李在明氏が大統領となれば、日韓関係は文在寅大統領の時代以上に悪化する可能性が高い。
李在明氏は、外交・安全保障面に関して「強力な自主国防力を基盤に国益中心のバランスの良い外交を通じて平和共存と共同繁栄に新たな道を切り開く」という。しかし米中対立の中で中国に寄り添っていく可能性が高い。
李在明氏は「大韓民国は親日勢力と米占領軍が作った国」と述べた。李在明氏は米占領軍やそれに連なる在韓米軍にいかなる感情を持っているのだろうか。これまで北朝鮮の脅威から韓国を守ってきたのは韓国軍とともに在韓米軍であることを受け入れないのだろうか。 (中略)
米国は自らを防衛する意思のないアフガニスタンから兵力を撤退させた。韓国が北朝鮮の脅威を直視せず、北朝鮮との交流を進めるならば、第二のアフガニスタンとはならないと誰が言いきれるだろう。それは在韓米軍の縮小・撤退という形で表れる可能性がある。
(引用ここまで)
久しぶりに元駐韓大使の武藤正敏氏の記事をピックアップ。
次期大統領候補としてかなり有力になってきてしまったイ・ジェミョンについての記事。
「イ・ジェミョンが大統領になったらとんでもないことになるぞ!」という話をしてますね。
武藤氏はその著書等でも「ムン・ジェイン政権が終われば日韓関係は正常化できる」という方向性で語ってきたのですが。
韓国のドゥテルテことイ・ジェミョン京畿道知事が当選した場合、日韓関係・日米関係は破滅といってもいいレベルの状況を迎えることを危惧しています。
……まあなぁ。
なにせ「日本の独島挑発は大陸への進出準備のためだ」とかいうレベルの認識ですからね。
いくら陣営に外交ブレーンが入ったとしても、外交部のジャパンスクールはほぼ駆逐済みですし。
共に民主党では日本ルートを持っているといえるイ・ナギョン元総理は大統領予備選の対立候補として叩く相手。
さらに対米認識にいたっては「米軍は解放軍ではなく占領軍としてやってきた」という話をしてしまうレベル。
この「米軍は占領軍だった」という認識は、韓国左派において共通した思想なのですが、まともな政治家なら表立ってはそのような発言はしません。
それをこうしてご開陳できてしまうという外交的配慮のなさがイ・ジェミョンの本性なのです。
楽韓Webではムン・ジェインのことを時たま「愛嬌のないノ・ムヒョン」と評してきましたが。
イ・ジェミョンは「悪意しかないノ・ムヒョン」と言ったところ。
ノ・ムヒョンのなにも考えていない外交で米韓関係はかつてないほどに悪化し、ムン・ジェインでそれに輪をかけるほどになりました。
最後にイ・ジェミョンが出てきてすべてを更地にすると。
大ボス感はあるかもしれませんね。
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