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カテゴリ:大統領選挙2025の記事一覧

韓国大統領選挙:保守側の候補一本化、揉めに揉めている模様。これ、支持層に向けては逆効果なんじゃないかなぁ

キム・ムンス・ハン・ドクスの一本化実務交渉、難航···世論調査方式の意見の相違(聯合ニュース・朝鮮語)
「国民の力」キム・ムンス大統領選候補と無所属のハン・ドクス予備候補の一本化実務交渉が、世論調査の「逆選択防止条項」に対する異見で、最初から難航した。

9日午後8時30分、国会で始まった双方の交渉は、約20分後に中断された。

キム候補側のキム・ジェウォン秘書室長は交渉決裂後、記者団に対し、「国民の力、大統領候補が無所属候補と一本化交渉をするのに政党支持を問うのは根本的に誤ったことだ」と述べた。

ハン候補陣営のソン・ヨンテク元首相秘書室長は、「無所属ではなく、国民の力の候補を選出する一本化だ」と述べた。

続けて逆選択防止条項が抜けた世論調査に対して「民主党イ・ジェミョン候補が国民の力候補を選出する単一化方法」と規定し「絶対に同意できない原則」と話した。

また、韓候補側は国民の力の党内選挙ルールである「党員50%・国民世論調査50%」を提案したが、金候補側は国民世論調査100%を主張したという。
(引用ここまで)




 さて、韓国の大統領選挙はこの12日にはじまります。
 その前になんとかして保守政党である国民の力は候補を統一したい……というか、世論調査でより強い数字の出ているハン・ドクス前国務総理を統一候補にしたい方向性。
 ですが、「党の予備選挙」を通って候補となったキム・ムンス前雇用労働部長官(大臣に相当)側としては「なんでこちら側が譲らなければならないのか!」と激昂中。

 裁判所に「我こそ国民の力の党公認候補だ」として認めるよう仮処分申請まで出す始末。

保守一本化巡る党大会開催の差し止め求める仮処分 地裁が棄却=韓国(聯合ニュース)

 いまも候補一本化について話し合いが行われていますが、どうも難航中の模様。



 ただまあ、一本化ができたら30%くらいの勝ち筋はあると思います。
 まだ選挙期間は1ヶ月近くありますからね。イ・ジェミョンの舌禍もまだまだ期待できますし。
 だいぶ抑えようとしているのは見えていますが、どうせなんかやらかすでしょう。

 ただ、イ・ジェミョンについては世論調査で「大統領候補を辞退しろ」とする声も40%以上と少なくありません。

イ・ジェミョン有罪前提の差戻し···「大統領選完走」53.8%·「候補辞退」41.4%(ニュースピム・朝鮮語)

 特に無党派層では「辞退せよ」とする回答が6割以上に及ぶとのことで。
 無党派層を取りこもうとして懸命に「右クリック」しているイ・ジェミョンにとっては、最高裁判決はかなりの痛手になっている模様です。
 んー、それでもまだイ・ジェミョン有利には見えます。大統領選に向けて先行しているってのも大きなポイントです。



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韓国で「大統領有力候補関連株」が乱高下。「大統領になったら個人的なコネのある企業が躍進する!」と考えられている、か……未開だなぁ

ハン・ドクスのテーマ株急騰で200億ウォンの利益が出た夫婦、大ヒット(イーデイリー・朝鮮語)
有力な大統領選候補の一人である無所属のハン·ドクス大統領選予備候補のテーマ株であるシゴンテックの株価が乱高下している中、保有株式を大量に売り渡し、200億ウォンを超える収益を実現した夫婦が現れた。

8日、金融監督院の電子公示システムによると、シゴンテックの個人投資家であるイム·ギソク氏は先月17〜28日、保有株式130万2059株を全て場内売却した。 処分単価は9213~1万37ウォンだ。 シゴンテックの最高価格が1万650ウォン(4月21日)だったことを考慮すれば、高点で売ったものと見られる。

「大物」投資家として知られるイム・ギソク氏は2016年に初めてシゴンテック大量保有者(5%)に名を連ねた。 当時、親戚2人とともに115万4543株を取得し、5.76%の持分を確保した。 17年には13.56%まで比重を増やした。 2023年の贈与で保有比率が10.32%に低くなったが、2016年の最初の取得以後、先月初めまで一度も売り渡したことがなかった。 (中略)

