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カテゴリ:イラン戦争の記事一覧

日本向けタンカーがホルムズ海峡を通過(2隻目)→韓国人「日本を見て反省しろ、イ・ジェミョン!」「韓国人に手を出したら身を滅ぼすって話はどこ行った!」「おいおい、外交天才どこ行った?」

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(86)
日本の船舶、ホルムズ海峡を通過··· 高市「直接イラン大統領に要請」(朝鮮日報・朝鮮語)
日本の高市早苗首相が14日、X(旧Twitter)に「ペルシア湾に滞在していた日本関連船舶1隻が14日、ホルムズ海峡を無事通過してペルシア湾の外に待避し、現在日本に向かって航海している。該当船舶には日本人乗務員4人が搭乗している」と明らかにした。

日本のメディアによると、この船は日本の製油会社ENEOSのタンカーだという。

4月29日、日本の製油企業である出光興産のタンカーがイラン政府の許可を受けて海峡を通過したのに続き、日本政府が関与して海峡を通過した2番目の事例と見られる。

高市首相は「4月29日の日本関連船舶1隻の通過に続き、今回の通過が実現したことは日本人保護という観点からも再び肯定的な動きと受け止めている」とし「政府としては今回の船舶通過においても私が直接ペゼシュキアン大統領に要請してきており、また茂木外務大臣を中心に現地大使館を含め多様な調整を進めてきた」と明らかにした。
(引用ここまで)




 昨日、新たに日本関連のタンカーがホルムズ海峡を抜けることに成功。
 VLCCなので200万バレルの原油を満載して日本に向かっています。
 原油そのものもありがたいですし、VLCCがひとつ自由になるのもありがたい。
 あくまでも「自由航行の保証を求めてきた結果」として通過できるのはよいことです。

 そういえば最初の出光丸がペルシャ湾を抜けたあと、スリランカに一時向かっていたのを見て「目的地は日本じゃない!!!!!」って大喜びしていた人たちいましたが。
 あれが「本当のアレ」です。
 アレ判断基準として使えるので、Xのポスト等をチェックしてもよいかと思います。

 さて、これで日本関連の船舶が通過したのは5隻目。
 日本向けの船舶としては2隻目。
 じわじわと実績を積み上げてますね。まだまだだいぶ取り残されてはいますが。



 かつ、いずれもイランに「通過料」などは支払っていないとされています。
 その前日にインドの木造貨物船が撃沈された(乗務員は無事)ことに比べるとだいぶ優遇されている感が出ています。

インド商船がオマーン沖で沈没 ドローン攻撃か、乗員無事(日経新聞)

 そして、4日に貨物船が攻撃されている韓国とも大きく異なっている。

 韓国ではこのニュースを受けて「日本向けタンカーがホルムズ海峡を抜けている。しかも2隻目! 我々の政府はなにをしているんだ!」って話題になってます。
 韓国向けのタンカーはこれまで1隻もホルムズ海峡を抜けられていません。
 冒頭記事のコメント数はこれを書いている時点で276。
 けっこうな大事件扱いですね。

「イ・ジェミョン大統領はなにをしているんだ」
「我が国の『外交天才』は、部屋の隅で呂布ごっこをしながら生理用品の広告をするので、とてもとても忙しいんですよ」
「毛先ひとつ触れても身を滅ぼすって言っていただろう。なぜだ? カンボジアは甘く見て、イランは怖いのか? ジェミョン!」
「日本を見て反省しろ。日本は外交力で2度目の通過。ウィ・ソンラクを退任させて、イランに強力な対応をすべきだ。情けないヤツら」

 珍しくコメント紹介とかしてみました。
 まあ、全面糾弾。
 韓国ではプチパニックが起きてゴミ袋が市場から消えるなんて状況。

韓国でゴミ袋の買い占めが拡大 中東情勢で「不足する」と不安煽る偽情報(時事通信)

 一部では購入制限とかもあるようですね。
 じわじわと日常生活を脅かしているってところですか。



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イランに貨物船を攻撃された韓国、「ドローン攻撃かミサイルか分からない」「民兵かもしれない」「主体は分からない」とあっちこっちに言い分が散らかってしまう……「攻撃したらどうなるか」のテストパターンに使われている……?

