電線アジアも12.61%下落して取引を終えた。コスダック市場でも関連銘柄の西南が下限価格まで下落し、モービス(-25.63%)、クギルシンドン(-19.11%)、パワーロジックス(-16.49%)、シンソンデルタテック(-6.45%)も一斉に暴落した。大多数のこれらの銘柄はこの日開場直後から10~20%台上昇傾向にあったが、午後に入って米メリーランド大学物性理論センターが社会関係網サービスを通じて「LK99は常温と低温で超伝導性が確認されなかった。私たちはゲームが終わったと信じている。LK99は超伝導体ではない」と明らかにし、株価が急落した。
(引用ここまで)


 メリーランド大学の物性理論センターがTwitterで「LK-99騒動は終わりだ」と宣言しました。



 「悲しいけれどもゲームオーバーだ。LK-99は常温でも低温でも超伝導体ではない」
 「電気抵抗の高い質の悪い物質だ」
 「真実と争ってもしかたがない。データがすべてを物語っている」

 というわけでまあ……そうですね。
 LK-99騒動はざっくり99.9%終わったと見ていいんじゃないでしょうか。


 鉛の中に任意に銅原子を配列することができれば別なのかも知れませんが。
 まあ、当初から「眉につばをつけておけ」とした判断は間違いではなかった、と。

 まだ逆転ホームランの可能性はゼロじゃないですけどね。
 「常温常圧超伝導物質を作った」としている韓国企業がデータを端から端まで揃えて「どうじゃ!」ってやってみせればいいだけですから。  ゼロじゃない、というだけでほぼあり得ません。

 というわけで、「いきなり常温での超伝導に成功した!」なんて夢物語はないことが判明。
 ラボで乳鉢で素材をすり潰し続ける日々が続くのでした。
 「あまりにもすり潰してたのでポパイのように筋肉がついたから、うちの研究所では『これポパイしておいて』って隠語ができた」とかいうのをどこかで見たことがありますが。
 ま、そうやってひとつひとつ可能性を潰していくしかないお話なんでしょうよ。科学の発展っていうものは。

 個人的にはもうちょっとこの騒動を楽しんでいたかったですけどね。

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世界から嘲笑されはじめた「常温超伝導物質 LK-99」、著者のひとりは「今月末まで待ってほしい」と言い出す

カテゴリ:LK-99 コメント:(84)
嘲弄されるLK-99···深まる懐疑論(アジア経済・朝鮮語)
韓国研究チームの常温·常圧超伝導体(LK99)開発主張に対する国際科学界の検証試みが相次いで失敗した。主流科学界の懐疑的な見方が強まっている。

最近の失敗事例は台湾研究チームだ。台湾台湾ニュースは6日、台湾国立大学(NTU)物理学科のワン・リミン教授が今月1~5日の間にLK99詩篇を作って公開的な超伝導性再現実験をしたが失敗したと伝えた。ワン教授は「実験室で作り出した物質は若干の反磁性(diamagnetic)を帯びていたが、電気抵抗がゼロになる現象は観測されなかった」と話した。しかし王教授の研究チームは可能性を完全に排除しておらず、温度・圧力などの条件を変更して追加実験を行う予定だ。

先立って先月22日、国内ベンチャー「クォンタムエネルギー研究所」関係者たちは事前論文掲載サイトアーカイブ(arXiv)に同僚検証なしに発表した2編の論文を通じて常温(摂氏127度)·常圧超伝導体である「LK99」を開発したと主張し、全世界的に検証熱風が吹いている。

しかし、その後相次いで再現実験が失敗し、全世界の科学者たちの懐疑的な見方も強まっている。国際学術誌ネイチャーは4日(現地時間)、「(韓国チームが発表した)LK99の超伝導性有無を理論的·実験的に検証しようとする初期努力が失敗している」とし、このように報道した。まず中国北港大学、インド国立物理研究所がそれぞれLK99を具現して実験した結果、電気抵抗ゼロ·マイスナー効果(Meissner effect)など超伝導体の特性が現れなかった。中国南京の東南海も再現の試みに乗り出したが、比較的高温の氷点下163度で電気抵抗ゼロ現象を確認しただけで、マイスナー効果は検証できなかった。このような結果が固まれば、LK99開発成功の発表は虚偽になる。関連株式市場まで大きな影響を及ぼしており、2000年代初めにいわゆる「ファン・ウソク事態」を彷彿とさせる混乱がありうる。 (中略)

理論的検証結果も相次いでいるが、まだ議論は続いている。先月末から今月初めまで、米ローレンス·バークレー国立研究所など4ヵ所で論文に提示されたLK99の結晶構造を密度関数理論(DFT)で計算した結果、超伝導体で現れるフラットバンド(Flatbands)構造を確認するなど希望的な研究結果が相次いだ。しかし、批判は激しい。米プリンストン大学のレスリー・スクープ教授は「(該当研究が)LK99の構造について(正確な情報を持っていない状態で)同じ仮定を通じて出た結果という問題点がある」とし「もしフラットバンド構造が確認されたとしても、それ自体が常温超伝導体の証拠にはならず、ねじれたグラフェン構造(炭素原子で構成された超薄膜)のような他の物質状態とつながっている」と指摘した。 (中略)

