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カテゴリ:大統領選挙2025の記事一覧

韓国人「政権交代すべきだ」→約半数 「イ・ジェミョンが次の大統領だ」→32%……どうしてもイ・ジェミョンがいやだって層は多いんだよなぁ

政権交代48%、政権継続37%···イ・ジェミョン 32%、キム·ムンス 12%(聯合ニュース・朝鮮語)
次期大統領選挙で政権交代が行われるべきだという回答が48%、政権再創出が行われるべきだという回答が37%と集計された世論調査の結果が10日、出た。

エンブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチが7日から前日まで満18歳以上の男女1千1人を対象に行った全国指標調査(NBS)結果によると、大統領選挙構図認識と関連した質問に対する回答がこのように集計された。

次期大統領の適合度は、共に民主党のイ・ジェミョン元代表が32%、雇用労働部のキム・ムンス元長官が12%を記録した。 ホン・ジュンピョ大邱市長は7%、オ・セフンソウル市長と「国民の力」のハン・ドンフン前代表はそれぞれ5%を記録した。

政党支持率の場合、民主党が34%、国民の力が33%で誤差範囲内だった。
(引用ここまで)




 イ・ジェミョンの支持率が微妙に伸び悩んでいる、って世論調査の結果。
 ざっくりとこんな結果です。

●政権交代について
・政権交代すべき 48%
・国民の力が政権を維持すべき 37%

●次期大統領は?
・イ・ジェミョン 32%
・キム・ムンス 12%
・ホン・ジュンピョ 7%
・ハン・ドンフン 5%
・オ・セフン 5%

●支持政党は?
・共に民主党 34%
・国民の力 33%

 微妙。
 だいたい、政権交代すべきだって声は50%前後になっています。
 国民の力からの候補が大統領になって政権を維持すべきとするのは35%前後。
 この力関係はどの世論調査を見ても変わりません。



 おおよそ過半数が政権交代を求めているっていうのが実際のところです。
 でも、イ・ジェミョンの支持率はそれにははるかに及ばない。
 今回も32%でしかない。

 「政権交代はすべきだ。でもイ・ジェミョンだけはいやだ」って層が確実にあるんですよね。
 公職選挙法違反に問われた件で高裁で無罪判決を受けている。
 かつ、ユン大統領が憲法裁判所で全員一致で罷免された。
 そんな追い風がある中でも32%。
 伸び悩んでおる。

 ムン・ジェインは退任直前だった際の支持率が45%。
 どんなに下がっても35%ほどでした。それなのに、これだけの追い風を受けてもイ・ジェミョンは32%。
 ……まあ、けっきょくのところイ・ジェミョンに代わる候補もいないので、なんとかなるとは思うのですけどね。
 唯一の不安点としてお伝えしておきましょう。  



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2ヶ月後の韓国大統領選挙に向けて各党がスタート。与党・国民の力からの候補は……なんとも小粒感。イ・ジェミョンの対抗馬になれるか?

イ·ジェミョン側「5月の遊説が多いので裁判を外してほしい」裁判所「すでにかなり減った」(朝鮮日報・朝鮮語)
テジャンドン・ウィレ・ペクヒョンドン・城南FC事件で被告人として裁判を受ける共に民主党のイ・ジェミョン代表の裁判が来月にも予定通り進行される。 イ代表側は「来月には選挙遊説があるので裁判を除外できるようにしてほしい」と要請したが、裁判所は「すでにあまりにも多く抜けた」として許可しなかった。 (中略)

この日、裁判更新手続きを終えた裁判所は来月13日と27日を公判期日に追加指定した。 これに対しイ代表側は「27日は大統領選挙1週間前」とし「選挙遊説期間なので期日を除いてほしい」と要請した。 検察側が「裁判をそのまま進めるべき」と反対すると、イ代表側は「大統領選挙という日程は被告人個人の問題ではない」と対抗した。

裁判所が正確にどんな日程があるのかと質問すると、イ代表側は「まだ決まっていないのに色々な討論会とか国民に知らせなければならない選挙自体行事がたくさんある」と話した。 すると裁判所は「具体的日程が決まれば裁判所に関連資料を提出し、必要な場合はあらかじめ許可を受けなさい」としてひとまず計画どおり期日を指定した。 期日は予定通り進行するものの、欠席理由書を提出する場合、状況によって許可できるという可能性を表わしたのだ。
(引用ここまで)