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(57)
タグ: イラン戦争 HMM
ドローン攻撃と断定しない韓国大統領府「ミサイルだった可能性も排除しない」 貨物船爆発火災(朝鮮日報)
 青瓦台(韓国大統領府)の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は13日、韓国籍貨物船「HMMナム」を攻撃した武器に関し「ドローンと断定する根拠は確保できていない」「ミサイルなど様々な可能性がある」との考えを示した。

 一部専門家は貨物船を攻撃した正体不明飛行体について、イラン製自爆ドローン「シャヘド136」などと推定しているが、その根拠は依然として皆無だという意味だ。現在韓国政府は攻撃主体や機種など追加調査を行っているが、現時点でドローン攻撃可能性は低いと考えているようだ。 (中略)

 UAE外務省は11日(現地時間)、ナムへの攻撃に関し「ドローンによるテロ」と断定し非難したが、これについて魏聖洛室長は「私もUAE発表を読んだが、UAEやあるいは別国を意識して攻撃方法を特定しないのではない」「現時点でドローンと特定しない特別理由は皆無だが、ただこれまでの調査結果を検討し追加判断を行うべきだろう」との考えも示した。
(引用ここまで)




 HMM(旧現代商船)所属の貨物船ナム号への攻撃について、韓国政府の対応がぶれぶれだって話をしましょうかね。
 冒頭記事では、韓国の外交を牽引する立場である大統領室国家安保室長ウィ・ソンラクが「どこの攻撃かも分からないし、どのような攻撃手段だったかも断定できない」って述べています。
 ミサイルだったかもしれないし、ドローンなのかもしれない。
 攻撃主体はイランだったかもしれないし、そうでないかもしれない。

 さて、その一方で匿名の外交部高官は「イラン以外の可能性は高くない」と述べていまして。

韓国船舶攻撃 「イラン以外の可能性は高くない」=外交高官(聯合ニュース)

 まあ、そりゃね。ホルムズ海峡近くで攻撃されたのであれば普通に考えればイランでしょ。
 でも、外交部長官(外相に相当)はあくまでも「攻撃主体は不明」って話をしています。



韓国外交部長官「ナム号の攻撃主体、特定するのは難しい…イラン内の民兵隊の可能性も」(中央日報)

 イラン政府が関わっているかどうか分からない。
 民兵だった可能性もある。
 だからイラン政府に物申せない、のですって。

 ちなみにイランの国営放送は「韓国の貨物船が規程違反を犯したので武力行使した」って宣言してます。
 攻撃のあった翌々日にはすでにこう。

イランメディア「韓国船の規定違反を理由に武力行使」…被弾の可能性(中央日報)

 イラン政府は「やってない」って言っているんですけども。

イラン、韓国船攻撃を否定 ホルムズ海峡の爆発巡り声明(時事通信)

 ……要するにイラン政府が統制できない組織がイラン国内にいて、それが韓国の貨物船を攻撃した。
 そのことは国営放送も「やってやった!」って報じるレベル。
 さあ、韓国政府はどうしますかってバトンを渡されている、と。

 韓国が能動的に動かないとどうにもならないところに追いこまれていますね。
 以前にもちらっと書きましたが、韓国は「無視するには大きい、本格的に役立てようとするには小さい」国なのです。
 そこでこうしたテストパターン的な扱いを受けているのではないか、とも思われますが。
 単にイラン革命防衛隊が暴発しただけのような気もしますね。

 あ、そうそう。今度はENEOSのタンカーがホルムズ海峡を通過したそうです。
 縁は作っておくものだなぁ……。



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韓国メディア「イ・ジェミョンは『韓国人に危害を加えれば破滅する』と宣言したではないか。イランに攻撃された貨物船にどう対応するのだ!」とイ・ジェミョン大統領の煮え切らない態度に言及……ま、イ・ジェミョンのやりかたなんていつもこんなんでしょ