すでに外国ではソーシャルメディアを中心にLK99を嘲弄する人も続出している。エリック・アスプリング米ビンハンプトン大学教授は2日、ツイッターアカウントに「私もLK99サンプルを作った」とし、金属フォークを透明テープに貼り付けて磁石の上に「空中浮揚」する姿を撮影した動画を載せて嘲弄した。また、「未確認飛行物体(UFO)」を模して「未確認超伝導体(USO)」という皮肉混じりの新造語まで登場した。
(引用ここまで)


 当初、「(これが本当なら)世界が一変する!」くらいのニュースでいっぱいだった常温常圧超伝導物質であるLK-99。
 時間が経過すると同時に、眉に塗られる唾の量が大変なことになりつつあります。
 ネイチャー誌が否定的な記事を掲載したのは既報ですが。

 ビンガムトン大学の教授はTwitterに「LK-99の再現に成功した!」とこんな動画を投稿。



 草生えるわ。
 このエリック・アスプリング教授、だいぶツイ廃なのでそのあたりは間引いて考えるにしてもまあ、科学界がLK-99に向けている視線がどんなものなのか理解できるのではないですかね。


 まあ、追試で失敗し続けているのだからこういう扱いになってもしかたがない。
 なお、共同著者のひとりは「月末の検証を待ってほしい」と言いだしています。

LK99共同著者、口を開いた···「超伝導体、今月末の結果を待ってほしい」(毎日経済・朝鮮語)

 一挙手一投足までES細胞製造疑惑が出てきた時のファン・ウソクの言い訳と同じになってきたな。
 あとは入院したら完璧ってくらいです。
 状況的には真っ黒に近いグレー。
 ただまあ……今月末くらいまでは待ってあげてもいいのかな。

 というかLK-99が「主要研究者の名前と物質が最初に作られた1999年から命名された」って時点で「なんで24年も秘匿してきたんだよ」って話になると思うんだけどなぁ。
 もしくは24年間研究して磁石に乗せてぴょこって浮くだけの微妙な成果しか得られなかったのっておかしくない?

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韓国で作られた「夢の常温超伝導物質」LK-99、nature誌にまで否定的な記事が掲載される……そしてここがLK-99の作られたラボのある建物だ……雑居ビル?

カテゴリ:LK-99 コメント:(78)
ネイチャー「常温超伝導体LK99再現性不十分」···学界懐疑論の紹介(聯合ニュース・朝鮮語)
4日(現地時間)、ネイチャー誌のインターネット版に掲載されたこの記事は、科学記者ダン・ガリストが作成した。

ネイチャーは常温・常圧超伝導体だと主張するLK99の登場に多くの学者とアマチュアが再現を試みているが「そのような注目すべき結果を実験的・理論的に再現しようとする初期努力は不振な姿を見せ、研究者たちはひどく懐疑的」と明らかにした。

続けて「どんな研究もこの物質が超伝導性を持つという直接的証拠を提示できなかった」として「韓国研究陣は見解を明らかにしてほしいというネイチャーの要請に応答しなかった」と付け加えた。

先立ってインド国立物理研究所と中国北港大学の研究陣はLK99を合成したが、超伝導性を持っているという兆候を観察できなかったと明らかにした。

中国南京の国立東南大学研究陣はLK99再現実験を行った結果、外部磁場に反発する「マイスナー効果」がなく、常温ではないが一般的な超伝導体より高い氷点下163度で抵抗が消えることを観察したと話した。

問題は、これらの機関がLK99を完全に再現したと見られるかだ。インド国立物理研究所と中国北港大学研究陣が製造したLK99は、X線回折分析の結果、韓国研究陣のLK99と原子構造パターンが異なる可能性が提起された。

中国東南大学研究陣の「LK99氷点下163度抵抗喪失」主張と関連しても学界ではまともな研究だったのか疑問が大きい実情だ。 (中略)

米カリフォルニア大学デービス校(UCD)の凝集物質物理学専門家イナ・ビシクは「私の第一印象は『違う』ということ」とし「いわゆる『未確認超伝導物体』(USO)と呼ばれるこのようなものは論文事前公開サイト『アーカイブ』(arXiv)にほぼ毎年1件ずつ規則的に掲載される」と話したとネイチャーは伝えた。
(引用ここまで)


 科学ジャーナルとして知られるネイチャーのオンライン版が「ネットを騒がせているものの、LK-99の再現に成功したところはない」とだいぶ否定的な記事を掲載しています。

Claimed superconductor LK-99 is an online sensation — but replication efforts fall short(nature・英語)