 大統領選挙が6月3日に決まりました。
 大統領が罷免されてから60日以内とされている最終日ですね。
 これは与党・国民の力がなんとかぎりぎりまで大統領選挙期間を伸ばして、自分たちの予備選をアピールしたいって意向が働いているため。

 それとイ・ジェミョンになんか舌禍を起こしてほしいってのもあるんじゃないかなぁ。
 時間があればあるだけ、イ・ジェミョンの舌禍の危険性は上昇しますから。
 注目されればされるほど、口が滑りやすくなるのがイ・ジェミョンの根本的性質。
 自由になにか言わせれば言わせるだけ可能性が広がります。

 さすがにここからなんらかの裁判で判決が出るとは思えないので、司法リスクについてはクリアしていると見てもよいでしょう。



 で、国民の力で出馬しようとしているのがホン・ジュンピョとアン・チョルス。

ホン・ジュンピョ「本選だけ見て走る…イ・ジェミョンかホン・ジュンピョかを問う」(国民日報・朝鮮語)
アン・チョルス、4度目の大統領選への挑戦を宣言…「イ・ジェミョンを超える唯一の候補」(聯合ニュース・朝鮮語)

 ホン・ジュンピョは現職の大邱市長。
 アン・チョルスはユン大統領に対して出された弾劾決議案で与党の国会議員として最初から賛成していた人物ですね。
 んー、どちらも小粒感が拭えない。

 ホン・ジュンピョ、アン・チョルスのふたりともムン・ジェインとの大統領選挙に負けた人物なのですよ。
 あとアン・チョルスは譲り癖がついている。2012年は出馬を途中で取りやめ。2022年もユン候補(当時)に統一するために譲っています。
 2011年のソウル市長選でもパク・ウォンスンに道をゆずり、2021年にも同じように道を譲っている。

 んー、イ・ジェミョンの対抗馬にはなれない……かな。
 だいぶきついと思う。



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韓国、大統領罷免決定で6月の大統領選挙モードに移行……与党の出遅れは致命的か、イ・ジェミョン大統領誕生のカウントダウン開始へ

大統領選で政権交代:56.9%···国力·民主支持率は軒並み下落(ニュース1・朝鮮語)
次期大統領選挙で「政権を交替しなければならない」という世論が56.9%で、6週間にわたり誤差範囲外で「政権延長論」を上回った。 国民の力と共に民主党の政党支持率は共に下落した。 (中略)

「政権党の政権延長」は0.8%p下落した37%だった。 (中略)

政党支持率は両党ともに下落した。 共に民主党は先週対比2.5%p下落した44.8%、国民の力は0.4%p下がった35.7%と集計された。 2週間連続で誤差範囲外で共に民主党が優勢だった。 (中略)

補正予算(補正予算)を巡る対立や国民年金構造改革関連の議論で、進展が見られずにいることも、支持率下落の原因として挙げられた。
(引用ここまで)




 さて、イ・ジェミョンの公職選挙法違反に対する高裁判決。
 そしてユン・ソンニョル大統領に対する弾劾審判。
 どちらも結果が出て一段落。

 韓国は大統領選挙モードになりつつあります。
 投開票日は6月第1週ではないかとされています。
 共に民主党からの候補はほぼイ・ジェミョンで一本化されてリードを広げている状況。
 一応、党内予備選もやるとは思いますが、しゃんしゃん予備選で終わりでしょう。

 一方でいまだに迷走しているのが国民の力。
 抜きん出た候補はいませんし、「弾劾が終わるまではユン大統領のまま」って建前で事前に 「次期選挙に立候補する」と宣言した候補もいません。
 明らかに出遅れています。



 先月26日にイ・ジェミョンに対して無罪判決が出た時点で「次期大統領はイ・ジェミョン。当選確率は現時点で85%」って話をしましたね。
 弾劾が成立した現在では90%オーバーまできています。
 よほどのことがないかぎり、次期大統領はイ・ジェミョンで決定したといっても過言ではない。

 ……まあ、イ・ジェミョンはその「よほどのこと」を起こしかねない人材ではあるのですけども。
 それでも、ほぼ決まり。
 というか、国民の力側の出遅れは致命的です。建前にこだわらずに「我こそは次期候補!」ってやっていればよかったんですけどね。そんな胆力もなしにこの情勢をひっくり返すことはできません。