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(69)
イラン相手に試される「韓国人に手を出したら破滅招く」宣言【5月12日付社説】 貨物船爆発火災(朝鮮日報)
韓国政府は、ホルムズ海峡で発生した韓国籍貨物船ナム号爆発・火災の原因について、「正体不明の飛行物体による外部攻撃」とし、「民間船舶に対する攻撃は容認できない。強く糾弾する」と発表した。その上で「調査結果に基づき、必要な対応措置を講じる」とした。しかし、最も重要な攻撃主体については、依然として不明だとしている。1分間隔で同一地点が2回攻撃されたということは、狙いを定めた攻撃であることを意味する。

 ナム号が被弾した直後、米国のトランプ大統領は「イランが韓国の貨物船を攻撃した」と述べたが、韓国政府は「被弾したのかどうかは明らかではない」とした。大統領主宰の安全保障会議も開かれなかった。米国が即座に把握した事実を、韓国は6日後にようやく確認した。人的被害もないと言われていたが、船員1人が負傷していたことが分かった。

 現在、ホルムズ海峡でイラン以外の国の船舶を攻撃する勢力はイラン以外にはない。イラン国営放送もこれを認めた。韓国政府がこのような対応を取っているのは、イランとの関係を意識しているためと見られる。政府は被撃事実を発表した当日、イラン大使を呼び出した際、招致(呼び出し)ではなく「説明を求めるため」と説明した。イランの犯行と確定することを極力避けようとしている様子だ。 (中略)

今回の攻撃は韓国の船会社が所有し、韓国人船員が乗船した船舶が、外国によって故意に攻撃されたものだ。韓国に対する攻撃だとも言える。決して看過できない。特に李在明(イ・ジェミョン)大統領は、カンボジアで振り込め詐欺(ボイスフィッシング)組織が摘発された際「大韓民国の国民に危害を加えれば、国内であれ国外であれ、破滅を招く」と宣言した。国民保護を明言した大統領の対外宣言は守られなければならない。

 ところが、韓国国民の生命と財産が直接脅かされ、打撃を受ける事態が発生したにもかかわらず、政府の対応は生ぬるい。与党・共に民主党は、事件の解明のために野党が要求した国会緊急現案質疑も拒否した。内部事情は分からないが、大統領の「破滅」宣言は力を失いつつあるようだ。
(引用ここまで)




 そうそう、イ・ジェミョン大統領はカンボジア−タイ国境の詐欺組織に対して「韓国人に危害を加えれば破滅する」って大々的に宣言したのですよ。
 X(旧Twitter)でもそんな雄々しい発言をしていました。
 勢い余ってカンボジアのクメール語でも発言して、カンボジア政府から「あれはどういった主旨での発言か」って駐カンボジア大使が詰められると弱々しくツイ消ししたっていうね。



 政府の対策会議でも「韓国人に手を出せば身を滅ぼすと知らしめよ」って言い出していましたね。
 実際に「救出」してみたら大半の韓国人は「被害者」ではなくて、「加害者」であったってオチだったのですが。



 韓国国内の不況が厳しすぎて『年俸5億ウォン!』って広告に乗っかった韓国人もいたようですけどね。
 韓国警察とカンボジア警察の合同作戦の結果、ひとり救出して26人(どちらも韓国人)が逮捕とかでしたから。



 ま、それはともかく。
 韓国人がイ・ジェミョンを支持する理由としてこうした「有言実行」って部分が少なくないんですよ。
 言ったらやる。ずばっとものを言う。
 不動産対策なんかでも「もはや不動産投資は通用しない」って幾度も幾度も語っていますね。
 効果が出るかどうかはまた別ですが。