シゴンテックは展示物やコンテンツ製作業を営んでいる企業で、代表的なハン候補の政治テーマ株だ。 シゴンテックの筆頭株主であるパク・ギソン会長は、過去のイ・ミョンバク政府時代、大統領直属の国民経済諮問会議の民間委員として活動したが、この時、民間委員に委嘱された人物の一人がハン候補だ。
(引用ここまで)




 大統領選挙テーマ株、なるものがありまして。
 有力候補にはそれぞれテーマ株が設定されて、乱高下するのがお約束となっています。

 大邱市長を辞職して大統領選挙への立候補を表明したものの、党内予備選で敗れて政界引退を表明したホン・ジュンピョについてはテーマ株が暴落しているとのこと。

「今日で政治卒業」洪準杓テーマ株、軒並み下落(朝鮮BIZ・朝鮮語)

 ホン・ジュンピョの高校の後輩が起業した企業はその日のうちに約20%安。
 故郷の鉄鋼株は約30%安。
 このように個人的な結びつきがあったり、出身地元の企業がテーマ株として認定されるのですね。



 なんでこんなことが起きるのかというと、「大統領となったら地元企業や個人のコネがある企業が特恵を受けるだろう」と連想されているからです。
 結果、業績がよくなるだろうと考えられ、株が買われると。

 もちろん、イ・ジェミョンにもテーマ株は設定されています。

イ・ジェミョンのテーマ株、急騰の勢いはいつまで(ニューシス・朝鮮語)

 とはいえ、こうした「テーマ株が設定されたから買い」では遅いのですね。
 冒頭記事の投資家も2016年に当該株を買っていたとのことですから。
 これはたまたまでしょうが。

 韓国では「有力な政治家がどこ出身で、テーマ株がなにになるか」なんて部分を意識して株の買いが入るのでしょうね。
 ……未開だなぁ。



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韓国、次期大統領最有力候補イ・ジェミョンの有罪(ほぼ)確定で混沌に……これからどのようなことが起きるのか。「現職大統領への有罪判決」や「候補取りやめ」も?

韓国最大野党「大統領選候補の交代ない」 最高裁判決を「選挙介入」と非難(聯合ニュース)
趙承来(チョ・スンレ)首席報道官は同日、国会で行った記者会見で「李候補に対する大法院の判決は明白な政治裁判であり拙速な裁判だ。大法院の不当な大統領選介入を強力に糾弾する」と述べた。

 趙氏は「国民の主権と国民の選択を司法が奪おうとしている」とし、「国民が大韓民国の未来を決定する大統領選を大法院が妨害するというのか」と問い返した。

 「公認候補交代の可能性はあるか」との質問には「ない」と答えた。
(引用ここまで)




 さて、イ・ジェミョンへの大法院判決は有罪前提の原審破棄、高裁差し戻しでした。
 これがなにを意味するのか、もうちょっと深掘りしてみましょう。

 公職選挙法違反で100万ウォン以上の罰金、もしくは懲役刑が確定した場合、被選挙権を10年間喪失します。
 なので、「有罪の可能性も充分に高い」とされていたイ・ジェミョンはユン政権を弾劾に持ちこむために圧力をかけ続けてきたのですね。
 まんまとその計略に乗っかってしまい、ユン・ソンニョルは戒厳令を発令してしまったわけです。
 この一連の流れについては楽韓noteの記事を参照してください。



 で、去年11月には地裁で懲役1年執行猶予2年の有罪判決を受けたものの、3月26日には高裁で無罪判決を受けて司法リスクはほぼ消失したと思われました。
 大統領選挙が行われるのは6月3日。
 公職選挙法違反は高裁、大法院での審理を3ヶ月で終えるようにとの規定があります。
 3ヶ月かけるとしたら判決があるのは6月26日以降。

 なので誰もが「イ・ジェミョンが間に合った」と思ったのですが。
 ところが今回、大法院は高裁判決からわずか1ヶ月ちょっとで原審を破棄して有罪判決前提の差し戻しを命じたのです。