 唯一の希望は弾劾が決まったにもかかわらず、「与野党共に支持率を減らした」状況。
 共に民主党は47.3%→44.8%。
 国民の力は36.1%→35.7%。
 下落幅は共に民主党のほうがかなり大きい。

 国家予算から予備費を削ったことが、共に民主党の支持率に影響していますね。
 山火事で情勢が変わるか……難しいかな。

 note.comで書いているイ・ジェミョンのまとめ記事もごらんくださいな。
 楽韓Web的にはイ・ジェミョン政権に向けて準備を整えつつある、ってところです。



 あとこちら新作。イ・ジェミョンがついてきたウソを羅列しています。



 まあ……もうね。
 今週末には東アジア情勢にどんな影響を与えるかについての記事を書く予定ですが。
 もう、暗澹たる気分になりつつありますわ。



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イ・ジェミョン「光の革命で大韓民国は民主主義を復活させた」……そのクソダサフレーズ、最後まで使い続けるんだ?

李在明「光の革命」でこの地の民主主義劇的復活···国民に尊敬と感謝」(KBS・朝鮮語)
共に民主党のイ・ジェミョン代表は憲法裁判所が尹錫悦大統領を全員一致で罷免決定したことに対して「ろうそく革命に続く光の革命で、韓国国民はこの地の民主主義を劇的に復活させた」と明らかにしました。

イ・ジェミョン代表は今日(4日)午前、宣告直後に国会本庁党代表室で緊急立場発表のための記者会見を行い「戒厳軍の銃刀に倒れていった済州4・3、光州5・18英霊たちが、銃刀とタンクの前に対抗した国民たちが、不当な命令を拒否した将兵たちの勇気が今日この偉大な光の革命を導いた」としてこのように話しました。

イ代表は「大韓民国民主共和政を守って下さった国民の皆様に心より尊敬と感謝の言葉を申し上げる」と付け加えました。

イ代表は「現職大統領が再度弾劾されたのは、二度とあってはならない大韓民国憲政史の悲劇だ」としたうえで、「私自身を含む政界すべてが深く省察し、責任を痛感しなければならないことだ、これ以上憲政破壊の悲劇が繰り返されないよう、政治が国民と国家の希望となるよう最善を尽くす」と述べました。

さらに、「世界の歴史上、非武装の国民の力で平和裏に非道な権力を制圧した例は大韓民国が唯一だ」としたうえで、「世界は韓国の大韓民国を再評価し、K-民主主義の力を羨望することになるだろう」と述べました。

そして、「我々が力を合わせれば、国際社会の信頼を迅速に回復し、むしろ危機を機会にすることができる」と強調しました。
(引用ここまで・太字引用者)




 さて、ユン大統領の罷免を受けてイ・ジェミョンがさっそく動きはじめました。
 国民向けの談話を発表。
 これまでユン弾劾の先頭に立ってきたわけですから、その資格はあるんじゃないですかね。
 ただまあ、自分関連の裁判をすっぽかしているのはどうかと思いますが。

「証人・李在明」4回目の不出廷に検察「原則通り勾引手続きを」 大庄洞事件裁判(朝鮮日報)

 こうした裁判三昧の日々もあと60日で5年間停止するわけです。
 イ・ジェミョンにとっては我が世の春ですね。



 で、どうやら今回の選挙フレーズは「光の革命」で決定のようです。

 ひ か り の か く め い
 ひw かw りw のw かw くw めw いw

 まあ、単芝生やされてもしかたないというか。
 パク・クネ弾劾の際のろうそく革命は誰ともなしに言い出したのですよ。それぞれがろうそくを持ってデモ集会場に駆けつけたのも実際でしょう。
 左派がデモや集会を主導したのは間違いありませんが、国民的な支持があったのもまた間違いありません。

 そうした支持の弱さ、さらにはイ・ジェミョン本人への指示の弱さを覆い隠すために、こうしたフレーズを用いているのでしょうね。
 意図的に。
 だっさ。

 サムネイル画像はWikimediaから引用・改変してます。変なのできた(笑)。

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光の戦士
Nippon Columbia Co., Ltd./NIPPONOPHONE
2022-02-23

韓国憲法裁判所、ユン大統領への弾劾を認容。ユン大統領は失職決定。60日以内の大統領選挙、イ・ジェミョン大統領就任確率は90%!