 そうした中、イランからと思われる攻撃に対してはだいぶ及び腰。
 当初は「攻撃されたかどうかは分からない」「爆発と火災があった」って述べただけ。
 さらに怪我人もいたのに、発表しなかった体たらく。

 調査団を派遣して「攻撃された」って発表しても「主体は不明」って及び腰。
 「韓国人に危害を加えれば破滅する」って宣言はどこに行ったのかって話ですね。
 HMM(旧現代商船)所属の貨物船を攻撃され、かつ乗組員に怪我人も出たのなら「韓国人に危害が加えられた」って見るべきなんじゃないんですかねー。
 ま、イ・ジェミョンの言うことなんてこんなもんだといわれればその通りなのですが。



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ホルムズ海峡で起きた韓国貨物船の爆発、「正体不明の飛行体2機による攻撃」と韓国政府が調査結果を発表……これでなんの対応もしないとかありますかね?

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(68)
ホルムズ海峡での韓国貨物船爆発は「正体不明の飛行体2機が1分間隔で船尾を攻撃」…韓国政府が発表、損傷部位を公開(朝鮮日報)
韓国政府の合同調査団は10日、ホルムズ海峡で発生した韓国の貨物船「HMMナム」の火災原因について「正体不明の飛行体による攻撃」と発表した。ただし攻撃の主体は特定できていないという。

 韓国外交部(省に相当)は同日の緊急ブリーフィングで「5月4日午後3時30分ごろ、正体不明の飛行体2機が約1分間隔でHMMナムの船尾左側の平衡水タンク外板を攻撃した」と明らかにした。

 韓国政府合同調査団は海洋安全審判院の調査官3人や消防庁の鑑識専門家4人などで構成され、5月8日からドバイ港に停泊中のナムの調査を開始した。

 調査結果によると、船体左側の船尾外板が縦5メートル、横7メートルにわたり破壊されたことが分かった。説明によると船体内部の隔壁は内側に曲がり、外板は外側に突き出た状態だったという。

 韓国政府は監視カメラ映像で飛行体を確認したが「発射の主体と正確な機種、物理的サイズの確認には制約がある」としている。現場で回収したエンジンの残骸などは今後引き続き分析を行う予定だ。
(引用ここまで)




 韓国のHMM(旧現代商船)所属の貨物船がホルムズ海峡周辺海域で攻撃された件。
 ナム(船名)は寄港して、韓国政府から派遣された調査団が被害状況を調べたのですが。
 「飛行体によって攻撃された」と確認されたとのこと。

 韓国政府は「爆発、火災が起きた」としてだいぶ消極的、慎重な話をしていたのですね。
 「攻撃されたとはかぎらない」「調査をしてから報告する」ってのは……まあ、対応としては正しいとは思いますが。
 現在のホルムズ海峡で唐突に貨物船が爆発するわけもないですしね。

 とりあえず船は自力航行不可でタグボートに牽引されて入港したとのこと。
 怪我人がいなかったのは幸いでした。



 映像はなくて画像だけなんですが、このニュース映像のサムネイルだけでもなんとなーく見えてくるものはありますよね。



 縦5メートル、横7メートルに渡って損傷。
 もう一発食らっていて、そちらは50センチの穴と船内での火災の様子が分かります(1分〜1分30秒くらい)。
 ……シャヘドじゃね?
 シャヘド136っぽいけどなー。
 ちなみにイラン政府は「我々は攻撃していない」って述べているのですが。

イラン、ホルムズ海峡での韓国船攻撃を否定(AFP)

 イラン政府(イラン国軍)とイラン革命防衛隊は別組織ですからねー。
 「我々は許そう。だがIRGCはどうかな?」ってフツーにやっちゃうので。
 さすがにこれで「なんの対応もしない」こたないと思うのですが。
 さて、どんな対応をしますかね。
 「飛行体を解析したがなにかは分からなかった」で終わらせるなら、それはそれで面白いとは思うのですが。



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ホルムズ海峡に封じ込められていた韓国の貨物船、ドローンによる攻撃で自力航行不能……トランプからの「攻撃を受けた韓国も参戦すべきだ」との呼びかけに「慎重に考慮する」とするものの……