 今回、大法院は「亡くなった城南都市開発公社キム・ムンギ開発処長を知らない」としたこと、および「ペクヒョンドンの土地用途変更を国土交通部(省に相当)からの圧力があったため」と語ったことは虚偽事実の公表にあたると指摘しています。
 大法院が事実審を行うのはかなり異例で、踏みこんだ判決であったといえます。
 その上で高裁差し戻しを行ったわけですね。

 高裁は大法院の意向に逆らうことは原則としてできず、有罪判決を出すしかありません。
 上告されても「有罪前提の差し戻し審」を指摘した大法院がその判決を覆すわけもない。

 つまり、イ・ジェミョンの有罪はもはや確定したも同然。いつ確定するのかだけが問題です。
 大統領選挙後に確定する可能性もあります。
 「大統領は訴追を受けない」と憲法で規定されているものの、進行中の訴追に関してはどうなるかはまだ不明。
 裁判が止まるかどうかは憲法裁判所の裁定によるでしょう。
 「現職の大統領が公職選挙法違反で有罪判決を受ける」可能性すらあるわけです。
 おそらく弾劾要件を満たすでしょうね。国会で弾劾可決案が可決できるかどうかはともかく。

 また、「有罪が(ほぼ)確定している人物」を大統領選挙に候補として出すべきなのか、との問題もあります。
 中道層はどん引きするでしょう。
 「前科4犯の上に、また有罪確実な大統領。かつそれ以外にも進行中の裁判を4件抱えている」のですから。

 さっそく、ムン・ジェイン政権時代に国務総理をしていたイ・ナギョンが「大統領候補を交代すべきだ」と声明を出しています。

イ・ナギョン、イ・ジェミョンの破棄差し戻しに「これなら候補交代が常識」(イーデイリー・朝鮮語)

 冒頭記事では「候補は変更しない」としていますが。
 ホント、韓国の大統領選挙は地獄だぜー。



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イ・ジェミョン「私は国民統合を行う。保守も中道も集うべきだ」……党内ですら政敵排除の理論で自派以外を公認しなかったヤツがなに言ってんだか

韓国最大野党 大統領選選対の発足式=「国民統合」強調(聯合ニュース)
韓国の最大野党「共に民主党」は30日午後、国会議員会館で大統領選(6月3日投開票)の中央選挙対策委員会の発足式を開いた。党公認候補の李在明(イ・ジェミョン)前代表は「内乱克服、経済回復、国民統合」の3大課題の達成を国民に約束した。

 李氏は「今回の選挙は政党間の対決ではなく、未来と過去、再飛躍と退行の対決だ。過去や理念、陣営に縛られ、分裂と葛藤を繰り返す余裕はない」とし、「真の国民統合」を目指すと表明した。

 選対のキーワードも「統合」で、党内部のほか、中道層や保守層まで取り込むことを強調している。李氏と距離を置く人物や保守系の人物も選対に入った。 (中略)

 15の候補直属委員会のうち、国民大統合委員会を前面に出し、保守系の人物3人を共同委員長に充てた。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョンが党内予備選で勝利したことを受けて選挙対策委員会を発足しています。
 で、事あるごとに「国民統合」と言っているのですね。
 要するに「保守も中道も見捨てない(ので、大統領選挙ではイ・ジェミョンに投票すべき)」って働きかけているわけです。
 今回の選対委発足でも「国民統合」を最初のかけ声にしています。

 まあ、できるわけないんですけどね。
 ムン・ジェインも大統領に選ばれて最初の宣言が「わたしは統合大統領になる」でした。
 保守にも手を差し伸べる大統領になるだろう、とかなんとか言っていたものですよ。
 実際は労組の手足として働いていただけでしたけどね。



 じゃあ、イ・ジェミョンはどうなるのか。
 簡単にいえば、100%無理です。
 党内ですら統合しようとせずに非ミョン派(非イ・ジェミョン派)を公認せずに排除してたのですから。
 「統合」とか片腹痛いですわ。

 ウリとナム、敵と味方をはっきりと区別するのがイ・ジェミョンです。
 徹底して保守側に報復政策を執ることでしょう。

 どこでそれが判断できるかは、就任後に迎日湾の天然ガス探索事業(自称・世界最大クラスの天然ガス田ってやってたアレ)をどのように扱うかで見えてくると思います。
 予算ゼロになるでしょうね。

 どこまで行ってもイ・ジェミョンはお山の大将でしかない。
 いまは選挙対策委の面々から「こういえば国民の支持が得られる」として「統合云々」と言っていますが、間違いなく行動は伴いません。



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イ・ジェミョン、党内予備選を約90%の得票率で突破。大統領候補として立つ!