憲裁、裁判官全員一致でユン・ソクヨル大統領罷免(聯合ニュース・朝鮮語)
憲法裁判所が4日、尹錫悦(大統領)を罷免した。

ムン・ヒョンベ憲法裁所長権限代行はこの日午前11時22分頃「尹錫悦大統領を罷免する」という弾劾審判宣告注文を読んだ。罷免の効力は直ちに発生し、これを基点にユン大統領は職位を失った。
(引用ここまで)




 憲法裁判所は弾劾を認容し、ユン・ソンニョル大統領の失職が決定しました。
 憲法裁判官全員一致、8:0での認容。
 これで60日以内に大統領選挙が行われ、投開票の翌日に新たな大統領が決まります。
 それまではハン・ドクス首相が大統領代行として執務を行います。

 判決内容を見てみると、ユン大統領の主張をほぼすべて否定しています。

 ユン「戒厳令発令は大統領の職務としてのものなので違憲ではない」
 憲法裁「違憲であり、戒厳法に違反している」

 ユン「野党が国政を麻痺させていたからやむなく戒厳令を発令した」
 憲法裁「その判断自体は尊重するが、一方的な責任とはいえない」

 ユン「国会の解除議決があり、即座に解除したので影響はない」
 憲法裁「解除議決は国民のおかげ。戒厳令発令の重大性に影響しない」

 ほとんどの言い分を否定しています。  


 この宣告内容でなんでここまで宣告を引っ張ったのかって疑問はありますが。
 全員一致で認容にするためにすりあわせていたってことなんでしょうかね。

 ともあれ、これでイ・ジェミョンの大統領就任確率は90%にまで上昇したといえるでしょう。
 与党・国民の力にこれといった候補はいません。
 一方で共に民主党にもイ・ジェミョン以外の候補がいるかといったら……いませんね。

 イ・ジェミョンアレルギーがあるとはいえ、イ・ジェミョンを外したら国民の力からの候補に負けそうですし。
 まあ、よほどのことがないかぎりイ・ジェミョン大統領が60日以内に誕生します。
 速報からやってきましたが、とりあえずこれにて追記終了。

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「イ・ジェミョン無罪」で野党への支持率爆上げ、このまま大統領選挙に突入すれば「イ・ジェミョン大統領誕生」か……しかし、弾劾が成立するかは怪しい雰囲気に

リアルメーター「政権交替57.1%・政権延長37.8%‥民主47.3%・国民の力36.1%」(MBC・朝鮮語)
尹錫悦大統領弾劾審判の判決が当初の予想より遅れている中、早期大統領選挙が行われる場合、「政権交代論」が「政権延長論」を誤差範囲外でリードするという世論調査の結果が出ました。

リアルメーターがエネルギー経済新聞の依頼で今月26日から28日まで全国18歳以上の有権者1千510人に次期大統領選挙の政権勢力選好度を調査したところ、「野党による政権交代」の意見が先週の調査より3.2%p上がった57.1%、「政権与党の政権延長」は2.6%p下落した37.8%となりました。

「政権交代論」と「政権延長論」の格差は先週13.5%pでしたが、今回の調査では19.3%pとさらに格差が広がりました。

政党支持率は共に民主党が直前調査より3.7%p上がった47.3%、国民の力は3.9%p下がった36.1%と調査されました。

与野党の次期大統領選候補の選好度は、共に民主党のイ・ジェミョン代表49.5%、雇用労働部のキム・ムンス長官16.8%、ホン・ジュンピョ大邱市長7.1%、国民の力のハン・ドンフン前代表6.7%、オ・セフンソウル市長4.8%などの順でした。
(引用ここまで)


 イ・ジェミョンへの高裁判決が「無罪」であったことで、共に民主党、およびイ・ジェミョン本人への支持率が爆上がりしています。
 野党第1党である共に民主党の党支持率は47.3%、与党・国民の力の支持率は36.1%。
 11.2%Pの差となり、明白に誤差範囲外の差がついています。

 「大臣全員弾劾する!」とか言い出したのも、まったく勝算がないところから出てきたキテレツな放言ってわけでもないのですね。
 「イ・ジェミョン無罪の勢いがあるいまなら、あるていどの弾劾も認めてもらえる(支持率下落につながらない)」との目論見があるのでしょう。
 あと「全員弾劾する!」っていっておいて、実際にやるのがハン・ドクス首相の再弾劾だったら「意外とまともなんじゃない?」ってなる錯覚を起こすでしょうしね。