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(76)
「被弾の可能性」韓国貨物船の火災鎮火…「自力航行不能の状態」(中央日報)
中東戦争により封鎖されたホルムズ海峡付近で、被弾したとみられるHMM運航の中小型バルク貨物船の火災は鎮火したが、機関系統に致命的な損傷を受けており、自力航行が不可能な状態とみられている。

5日、HMM関係者は「前日(午後8時40分ごろ)、爆発とともに発生した火災は、日付が変わった後にようやく鎮火した。二酸化炭素(CO2)を放出して消火作業を行った」とし、「人的被害はなく、火災の原因はまだ明らかになっていない」と明らかにした。船社側は監視カメラ(CCTV)で火災の鎮火を確認しており、この日(日本時間5日)午後ごろ、船舶の機関室に入り、調査作業を行う方針だ。

現在、当該船舶に破孔(穴が開くこと)や浸水被害はないものの、機関系統の致命的な損傷により、自力航行は事実上不可能な状態とみられる。ある海運業界関係者は「二酸化炭素を放出して船舶の火災を鎮圧したというのは、かなり大規模な火災が発生したことを意味する」とし、「被害は小さくないとみられ、機関室火災でCO2を放出した点からみても、事実上自力航行は不可能とみられる」と述べた。

HMM側はタグボートを動員し、被害を受けた船舶を近隣のドバイ港へ曳航する計画だ。曳航作業には数日程度かかる見通しだ。

海洋水産部などによると、前日、ホルムズ海域内側のウンム・アル・カイワイン港の港界外水域に停泊していたHMM運航の中小型バルク貨物船「NAMU号」(パナマ船籍)の機関室左舷で、爆発音に続いて火災が発生した。政府側は「韓国船舶が被弾したかどうかについて、領事局で現在確認中だ」とし、「停泊中に被弾したものとみられる」と明らかにした。一部では、今回の被害がドローン攻撃によるものではないかとの見方も出ている。
(引用ここまで)




 パナマ船籍でHMM(旧現代商船)所属のバルク貨物船がイランから攻撃を受けたとのこと。
 ホルムズ海峡以西に閉じ込められていた韓国関連船舶26隻の1隻だそうです。
 当初は「火災が出た」くらいの話だったので「銃撃かなぁ」って思ったのですが。

 どうも爆発もあったとのことでドローン(シャヘド?)による攻撃だったのではないかとされています。
 ミサイルで攻撃されてたら撃沈されていたでしょうしね。
 イラン戦争開戦以来、第三国の貨物船が攻撃されたのはタイのタンカーになるのかな。

 バルク貨物船ってことなので、積み荷は肥料かアルミあたりではないかと思われます。
 まあ、タンカーを攻撃するとえらいことになるのでバルク船あたりが狙われたってことになるのでしょう。
 自力航行は不可能でタグボートで曳航されているそうです。



 ただ、ちょっと韓国人の表情が変わったかな、といった印象があります。
 「え、攻撃されるの? だったら話は別だよね」みたいな感じで。
 ちょっと世論も沸き立っています。

韓国与党幹部「プロジェクト・フリーダムへの参加を検討」…韓国貨物船の被害で風向きに変化(中央日報)

 大統領府も「トランプ大統領の参戦要請を慎重に考慮する」との表明はしています。
 今回のイラン戦争事態からこっちの韓国政府はだいぶ及び腰であり、批判の的になっているのは間違いないところ。
 それをかわすために、なんらかの行動を取る可能性はあると思われます。
 さすがに参戦まではいかないにしても、アメリカへの協力体制を見せるようになるかもしれませんね。

 しかし、イランはすべてを敵に回す勢いだな。
 この期に及んでフジャイラ港攻撃とかなに考えてんだか……。



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韓国メディア「日本はロシアから原油を入手した。韓国にはできないのか?」……まあ、2億7000万バレルを屏風から出さないことには、ねえ