イ・ジェミョン候補、89.77%で民主党大統領選候補に確定…「新時代の幕開けへ」(ハンギョレ)
 イ・ジェミョン候補が89.77%という空前絶後の支持を受け、最大野党「共に民主党」の第21代大統領選候補に選出された。金大中(キム・デジュン)元大統領や盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領など、民主党の歴代どの候補も受けたことのない支持だ。「尹錫悦(ユン・ソクヨル)弾劾政局」で圧倒的な政権交代を望む民意と、3年近く党代表を務めながら強化してきた党掌握力が同時に働いた結果とみられる。 (中略)

 イ候補は、最終得票率3.36%を獲得したキム・ギョンス候補と6.87%を記録したキム・ドンヨン候補を大きく引き離した。イ候補は権利党員投票で90.40%の支持を受けたのはもちろん、一般国民を対象に行われた世論調査(支持層・無党派層のみ反映)でも89.21%を得票し、「党意」だけではなく、「民意」でも圧倒的支持を得たことが確認された。突風のような人気を集めた金大中元大統領(77.53%)や盧武鉉元大統領(72.2%)の党内予備選挙の得票率をはるかに上回る数値だ。 (中略)

 イ候補は「(私は)今この瞬間から内乱の終息と危機の克服、統合と国民の幸福を渇望するすべての国民の候補」だとし、「大統領の第1課題である国民統合の責任を果たす」と述べた。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョンが共に民主党の党内予備選を89.77%の得票率で大統領候補に選ばれました。
 党内支持率9割ですよ。
 きっしょ。

 こうやって党内を統制してきた結果なので、当然といえば当然。
 「ミョン派(イ・ジェミョン派)でなければ公認しない」って党内政治をやり続けて、支配した結果ですからね。
 イ・ジェミョンを支持しないのであれば党から出ていけくらいの状況になっているのです。
 ムン・ジェイン政権時代の大統領府高官が「こんな党に党費を払い続けて在籍する意味がない」って言い捨てて離脱したなんてことがありましたね。



 これはイ・ジェミョン支持派以外の共に民主党支持者の総意であるとも思われます。



 ムン・ジェインですら党内予備選の得票率57%。金大中やノ・ムヒョンですら70%台。
 この90%って数字がいかに異様なのか分かります。
 イ・ジェミョン支持派以外は投票をしていない、まであるだろうなぁ。

 でもまあ、とりあえず熱狂的に支持されたことになったわけです。
 この勢いで大統領選を戦うことができればイ・ジェミョン大統領の誕生は間違いないところでしょう。

 現与党の国民の力はいまだにぐだぐだやってて、候補者同士で「あいつはチンイルパだ!」とかなんとかやっているっていう。
 イ・ジェミョンに対抗するのは難しいかな、とは感じています。
 まだ投票日まで1ヶ月あるので大逆転の目がないとはいえませんけどね。
 イ・ジェミョンの舌禍はいつだって期待できるのですから。



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韓国の左派教授、「政権交代したら復讐してやる!」とつい本音を漏らしてしまう……韓国の政権交代は易姓革命ですからね

李在明関連書籍を相次いで出版した国防大学校の現職教授、監察受けるや職員に暴言「政権変わったら復讐してやる」【独自】(朝鮮日報)
韓国国防部(省に相当)傘下の国防大学校の現職教授が同校の事前承認を得ずに、李在明(イ・ジェミョン)前・共に民主党代表の大統領選挙組織が主管した外部行事に出席したり、同氏を取り上げた本を相次いで出版したりしたため、内部監察を受けていることが14日に確認された。この過程で、監察・行政関係者などは、この教授から数回にわたり「(李在明氏が大統領に当選して)政権が変わったら復讐(ふくしゅう)してやる」「このままでは置かない。関係者を全員捕まえてやる」という趣旨の暴言を浴びた、と主張しているという。