 イ・ジェミョン本人への支持率も上がっています。

早期大統領選挙両者対決時……イ・ジェミョン54% vs キム・ムンス29%、ホン・ジュンピョ24%(マネートゥデイ・朝鮮語)

 これまで「今日、大統領選挙だったら誰に投票するか?」との質問に対して、どうしても40%台を超えることのなかった「イ・ジェミョンに投票する」が54%とはじめて過半数を超えました。
 選挙戦に突入すればこのあたりがベースになるでしょうから、与党・国民の力側の候補はかなり苦戦を強いられることでしょう。

 現状では共に民主党支持者の一部にどうしようもなくある「イ・ジェミョンアレルギー」は最小化され、大統領選挙でのイ・ジェミョン勝利が見えてきています。
 ただまあ、それも「憲法裁判所によるユン大統領の弾劾認容が出れば」って前提でしかない。
 ここまで宣告が長引いているってことは、5対3で棄却の可能性もあると見るべきでしょうしね。

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韓国野党議員「我々の要求を受け入れなければ大臣を全員弾劾する!」と表明……大臣全員弾劾、かぁ

「国務委員全員弾劾? 政府は麻痺し、民乱が起きるだろう」(マエイル新聞・朝鮮語)
アナ「共に民主党の初当選議員らが、マ・ウンヒョク憲法裁判官候補者を今月30日までに任命しなければ、どうすると言っていましたか?」

チェ・ギョンチョルマエイル新聞編集委員(以下、チェ・ギョンチョル)「国務委員全員を弾劾すると言いました。ハン・ドクス権限代行はすでに一度弾劾を受け、憲法裁判所で棄却されて戻ってきましたが、再弾劾をはじめとして今現在残っている国務委員全員を弾劾すると試みているようです。 それだけ今、憲法裁判所の裁判官たちの最後の決定が迫っていますが、その決定が民主党の気に入らないものとなっているようです。本当に民主党の足元に火がついて、感情的に対応していると思います。 民主党がこのようなことを行うならば、民主党が解体されるべきところにまで行くと理解しなければならないでしょう」

チェ「国務委員全員をもし弾劾したら、民乱が起こるのではないでしょうか?(中略)行政府が麻痺するのに。行政安全部長官もいなくて災難収拾もまともにできない状況で皆が弾劾訴追になれば憲法裁判所からおそらく麻痺するでしょう。 国が無能力状態に陥るのです」 (中略)

チェ「結局、憲法裁判官たちを圧迫しているのです。 今回、弾劾を認容しなければ私たちが何をするかも知れないぞ、と脅迫するのです。脅迫はやめるべきです。民主国家で憲法裁判官たちを脅迫するのが常識といえますか? 私はこうした行動をすること自体が、政権政党になろうとする考えがないのだと思います。
(引用ここまで)


 野党・共に民主党の初当選議員らが「30日までに我々の要求する憲法裁判官候補を任命しろ。さもなくば国務委員(大臣に相当)すべてを弾劾する」と言い出しました。
 国務委員、すなわち大臣がいなくなることで大統領拒否権が使えなくなるのです。

韓国野党、ここまで29回の弾劾案を提出……今後は閣僚への無限弾劾で大統領代行の拒否権自体を無効化する可能性も。これが「成熟した民主主義社会」ってヤツですか?(楽韓Web過去エントリ)

 こんなのは最後の最後の手段、ほぼ自爆と同じです。
 国民の支持が得られるかどうかでいえば……かなり厳しい。
 でも、それを口にするレベルにまで共に民主党は追いこまれている、といえるでしょう。

 そこまでしてマ・ウンヒョクという人物を憲法裁にねじこみたいのは、この人物が充分に共に民主党側に偏向している人物だから。


 かつて存在した従北政党の民主労働党党員による国会不法占拠について公訴棄却をしたほどに左派。
 あともちろん、ウリ法研究会出身。

共に民主党が推薦する憲法裁判官候補に政治的偏向で物議醸した馬恩赫氏(朝鮮日報)