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(52)
日本はロシア産原油を輸入しているのに、なぜ我々はできないのか?(デジタルタイムズ・朝鮮語)
日本がロシア産原油を再び輸入し、エネルギー調達構造の多角化の動きを続けている。 ただ、同じロシア産原油をめぐって韓国の場合は制裁体系と調達構造の違いによって接近方式が変わっているという点も共に注目される。

2日、共同通信などによると、日本の石油精製企業会社・太陽石油はロシア極東のサハリン-2プロジェクトを通じて生産された原油をスポット契約方式で確保しており、該当原油は先月下旬、タンカーに載せられサハリンを出発した。 この原油は早ければ3日夜、愛媛県の精油施設に到着する見通しだ。

サハリン-2プロジェクトはロシア国営エネルギー企業のガスプロムが主導する事業で、LNGと原油を共に生産している。 日本企業の三菱商事と三井物産も持分を保有しており、日本はこのプロジェクトを通じて制限的範囲でエネルギー取引を維持してきた。

今回の取引はホルムズ海峡封鎖以後、グローバルエネルギー需給不安が続く中で、日本がサプライチェーン安定性のために調達先を多角化する流れの延長線と解釈される。 (中略)

また、日本はサハリン-2のように既存持分参加構造を土台に一部物量を安定的に確保できる経路を保有している反面、韓国は同じ水準の直接投資·持分構造がなく同じ方式の調達が相対的に難しいという点も差に挙げられる。
(引用ここまで)




 スポット契約(随意契約)で太陽石油がサハリン2からの原油を調達。
 まあ……サハリン2には日本企業の参画分もあるので理解されやすい、というか。
 アメリカが制裁云々言ってきたら「おまえらの起こした戦争でこっちは被害受けてんだ」って話になりますわな。
 対ウクライナで信義にもとるのでは、って声も当然あるでしょうけども。
 ロシアの戦費になるってことですからね。

 こっちとしてもどうしようもないもんな……。
 現実問題、原油が足りてない。
 そっちの事情は重々理解している。理解しているが、なんともできんのだ。
 スポットで継続しての購買ではないってところで勘弁してもらえぬもんか。
 で、そんな葛藤を知ってか知らずか、サハリンブレンドの受け入れを韓国メディアがけっこう大々的に報道。



 「日本政府は各所への調達に奔走している。実際にアメリカ産原油もロシア産原油も届いている。ホルムズ海峡を通過したタンカーもいる」「では、韓国政府はなにをしているのか」って文脈ですね。
 ここ最近、やたらと語られているアレ。
 もし、イ・ミョンバクの資源外交が残っていたら、もうちょっとなんとかなったのかもしれませんが……。



 日本では一部の人々が「韓国政府はうまくやっているのに!」だの「中東に特使を派遣しているのに!!」「韓国はもう2億7000万バレルを確保したぞ!!!」ってやってますが。
 韓国人的には「じゃあ、その2億7000万バレルを屏風から出してください」ってなっているっぽいですね。
 冒頭記事には30コメント、こちらの国民日報の記事には155のコメントがついています。

中東の原油が絶たれて焦った日本···ホルムズ封鎖後初のロシア産輸入(国民日報・朝鮮語)

 NAVERニュースで100を越えるコメントつくのってなかなかの大事件です。
 「韓国のほうが至急に原油が必要なのに、我々の政府はなぜ座ったままなんだ」
 「日本はまず行動を起こす。韓国は口ばかり」
 「日本はうまくやっている。韓国はガルフ(ペルシア湾)に26隻閉じ込められたまま」
 ……等々。

 俗に「隣の芝生は青い」といいますが。韓国の実情を知っている立場としては、うん……まあ。
 日本政府、よくやっていると思いますよ。



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韓国メディア「日本関連船舶は4隻もホルムズ海峡を脱出している。韓国関連船舶は26隻が閉じ込められたままだ。なぜこんな違いが起きている!」と韓国政府に激昂……そりゃ外交力が違うからなのでは?