 本紙の取材を総合すると、国防大監察室はこのほど、多数の補職教授(教育・研究以外の学内職務も担う教授)を務めてきたA教授に対する監察に着手したことが把握された。国防大が「出席を許可しない」との決定を下したのにもかかわらず、A教授は10日に国会で行われた外交・安保討論会に発題者として出席していたことが分かった。共に民主党議員らの主催による李在明氏の大統領選挙支援組織「民主M(ミリタリー=軍事)フォーラム」や共に民主党国防安保特別委員会などが主管した行事だった。A教授は学校側に「国会主催行事」と説明していた。しかし、A教授が関連資料を添付しなかったため、国防大は出席を許さなかった。A教授は先月も共に民主党政策討論会に出席した際、「立法調査処(省庁の一つ)の行事に出席する」と申告していた。特定職公務員である国防大教授は政党および政治団体に加入できず、学校の事前承認なしに外部活動に出席することはできない。A教授は先月6日にも承認なしに共に民主党国防安保特別委員会主管行事に出席した。

 また、A教授は学校の承認なしに李在明氏を支持する趣旨の本を出版したことについても、監察対象になっている。A教授は14日、他の教授ら8人と共に、李在明氏を取り上げた本を共同で出版した。A教授は2022年の大統領選挙時も国防大の承認なしに李在明氏をテーマにした本を2冊出していた。21年にA教授らと共に本を出した金潤泰(キム・ユンテ)元韓国国防研究院(KIDA)院長は、現職時に李在明氏の大統領選挙政策開発などに関与したとして今年1月に起訴されている。A教授は昨年12月3日の非常戒厳宣布後、メディアとのインタビューや時局宣言文などを通じ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の弾劾などを主張していたことも分かった。

A教授の外部活動が活発になるや、国防大は先月27日、「(出席)承認がなされていなかった対外活動に数回出席し、服務規定に違反した」と告知した。ところが、「監察調査に出席してほしい」と告知した職員たちに対してA教授は暴言を浴びせたと学校側では把握しているという。本紙が入手した音声ファイルによると、A教授は通話中にある職員に「そっちの味方になったら不利だ」「無事ではいられないだろう」と言っている。また、この音声ファイルでは、外部活動に対する事実関係を把握しようとする監察将校に対して、A教授は「国会を通じて資料を受け取らせてやる」とも言っていた。これは、共に民主党議員室を通じて資料要請を過度に行い、圧力をかけるという意味だと受け止められている。A教授は本紙の電話取材に「(職員らと)公に話をしたことはない」と言ったが、その後、「正当な対外活動に対して(監察するという)職権乱用行為に出たことに腹が立ち、『法的告発する』という趣旨で話した」と答えた。
(引用ここまで)




 ユン大統領の罷免を受けて、韓国社会は順調に分断が進んでおります。

 この2年半、韓国の左派は国会を圧倒的な勢力で支配しながらも、決定的な活動ができずにいたのですね。
 大統領拒否権は国会で2/3の賛成がないと覆せない。
 何度、大統領夫人に対する特別検察官設置を可決しても大統領拒否権に阻まれる。
 不法ストを合法化しようとする黄色い封筒法も同様に拒否される

 ユン大統領の任期が終わる27年まで同じやりとりが続くのだろうと予想されており、かつイ・ジェミョンは司法リスクを抱えたままでいつ公民権を失ってもおかしくない状況だったのです。
 それがユン・ソンニョル大統領が暴発してしまって戒厳令を発令。
 もうイ・ジェミョンあたりは小躍りしてたでしょうね。
 「ヤツの政治生命を刈ってやった!」って。



 そして小躍りしていたのはイ・ジェミョンにかぎらなかったわけです。
 記事の防衛大学校教授のような「イ・ジェミョン支持派」にとっては我が世の春が唐突にやってきたってところ。
 ついつい、「政権交代したら復讐してやる」といった「本音」が出てしまってもやむを得ない。
 ただ、ユン・ソンニョル大統領は就任からの2年半もの間、延々と左派から針のむしろに座らせられてきたって部分もあるので、暴発したのも理解できないではないのですが。
 そのあたりの事情をnoteにて解説していますので、そちらもごらんください。