 確実にユン大統領の弾劾審判について、認容(弾劾賛成)となる人物なのですが。
 これまでの慣行であった「与野党が協議して認めた人物を推薦する」に当てはまっていないのですね。
 共に民主党側がごりごりにごり押ししてるだけ。

 逆にいうと「マ・ウンヒョクを入れなければ弾劾認容が6人に届かないかも」と考えられているのでしょう。
 だからこそ焦っていると。
 実際にハン・ドクス首相の弾劾審判では8人いる憲法裁判官中、棄却が5、却下が2、認容が1でした。
 ちなみにこの認容した裁判官もウリ法研究会所属。

 それにしても「大臣全員弾劾するぞ!」はすげえなぁ……。

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韓国元大統領府高官「イ・ジェミョンが嘘をつき続けているような党にいたくない」と離党……左派にも少なくない「イ・ジェミョンアレルギー」があって支持率が上がらないんですよ

「李在明の罪悪・ウソに月1000ウォンも払いたくない」 文政権時代の行政官キム・ソン氏、共に民主党を離党(朝鮮日報)
文在寅(ムン・ジェイン)政権でフェイスブック・ライブ配信の進行などを担当したキム・ソン元青瓦台(大統領府)デジタル疎通センター室行政官が、最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の発言などを理由に離党した。 (中略)

 李在明代表は今月5日、動画共有サイト「ユーチューブ」のチャンネル「メブル・ショー」に出演し、第21代国会で自身の逮捕同意案が可決されたことについて、「検察が捜査過程でやったことや、当時の党内の動きなどを合わせてみると、党内の一部と(検察が)すべて組んでやったことだった」と語っていた。

 これに対して、キム・ソン元行政官は「未練のようなものはなかったが、『もしかしたら、本当にもしかしたら後で必要になるかもしれない』と思って党籍を維持していた」「『離党理由をちゃんと書け』と言われたため、『李在明の罪悪とウソに、(1カ)月に1000ウォン(約100円)でも出したくないから』と書いた」と述べた。
(引用ここまで)


 次期大統領としてイ・ジェミョンが就任する確率は70%ていどと何度か述べています。
 戒厳令発令直後であれば90%以上だったのですが、韓国国民の中でもユン・ソンニョル大統領に同情的な空気が生まれつつあります。
 政党支持率で与野党が拮抗しており、そしてユン大統領の弾劾賛成が圧倒的な数字にならないことからもその空気が見てとれると思います。

政党支持率民主40%国力36%…ユン弾核賛成58%反対36%(東亞日報・朝鮮語)

 年明け以降、弾劾賛成は60%を超えるか超えないかくらいの数字に終始しています。
 パク・クネへの弾劾審判の際はおおよそ70%を超え続けていました。
 保守派からも一定数以上の「もう国政を任せ続けることはできない」って声が上がっていたのですね。

 ですが、今回は保守派からは「戒厳令発令にも一理ある」といった声が少なからず上がっているのです。
 この「一理ある」部分についてはnote.comで書いたのでそちらもご覧ください。



 憲法裁判所が「国民の声を無視できない」と判断するかどうかで棄却もあり得る情勢なのですね。


 その一方でイ・ジェミョンへの支持率も上がりきらない。

イ・ジェミョン36%···与党候補支持率一桁「韓国ギャラップ」(MBN・朝鮮語)

 韓国ギャラップの世論調査ではだいたい35%前後をふらふらしています。
 保守派は一致して「イ・ジェミョンだけはダメだ」ってなっていますし、左派からも「イ・ジェミョンはちょっと……」って声が少なくない。

 冒頭記事のムン・ジェイン政権下で大統領府高官だった人物が「イ・ジェミョンが牛耳るこんな党にはもういたくない」として離党したのですが、これはそこまで極端な例ではないのです。

 ただ、現状として共に民主党から出てくる候補がいるのかと考えてみると、ムン・ジェイン政権下で国務総理をしていたイ・ナギョンくらいしかいない。
 一応、キム・ギョンス(いわゆるドルイドキング事件で実刑→特赦で被選挙権復活)とかもいますけどね。
 誰も彼もイ・ジェミョン以上に小物感漂っているので……。

 といったわけでイ・ジェミョンの大統領就任確率は70%くらいからぴくりと動いていない。「昼から降水確率70%」だったら「まあ、折り畳み持っていくか」ってていどですよね。
 そのくらいの情勢である、ということです。

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