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(98)
タグ: イラン戦争
ホルムズ外交の違いは? 高位級を総動員した日本、イランから特別扱いの背景は……(JTBC・朝鮮語)
2023年1月にUAEを国賓訪問した尹錫悦元大統領夫妻。 国軍派兵部隊であるアーク部隊の将兵たちと会った席で、イランに対する敵対発言をします。

[尹錫悦元大統領/2023年1月15日]「兄弟国(UAE)の安保は、すなわち我々の安保です。UAEの敵は、最も脅威的な国はイランで、韓国の敵は北朝鮮です」

イランと北韓が軍事的に協力しているとして行った発言ですが、波紋は大きかったです。
イラン政府は中東情勢を知らない不適切な言辞だとして反発声明を発表し、両国関係が冷え込む分水嶺となりました。
今回の中東戦争でも、韓国関連船舶は26隻がホルムズ海峡を抜け出せず、足止めされています。 (中略)

一方、日本は先月28日、日本の精油会社である出光山の原油運搬船「出光丸」を最後に 4 月に入ってだけで、日本関連の船 4隻がホルムズ海峡を通過しました。 以前の3隻には関与しなかったとしていた日本政府は、今回は外交的成果であることを明示しました。
日本の外交的成果は伝統的なイランとの友好関係に支えられているが、確実な疎通ルートの存在、そしてイランの政治的打算による利害関係が複合的に作用したものと分析されます。
(引用ここまで)




 出光丸のホルムズ海峡脱出を受けて、韓国メディアからさかんに「日本は上手くやってる論」が出ています。
 もう出まくっていますね。

 テレビ討論会とかでも「日本はもう関連船舶4台がホルムズ海峡から出ている。韓国は開戦から26台が閉じこめられたまま。なんの成果も出てないじゃないか!」ってバチボコに韓国政府を責める言論が続いています。
 あ、台は乗り物すべての助数詞です。かつては隻とか機、輛なんかも使っていたのですが、単純化してすべてが台になってます。
 楽韓Webでは翻訳時に気がついたら直すくらいのことはしています。

 さて、なんでこんなクレームが出てくるのかって話なのですが。
 韓国人にとっては「日本と韓国の外交力は同等。なんなら韓国のほうが上。それもはるかに上」って自認があるのですよ。
 いや、現実はどうであれ自認なので。



 いや、そうでなかったら「日本はうまくやっているのにこの体たらくはなにごとか」みたいな論調にはならないでしょ。
 少なくとも同等、もしくはそれ以上であるって認識がないとこんな言葉は出てこない。
 なんでか、ですか?
 そうですねー。

 「日本は先の世界大戦で悪辣さを露呈した。韓国はその最大の犠牲者になった。これで日本を韓国よりも好きな国が存在するだろうか。そんなわけはない」

 ってところですか。
 実際はどうであれ、彼らの認識ではこんな世界観になっているのですよ。
 だから日本海と表記せず、東海と表記する国が数多く出るべきだし。
 孫基禎の国籍は韓国だと表記されるべきだし。
 慰安婦像は各国の公共施設に展示されて当然、って世界観なのですね。

 そうでない状況に出くわすと「日本のロビー活動のせいだ!」ってなるんですよ。
 ムン・ジェイン大統領(当時)がヨーロッパ歴訪で「朝鮮半島の非核化のためにまず北朝鮮への制裁を解除してほしい」って話をして、各国の首脳から叩かれ、バカにされたって事例があったのですけども。



 これが日本のロビー活動のせいだったそうですよ。ムン・ジェインの外交メンターがそのように発言してました。
 いや、ホントに。



 今回も「日本にできて韓国にできない理由はなんだ!」(外交力に差がないはずだから、そんなことはあり得ない)ってなっているわけです。
 現実と戦わないとね……。



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「韓国政府は備蓄放出をしていない!」は本当か? 実際には「購入できたらその分の放出は先にする」との施策を行っていた……ただの帳尻合わせなのでは?

