韓国とポーランドの大規模防衛産業契約が締結された時期、米国政府とNATOは韓国に対ウクライナ軍事援助を要請した。 米国をはじめとするNATO加盟国は大部分6·25戦争当時、韓国に多くの兵力と物資、資金を支援した国連軍の一員だった。 そのような助けで生存した韓国が今やNATOと「味方」であることをウクライナ武器支援で確認してほしいという要請だった。 しかし、韓国はこれを拒否した。 ユン・ソンニョル大統領(当時)は就任演説で自由民主主義を強調し、在任中にNATO首脳会議に出席して連帯と協力を話した。 しかし、ユン前大統領は米国とNATOの要請にこれといった助けを与えなかった。 米国の強力な要請によって弾薬を有償販売し、ウクライナに1億ドル(約1350億ウォン)規模の借款を提供しただけだった。 ロシアとの関係が悪化する恐れがあるという理由からだった。
韓国は2023年、ノルウェーの戦車事業から脱落した時、友好国から遠ざかっていることを悟らなければならなかった。 当時、ノルウェー軍は客観的な性能と納期、費用のすべての面でK2戦車がレオパルト2A7戦車より優位にあると評価し、政府に購買を要請した。 それにもかかわらず、ノルウェー政府はドイツ製の戦車を選択した。 NATO同盟との協力を重視した判断とみられる。 ノルウェーの立場では、ドイツは有事の際、戦場で共に血を流して戦う準備ができている「血盟」だが、韓国はロシアの顔色をうかがいながら武器だけを売ろうとする「他人」だからだ。
西側自由陣営が韓国を「他人」と見るのではないかと憂慮される事例が他にもある。 6月のNATO首脳会議で、32ヵ国が大規模な国防費の増額と再武装を宣言したにもかかわらず、韓国の防衛産業を訪れる人が少ないのが尋常ではない。当初、受注が有力視されていたポーランド潜水艦事業「オルカ」プログラムで韓国は3位内に入らず事実上予選脱落手順を踏んでいる。 カナダ哨戒潜水艦事業でもドイツ、ノルウェーの受注が有力な状況だ。 韓国製の戦車·装甲車·戦闘機の導入に関心を示していたルーマニア、スロバキアなどは最近、欧州製の武器を調べているという。
韓国は米国のアジア・太平洋戦略でも疎外される雰囲気だ。 最近、ドナルド·トランプ政権は日本の三菱電機に最新の艦対空ミサイル免許生産権を発行した。 これに伴い、日本は米国が開発した最新·最高性能の艦対空ミサイルESSMブロック(Block)IIモデルを生産することになった。 製造業の復興を叫んだトランプ政権の政策基調によると、このミサイルも米国工場で生産し、日本に納品するのが自然だ。 にもかかわらず、米国はあえて日本に生産を任せた。 (中略)
事実、ミサイル生産能力と価格競争力だけを見れば、韓国企業が日本よりはるかに優れている。 日本の防衛産業界は長い間、閉鎖的な武器調達システムを維持してきた。日本製兵器の大半が価格だけが高く、性能は非常に悪い理由だ。それでも最近米国はもちろん、大多数の西側先進国が韓国より日本との防衛産業協力を好む。米国だけでなくフランス・英国・イタリア合資企業MBDAは新型長距離空対空ミサイル開発で日本と協力している。 英国、イタリアの場合、第6世代戦闘機の開発で日本と手を組んだ。 新冷戦が可視化されたことにより、お金と時間がさらにかかっても「信頼できる味方」と取引する時代になったのだ。 (中略)
韓国のこの10年間の行動は、日本とは正反対だった。 米国が中国牽制に真っ最中の状況で、韓国は在韓米軍の韓半島外での役割遂行を強く拒否した。 米国が西太平洋地域の同盟国を集めて軍事訓練を実施した時も、韓国は訓練に参加しなかった。 自由民主主義陣営と全体主義陣営の新冷戦は、ウクライナ、中東で代理戦争を経て、戦線が明確になった。 大半の国家は、すでに彼我識別を終え、どちらの側に立つか方針を決めた。 同盟と友邦が「危険が迫っている」という警告を発しているが、韓国は依然として中国、ロシア、北朝鮮、イランとの関係改善と協力を語り、足並みをそろえている。 (中略)
韓国は中国の心臓部である北京から1000キロ離れた要衝地だ。 過去の日本·西ドイツとは比較にならない利益を米国に与えることができる立場だ。 韓国が自ら地政学的利点を放棄した間、日本は1世紀前のように地域覇権国の地位に近づいた。 韓国が米国主導の対中戦線への参加を躊躇している間、日本だけが漁夫の利を得たわけだ。
(引用ここまで・太字引用者)
いや、おまえらが日本の防衛装備のなにを知ってるんだよ(笑)。
大して共同訓練もしたってわけでもないのに。
いいじゃん、山ほどポーランドにK-2戦車売ったんでしょ?
あとニッチなところを攻めたK-9もヒットしたんだし。
だからといって、どこからも「こっち側」とは思われていないんでしょうけどね。
ただの武器商人ってだけで。
まあ、それは韓国が望んでそうしたってだけの話ですよね。
何度もこの画像をこすっていますが、この状況を好んで演出しているのは韓国自身なのですから。

ムン・ジェイン政権時代には「ロシアへの独自制裁はしない!」って断言していたことすらありましたね。
まあ、アメリカから「じゃあ二次制裁対象国にするわ」って言われて「キャインキャイン!」ってなってましたけども。
で、そこから何年か経ちますが、現在の国家元首は「中国に謝々、台湾にも謝々」って言っちゃってる外交政策ゼロの男なワケで。
その間、日本は経済ではCPTPPをじわりじわりと拡大していって、安保関連ではクアッドを主導し、AUKUSにはピラー2で協力、イギリス、オーストラリアとは準同盟といっていい関係にまでなっている。
さらにいえばフィリピン、ベトナムとも関係を強めていますよね。
フィリピンに護衛艦を輸出へ、中国への抑止力強化に初の事例…中古の「あぶくま型」全6隻(読売新聞)
フィリピンでは「日本の駆逐艦がフィリピンにやってくる!」って報道になっていたりしますが。
「ち、ちがう、これはただの護衛艦じゃ……グギギ」とでも言っておけばよいかな(笑)。
あとオーストラリアへのフリゲート艦輸出の話もあるか。韓国が早々に消えたヤツね。
そんな中、韓国がやっていることは「武器はいらんかえー」って各国に武器を売りまくっているだけの存在ですから。
「ただの武器商人」と「こっち側の国」のどっちを信頼するんだって話になったら……そりゃねえ。
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