 韓国人研究者が「超伝導物質である」としているLK-99について、まだ正体は分からないものの怪しいとする話がだいぶ増えてきました。
 大学や研究機関でさかんに再現実験が行われているものの、超伝導体であることを確認したところはゼロ。

 natureの記事で「Unidentified Superconducting Objects(USO)」と呼ばれて、arXivには年に一本のペースで「常温超伝導物質を作ったんだ」とする論文が掲載される、とまで言われてますね。
 このUSOって造語、20世紀に高温超伝導ブームを作った故北澤宏一氏が作ったのだそうで。
 ちょっと面白いです。

 スーパーコンピュータで(LK-99がそうであると主張している)アパタイト鉛に銅原子を挿入した物質をシミュレーションすると、確かに超伝導体に似たものになる……との結果も出てますが。
 これはあくまでもシミュレーションの結果であって、本当にそんな物質を作ることができるのかはまた別問題とも語っています。

アングル:夢の素材「常温常圧超電導体」発見か、科学者は慎重姿勢(ロイター)

 ま、科学者は慎重になって当然ですね。
 これまで星の数ほどの「常温超伝導物質」が作られてきて、そのすべてが嘘だったのですから。


 さてさて。
 そんな中、ちょっと気になる記事がありまして。
 あ、記事の中味ではなくて……うーん、とりあえず記事を見てもらいましょうか。

常温超電導体論文の共著者、研究は正当-「データが雄弁に物語る」(ブルームバーグ)

 この記事に「LK-99を作ったクオンタムエネルギーセンターのラボが入っている」とされる建物の画像があるのですが……。

 これです。

スクリーンショット 2023-08-06 12.51.31.png
(画像引用元・ブルームバーグ記事から画面キャプチャ)

 1階は「東洋インテリア」かな。家具店だ、これ。
 この雑居ビルの地下にラボがあるのだそうです。

 まあ、研究に建物の豪華さは必要ないとは思いますよ。
 そうは思いますけどね。……うん、なんだ。まあ、それ以上はノーコメントにしておこう。

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カテゴリ:LK-99 コメント:(79)
「LK99超伝導体と見るのは難しい」···空中浮揚テーマ株「墜落」(ニュース1・朝鮮語)
4日午前9時12分現在、テチャン(012800)の株価は前日より491ウォン(23.22%)急落した1624ウォンで取引されている。クギルシンドン(060480)は前日比725ウォン(17.43%)安の3435ウォンで取引中だ。両銘柄は前日、超伝導体テーマで上限値を記録したが、否定的なニュースに一日で急落し変動性が拡大する姿だ。両社は銅素材の円柱状棒を指す黄銅棒を生産するが、銅が超伝導性物質生産過程に使われたと発表されただけにテーマ株に縛られたものと見られる。

このほか、前日上限値を記録した徳成(トクソン、004830)と書院(021050)も前日比それぞれ12.6%と13.9%下落し、大幅な下落傾向を見せている。前日のストップ高銘柄の一つだった西南(ソナム、294630)は現在、価格急騰で取引が停止している。

これらの銘柄は先月22日、クォンタムエネルギー研究所のイ·ソクベ代表など研究陣が論文事前公開サイト「アーカイブ」を通じて常温·常圧で超伝導性を持つ物質「LK99」を世界で初めて作ったと公開した後、注目され始めた。研究陣は銅と鉛、リン酸銅などで構成されたアパタイト(apatite)構造のLK99が常温·常圧条件で超伝導性を示すと主張した。
(引用ここまで)


 昨日、韓国超伝導低音学会によって「LK-99は超伝導物質ではない」と断定されたことによって、急騰していた関連株が一気に下落に転じたとのニュース。
 いまのところ、海のものとも山のものともつかぬなにかでしかないのだから、こうなるしかないのでしょうが。

 ただまあ、状況証拠は悪いものでしかない。
 大元のクアンタムエネルギーセンター社は自社サイトを閉鎖。

クアンタムエネルギーセンター(朝鮮語)

 これまでも契約していた転送量を超えたせいか、よく502か503エラーを吐いていたのですがついに閉鎖。

スクリーンショット 2023-08-05 10.05.08.png

 怪しさに拍車をかけています。


 それでなくてもサイトにあった住所に行ってみたら「地下にあって看板もない」状況。

スクリーンショット 2023-08-05 10.10.50.png
(画像引用元・下記記事から画面キャプチャ)

 記者が訪れたら警察を呼ばれたそうですわ。

パートナー企業だったサムスン電気・ポスコ「超伝導も協力したことない」(毎日経済・朝鮮語)

 さらにサイトに「協力企業」として書かれていたサムスン電気、サムスンSDI、ポスコ等すべての企業が「協力したことがない」と回答。

 ふむ。
 そんな中、論文を書いた著者のひとりは新たな動画を投稿したそうで。



 室温が摂氏25度であることを見せて、浮遊しているところを見せている。
 ……うん、それじゃなんの説明にもなってないんだよな。いいところ「トリックではない」ってなるだけで。
 まあ、うさんくささが勝ってしまっているのは間違いないかな。

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