カテゴリ:イラン戦争 コメント:(26)
タグ: イラン戦争
原油需給難の長期化に「7月危機説」···政府「備蓄油の放出など対処」(ハンギョレ・朝鮮語)
米国とイランの終戦交渉が終盤まで突破口を見出せず、原油需給不安にともなう「7月危機説」が広がっている。 世界最大の原油輸送路であるホルムズ海峡の封鎖が予想より長くなる岐路に立たされたためだ。 政府と石油精製業界は、中東以外の地域から代替調達先を模索しつつ、有事の際には備蓄油の活用カードを検討している。

7月危機説は主要産油国であるクウェートが供給「不可抗力」を電撃宣言してから浮上し始めた。 ホルムズ海峡の封鎖でタンカーの運航ができなくなると、クウェートが契約物量の供給が不可能だと公式宣言したのだが、クウェートが韓国原油輸入の約8.7%(昨年基準5位)を占める核心調達先だったため、国内需給に支障をきたす恐れが大きくなったのだ。 しかも米国とイランの終戦交渉が期待とは異なり長期膠着局面に陥るものと予想され、需給不安定が当分続くだろうという悲観的展望が力を得ている様子だ。

石油精製業界関係者は「今月、原油『供給絶壁』に直面した精油会社が代替供給先を探し、政府との備蓄油スワップなどを通じて5・6月までは安定的な物量を確保したが、封鎖が長期化すれば7月からは再び供給先確保競争が繰り広げられる可能性もある」として「物量確保競争が繰り広げられ、7月物価格が大きく跳ね上がる可能性もある」と見通した。
(引用ここまで)




 昨日、韓国政府のやっている「備蓄原油スワップ」について書いたところ、意外なくらいに反響があったのでもうちょっと深掘りしてみましょう。
 韓国政府は石油精製企業に対して「契約できた分を申請すればその分の原油を前倒しで備蓄放出する」との施策を行っています。
 船積みまで行われたものに対してしか申請できないのがポイントと言えるでしょうか。
 これが備蓄原油スワップ。

 3月の終わりあたりからアナウンスはされていたんですよね。

韓国政府、製油所に対して備蓄原油2000万バレルを「先に貸出・後で返却」へ(中央日報)

 この記事では「200万バレルを放出した」との話でした。
 実際、帳簿上の備蓄原油は減っていないので「韓国政府は安易に備蓄放出はしていない」っていえるかもしれませんが。

 以下の記事によると企業から申請された原油スワップ申し込みは3200万バレル。
 実際に放出したのは838万バレル。これから追加で800万バレルの放出があるとされています。

「中東原油、韓国に保管」国際共同備蓄拡大を推進(イーデイリー・朝鮮語)

 即座に放出するのではなく、まだ半分しか決定していないあたりも「実際の備蓄はだいぶ薄いのではないか」と感じられる部分ですね。



 韓国も代替原油は多くがアメリカ産。
 メキシコ湾から積み出しが行われるので、喜望峰経由で韓国まで50日ほどかかるわけです。
 そのタイムラグを減らそうとしているものですね。
 なんとかして備蓄放出を最低減にしたいって気分が見えています。

 そもそも200日分の備蓄があるとしていますが、ジェット燃料、灯油などの輸出量を考慮すると70日分しかないともされています。

AI需要が韓国景気をけん引も、今後は中東情勢緊迫化の影響に懸念(第一ライフ資産運用経済研究所)

 原油を輸入して、ナフサ、灯油等の精製製品を輸出しているのですね。
 日本も韓国からジェット燃料、灯油などを購入しています。オーストラリアも原油を輸出して韓国に精製を依頼していますね。



 なので、輸出分を考慮しないと本当の備蓄日数は出てこないのです。
 逆に韓国政府としては「本当の備蓄日数が分かっている」からこそ、こうして「原油備蓄スワップ」なんて奇策に出るしかないわけです。



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