 ま、そんなこんなでユン大統領は罷免され、イ・ジェミョンは司法リスクから脱することに成功。
 あと50日ほどでおそらくはイ・ジェミョン大統領が爆誕。
 これまで保守派が占めていた公的機関における所長等のポジションはすべて首が切られて刷新することになります。
 ユン政権下で進められてきたプロジェクトもほぼすべて消滅するでしょう。
 迎日湾のガス田プロジェクトとかいの一番に潰されるかな。

 この記事の教授も監査してきた輩に復讐することになるのでしょう。
 それが韓国の政権交代、易姓革命の常ですからね。しかたない。



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イ・ジェミョン、こっそりと党内予備選のやりかたを変更。そうそう、こういうのがイ・ジェミョンってもんですよね

ライバルが息もできない共に民主党予備選、李在明前代表の推戴に他ならない(朝鮮日報)
 6月3日に投票が行われる大統領選挙に向け、共に民主党は候補者を選ぶ予備選挙を党員投票と世論調査を50%ずつ反映させる形で行うことを決めた。党費を支払う党員110万人に加え、共に民主党支持層と無党派の国民100万人の世論調査を選挙人団とする形で候補者を選ぶという。2002年の大統領選挙以来、共に民主党は一般の有権者も予備選挙で一票を投じる方式により候補者を選んでいたが、それを今回は世論調査に変更した。一般の有権者も投票に参加すべきと求める非明系(非李在明系)の要求を黙殺したのだ。党員投票と「逆選択防止」の世論調査だけで候補者を選出すれば、共に民主党を掌握している李在明(イ・ジェミョン)前代表が間違いなく有利になるだろう。

 ゲームのルールとなる予備選挙方式を決めるには候補者による事前の協議と同意が必要だ。ところが非明系の金斗官(キム・ドゥグァン)候補陣営は「(事前に)何の議論も協議もなかった」と明らかにしている。一方的な通告だったのだ。金東兗(キム・ドンヨン)京畿道知事の陣営は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領や文在寅(ムン・ジェイン)大統領を生み出した共に民主党の国民予備選挙原則を破壊した」と批判している。2002年の予備選挙で当時の盧武鉉候補は当初の支持率はわずか3%だったが、一般国民投票方式で旋風を起こし、大統領選挙の勝利にまで至った。今回の予備選挙ルールを決めた特別党規委員長は李在明前代表が任命した人物だ。選手が審判を選んだようなものだ。

 李在明前代表は現時点で圧倒的に支持率が高いが、それにもかかわらず今回の選択を行ったのは2021年の予備選挙の経験が影響している。当時李在明候補は予備選挙で過半数の得票を得て1位になると見込まれていたが、大庄洞不正疑惑が表面化し、李洛淵(イ・ナクヨン)候補に逆転されそうになった。決選投票までもつれかねなかった経験が作用し、今回は100%自らの勝利が保障される予備選挙方式を選択したのだ。 (中略)

党内でも李在明前代表に対するけん制や批判の声は完全に消え、「李在明代表は共に民主党の父」「(非明系が)動くのなら党員と共に殺してやる」など北朝鮮のような独裁国家で見られる忠誠競争、非民主的な言動が次々と表面化した。非明系が息もできない大統領選の予備選挙ルールも決まった。それならむしろ推戴すればよいはずで、本当に予備選挙が必要かとまで考えてしまう。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョンは現在のところ共に民主党内の候補としては他を圧倒する状況となっています。
 イ・ジェミョンと有象無象らってところですかね。
 一時はムン・ジェインの後継者ともされていたキム・ギョンスなんかも名乗りを上げているのですが、ドルイドキング事件で有罪判決を受けて収監(のちに特赦)されてからこっち、まったく勢いはなし。

 それでも予備選に万全を期して、「一般国民からの投票を受け付ける」としていたこれまでの予備選の方式を廃止して、「党員投票と世論調査で決定する」との方式に変更。
 前回の予備選ではテジャンドン不動産開発疑惑が一気に拡がって、過半数の得票を割りそうになったのですよね。
 危うく決選投票に持ちこまれるところになるほどに薄氷の勝利だったので、このようにしたのでしょう。



 朝鮮日報もなかば呆れながら社説を書いていますが、まあそれくらいにイ・ジェミョンも今回の選挙に本気だってことでしょう。
 もはや国会は親ミョン派(イ・ジェミョン派)で満たされていて、非主流派であるとされていたのも過去の話。
 党代表ってことで公認権を使ってこの状況を作り上げている。
 この状況下で党内予備選で薄氷の勝利とかになることすらもはや許されないのですから、そりゃ予備選の方式くらい変えるでしょ。

 まあ、それが有権者からどう見られるかってのはまた別の話。
 一応、「公平な予備選をやった」って設定で貫き通すのでしょうけどね。
 むしろ頼もしさを感じますわ。
 イ・ジェミョンたる者、こうでなくっちゃいけない。
 こすからいやりかたをしてこそイ・ジェミョンですよ。韓国の大統領にふさわしい人物といえるのではないでしょうかね(投げやり)。



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イ・ジェミョン一強の韓国大統領選挙……最後の鍵は無党派層と「イ・ジェミョンだけはイヤだ」とする韓国人の気分?

「李在明一強」の韓国大統領選…勝敗のカギは「反・李在明勢力の連帯」と「無党派層」(KOREA WAVE)
与党「国民の力」側は、大統領選候補が最終的に一本化されれば、2022年の大統領選と同様に保守票の結集が進み、接戦に持ち込めるとの期待を抱いている。

注目されるのは、各種調査でおよそ30%前後に達する無党派層の動向だ。これらの票がどの候補に流れるかによって、「イ・ジェミョン大勢論」に揺らぎが生じる可能性がある。

特に今回の調査では「支持する候補はいない」「わからない」「無回答」とした回答が27%に上った。無党派層の割合は年初から24~36%の間を推移している。

イ・ジェミョン氏と2位以下の候補との支持率の差は20ポイント程度あるが、この無党派層の票が勝敗の決定打になるという見方もある。

また、いわゆる「イ・ジェミョン嫌悪感」も無視できない要素だ。NBSの大統領候補好感度調査では、イ・ジェミョン氏に対して「好感が持てない」と答えた割合が62%に達している。

こうした背景から、イ・ジェミョン氏の支持率は30%台前半で安定しているものの、意見を保留している層がそれと同等あるいはそれ以上に存在し、支持拡大には限界があるとの指摘も出ている。

「時代精神研究所」のオム・ギョンヨン所長は「ユン・ソンニョル氏罷免から時間が経つにつれて『イ・ジェミョンへの牽制論』が広がる可能性がある。今回の大統領選も1~2ポイント差の接戦になる公算が大きく、国民の力としても勝負できる選挙だ」と分析した。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョンの支持率はおおよそ35%前後で推移していて、与党候補との1対1の対決でもだいたい現状では勝利しています。

イ・ジェミョン38% vs キム・ムンス13%···二者対決では与党候補すべてにリード(租税ニュース・朝鮮語)

イ・ジェミョン 対 キム・ムンス 48:31
イ・ジェミョン 対 ホン・ジュンピョ 47:31
イ・ジェミョン 対 ハン・ドンフン 47:24


 ダブルスコアまではいかないものの、まあ余裕で勝利しているように見えます。
 これはまだ現与党・国民の力からの候補が一本化されていないからって部分も大きいですね。
 一本化されたらそっちに乗ろうって思っている人も少なからずいるでしょうし。  



 んで、なんだかんだいっても「イ・ジェミョンに対する嫌悪感」が最大の問題かなぁ。
 現状でも前科4犯。
 noteで書いたように根本的なウソつき。



 普通の感覚であれば嫌いますわな。
 逆説的にいうとそれだけ政治的な手腕に長けているってことでもある。

 逮捕されそうになったことを恨んで、党代表として自分に忠誠を誓っているミョン派ばかりを公認するなんてところも韓国政界では普通のことですしね。
 まあ、それを無党派層がどう見るかが鍵ですかね。

 とはいえ、現状では90%かそれ以上の確率でイ・ジェミョンでしょう。
 よほどのことがなければ……なんですが。
 そのくらいの「よほどのこと」をやらかしそうではあります。



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 中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョンの「嘘つき」実績、晒します」となっています。


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